Calendar
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< December 2005 >>
Category
Archives
Web拍手

↑クリックすると↑
web拍手が送れます
ウレユサ日記・忘年会SP2 2005/12/24
豪雪によって日本が東西に分断された夜。

F氏が到着しないまま、スタッフのほうから、とりあえずぼくにだけトークショウの段取りが説明されることになった。
「ドアの外で待機していただいて、お名前をお呼びしますから、F氏、嬉野さんという順でステージに上がってください」
「F氏が間に合わなかったらどうするんです?」
と切り返すこともできず、曖昧にうなずくぼく。
ぼくはこの時初めてトークショウ用の台本を見せてもらったのだが、そこには「ネオフリ」で募集した中からチョイスした質問がいくつか載っていた。
「すいません、次に3D化されるゲームについてって質問があるんですけど」
「それが何か?」
「『Mi:3』はTGS前にプレスリリースで既出になってますけど、『サムスピ』はどうなんですか?」
正直な話、ぼくもウワサでならいろいろと聞いているが、それはホントにウワサの範疇でしかない。『サムライスピリッツ天下一剣客伝』で、必要以上に「2D最終作!」と連呼しているおかげで、すでにファンたちの間では、「2Dは最後でも3Dはあるんでしょ?」という空気がただよっているのではと思われるのだが、そんな質問を社外の人間であるぼくに向けられたところで答えようがない。
3Dの『サムスピ』についてぼくが発言できるのは、
「ぼく、マザーごと『アスラ斬魔伝』の基板買ったら、初代『ポリサム』のROMがオマケでついてきましたよ」
くらいのものだ。
「そこはまあF氏にどうにかしてもらうということで」
「だからF氏が来なかったらどうするんですか?」
と、結局はそういえずにあっさりさっくり打ち合わせ終了。
資料そのものはA4で数枚程度のものだったので、「だったら前もってファックスで送ってくれてもよかっただろ!」と思ったりもしたのだが、そうクレームをつけるべきコスプレ課長ははるか西の彼方の雪の中である。

ああ、ホントに今夜の開発者トークショウはどうなるんだろう? いろいろ考えていたら喉が渇いてきた。
「何か飲むものありませんかね?」
「ゆうても、ここにはユンケルとリポDしかあれへんし」
カルトクイズに備えてロバートからアンディへの切り替えの練習に余念のない小板橋さんの言葉通り、テーブルの上には大量のユンケルとリポDが。これも一応、徹夜を余儀なくされる我々に対するスタッフの気配りというヤツなのだろうか?
もちろんここは映画館なのだから、ロビーに行けば自動販売機くらいいくらでもあるのだが、その手前の通路では『Mi:2』試遊台の設置が急ピッチでおこなわれている。みなさんが忙しげにはたらいているところをゲスト面して、「はー、喉が渇いた渇いた、ちょいと邪魔するぜ」などと横切っていくのは気が引けるではないか。
いっそ小板橋ロバートが、
「もしもーし? あ、カーマン? 喉が渇いたさかい、すぐに午後ティー持ってきたってんか? もちろんヘリでな! は? ナンボ用意したらええか? ナンボておまえ、そないケチ臭いこといわんとキリンビールごと買収したったらええねん。じゃんじゃん持ってきたってや!」
くらいのアドリブを聞かせてくれないかとも思ったが、どうやら小板橋ロバートは、救いを求める少女の声が聞こえるアテナのような超能力の持ち主ではなかったらしく、ぼくの強い思いにも無反応で、ひたすら「ちょ、ちょう、おまっ……!」とか、「ガハァ!」とか、「ざんへいけへん〜!」とかやっている。
まあ、たとえぼくの念が彼に通じたにせよ、目の前にユンケルとリポDしかない現実は変わらない。なので、仕方なくユンケルに手を伸ばし、同時に眠気とだるさを吹っ飛ばす魔法の粉末(合法品)を飲み下してみる。
……風邪のせいで荒れている喉にはキツいな、ユンケル。

そうこうしているうちに、佐藤さん&服巻さん&谷藤さんの出番が来たので、小板橋氏とともに会場の最前列でトークショウを見ることに。
双子さんたちは、こういったトークショウはほとんどやったことがない、みたいなことをおっしゃっていたが、やはり本職だけあって堂々としている。堂々としすぎていて、服巻さんの発言にはこちらがドキドキさせられっぱなしだった。
「自分とソワレが似ているのは女の子好きなところ。女の子に見とれて3度事故ったことがある」とか「アニメの収録では舞ちゃんの胸しか覚えていない」とか「ソワレの大好物はおにいちゃん」とか。
……ある意味ホントにソワレみたいな人である。

だが、あと数時間したら、ぼくもあそこに出なければいけないのである。
『11』のゲーム大会スタートと前後して控え室に戻ってきたぼくは、まるで現実に背を向けるかのように、小板橋氏とともに重量級キャラに対する愛をねっとりと語り合ったりした。
と、そこにようやくF氏が到着!

「あああ……! ぶ、無事だったんですね、Fさん!」
「何とか間に合いました」
「……あれ? コスプレ課長の姿が見えませんが……?」
「ああ、彼はファルコン号で大阪に引き返しました。会場に来られなかった人たちのフォローをしなきゃいけないので」

……天候のせいとはいえ、東京⇔大阪を行ったり来たり大変だね、課長(ホロリ)。

つづく。