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『Mi:2』日記20 2005/11/11
前回の話はこちら。以下、続き。

2005年6月。
E3帰りのF氏から、ひさびさにメールがあった。
「そろそろタイトルを決めたいので、嬉野さんも案を出してください」
内容的にはこんなカンジだった。

そう! 今まで『Mi:2』、『Mi:2』と連呼してきた『KOF MAXIMUM IMPACT』の続編には、実はまだこの時点では、正式なタイトルがつけられていなかったのだ!
とはいえ、ぼくとしては『Mi:2』というタイトルで出すのが一番いいと思っていた。今回の続編は、たとえば『龍虎2』から『龍虎外伝』とか、『風雲黙示録』から『風雲STB』とかいう、システムの根幹からがらりと大きく変えているようなものではない。
なので、『KOF MAXIMUM IMPACT 2』をメインタイトルとして、そこに小さくサブタイを入れるのがいいように思われた。『'98』の時の、「Dream Match Never Ends」みたいな。そう思っていくつか候補を挙げたが、これはさすがに営業部のほうもかかわってくる問題だろうから、ぼくの好みみたいなものは押しつけるつもりは最初からなかった。
2005年11月現在、すでにみなさんもご存じのように、正式なタイトルは『KOF MAXIMUM IMPACT 供戮箸覆辰討い襦ロゴも特徴的だ。

と、そこにまたF氏からメール。
これまた別件で、こふ絡みの仕事を手伝って欲しいというのである。
この夏、日経BPからこふの10周年を記念したムックが出ることになった(正確には11周年で、発売されたのも9月だったが)。いわゆる「読本」シリーズで、その付録にCDドラマをつけるという。
ただ、CDの製作サイドから上がってきたドラマのプロットが、SNK的に納得がいかないものだったらしく、それを何とかしてもらえないだろうかという依頼だった。どうやら各キャラの捉え方が少しズレているようだ。

シナリオを引き受けるに当たって、ポイントはふたつ。
・収録までの時間がない。
・第1稿の段階でキャスティングはほぼかたまっている(つまり、声優さんたちのスケジュールの都合上、大幅な変更、追加はキツい)。
このふたつの条件に折り合いをつけつつ、「これでどうだろうか?」と思われる完成版のシナリオを、プロット提出をスッ飛ばしていきなり送りつけてみた。
そのできばえがどういうものであったかは、こちらを買ってCDを聞いていただくしかない。

シナリオ提出後のF氏からの返信には、『Mi:2』に登場するキャラたちの2ndモデルのデザイン画が添付されていた。
うふふふふ。
これがモデリングされて実際に動くのかと思うと、つい笑ってしまう。
面白い。カッコいい。
『Mi』を見れば判るように、このシリーズの2ndモデルは、そのキャラの固定観念に捕らわれないブッ飛んだデザインばかりが揃っている。基本的には前作のデザインを踏襲しているが、2Dで作ろうとしたら新キャラとして書き起こすしかないというくらい、見た目が大きく変わっているキャラもいる。
『Mi:2』でも、その方向性は変わらない。
アテナの2ndは、TGSの時にしょこたんのコスプレでゲーム画面より先にお披露目されてしまったが、むしろ今回のアテナは1stモデルのほうが遊び心いっぱいかもしれない。

いずれにしろ、これができるのは3Dならではだろう。モデリングをするみなさんも、ミッションモードでこれらのコスチュームを全部出そうとするプレイヤーさんも、みんなたいへんだ。

つづく。