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妄想 2005/09/14
表参道をぷらぷらと。

ネムネムとふたりで『吉原御免状』を観てきた。『SHIROH』以来の新感線ということになる。
ただ、キャストの大半が客演陣で占められていた『SHIROH』は、つまらなかったわけではないが、いつもの新感線のノリで楽しめるものだったわけでもなく、そういう意味では、市川染五郎版『髑髏城の七人』以来といってもいいかもしれない。
今回も、主演は堤真一、松雪泰子といった外部の役者だが、ぼく的に一番の見所は、新感線の主力メンバーがひさびさに同じ板の上に乗るということだ。

古田新太、高田聖子、橋本じゅん、粟根まこと。

この4人が最後に勢揃いしたのはいつだったか、もしかすると03年の『レッツゴー!忍法帖』だったかもしれない。
さらに、逆木圭一郎や右近健一、河野まさと、村木よし子に山本カナコといったお馴染みのメンツまでが勢揃いしていた舞台となると、もっと前までさかのぼらなければならないと思う。劇団員たちの出入がどうなっているのかよく判らないが、今回の芝居には、新感線のほぼ全員が出演しているのではなかろうか。
ある意味キレ芸人のこぐれ修はいないみたいだが、ともあれ、これは楽しみである。

――と、そう思って観にいったのだが。
内容はともかく、キャスティング的には、少し肩透かしを食らった感じだった。
敵役の古田新太こそさすがの存在感を発揮していたが、ぼくの好きな高田聖子は後半のアタマくらいにちょろりと出番があっただけ、橋本じゅんには大汗かくような立ち回りもナシ、粟根まことはいつもの中間管理職的ヤラレ役といったあつかい。
それ以外のメンバーに関しても、正直、端役といっていい役どころに振られていた。

それは、客演陣の豪華さを思えば仕方のないことなのかもしれない。あのメンツを差し置いて前に出ていいのは、新感線では古田新太だけだ。
加えて、今回の芝居が原作モノなので、いつものような当て書きによるキャラを――橋本じゅん=筋肉バカとか、粟根まこと=陰険インテリ眼鏡とか、右近健一=フレディとか、そういう強烈なキャラを――登場させられなかった、という理由もあるだろう。今回はボーカルつきの曲もいっさいなかったし。

そのあたりに一抹の物足りなさを感じつつ、劇場をあとにする。
せっかく青山まで来たわけだから、本当はセンプレデザイン(というデザイン家具とかのお店)に行きたかったのだが、軽くお茶だけ飲んで家に帰った。

帰宅すると、自宅の玄関の前で、リムリムが膝をかかえてへたり込んでいた。学校から帰ってきたら玄関のカギがかかっていて、いくらドアホンを鳴らしても誰も出てこないため、途方に暮れていたらしい。
そういえば彼女には、ぼくとネムネムがきょう芝居を見にいくことを告げていなかったっけ。
この前カギを持たずに外出したのはリムリムの責任だが、今回はぼくたちが伝えておかなかったせいだ。すまんすまん。

その代わりといっては何だが、きょうはリムリムの好きなお寿司でも食べよう。