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妄想 2006/06/03
6月の収穫。

フィフィフィフィーッシュ!

外出先だったために撮影できなかったが、ほかにもサメやカ、アメンボなどもゲットずみ。今月初登場の獲物でまだ捕まえていないのは、ニジイロクワガタとモルフォチョウ、ヤママユガにタランチュラといったところぐらいか。

それはそうと、リムリムと吉祥寺へ行った。
正確には、外出していたリムリムと吉祥寺のロフトで合流した。
この前買ったばかりのおいしいお茶を知り合いの人に分けてしまったので、肝心の自分が飲む分がなくなってしまい、いつものお茶の店へ行ったのである。
リムリムとの待ち合わせの時間まで、ぼくがうすうすと店内を物色していると、もはや顔馴染みとなった店長さんがやってきて、きょうから店頭に並べたというジャム類を勧めてくる。
このお店では、以前から紅茶によく合うジャムやスパイスなども販売していたのだが、今回取りあつかいを始めたのは、プリザーブという、単純にいえばアルコールの入ったジャムのようなものだ。
いきなりいろいろと種類があるので迷ったが、もうすぐ夏がやってくる記念ということで、まずはワイン入りのストロベリープリザーブに手を伸ばしたのだが、その時ぼくの目に飛び込んできたラベルがあった。

紳士のマーマレードwithウイスキーリキュール」――。

本当にこういう名前のマーマレードが置いてあるのである。
いったい何がどう紳士のマーマレードなのか判らないが、これはもしかすると、寛容な心を持つ英国紳士風味の日本男児たるぼくへの挑戦なのか!?
「紳士の〜」というフレーズに得体の知れないものを感じつつ、『エマ』最終巻発売記念も兼ねて、これもひと瓶買っていくことにする。

その後ぼくと合流したリムリムは、駅ビル内のとある店の前で、
「あ! わたしここのマンゴーのデザートジャム好きなのよね! きのう切らしちゃったから買ってこ買ってこ!」
おお……神よ! ぼくがジャムをいくつも買ってひそかに重い荷物を持っているのも知らず、この小娘はまたこんなことをいい出すではないか!
そもそもリムリムは、マンゴーはあまり好きではないがマンゴーの加工食品は大好きという、よく判らない嗜好の持ち主である。
要するに、人が剥いてやってもマンゴーそのものには手を伸ばさないが、マンゴージュースやマンゴープリン、マンゴースムージーなどは他人を押しのけてでも欲しがるという、少しばかり身勝手な少女なのだ。
そんなリムリムに乞われて、またひと瓶ジャムを持たされるぼく。
ある意味ジャムおじさん

ところがこのリムリム、「家に帰ったらさっそくパンにマンゴージャムを塗って食べる!」と高らかに宣言していたくせに、実際に帰宅してから食べたのは、ぼくが自分のために買ったはずの焼きたてのシナモンレーズンパンだった。
この小娘! 貴様にもきちんと貴様が食いたいといっていたパンを買ってやっただろうが!

まったく、ぼくが楽しみにしていたパンがずいぶん減ってしまった。
――と、ぶつぶついいながらぼくが『ぶつ森』片手に紅茶とパンを楽しんでいると、空腹の癒えたリムリムが、ぼくがシュモクザメを釣ったのを見て、

ハンマー!

「あ! わたしそのサメ好き! わたしも釣るよ、釣る! 絶対釣る!」
なんだそれは? ぼく少女とはいえ、仮にもれっきとした女の子がハンマーヘッドシャークが好きとはどういうことだ?
そんなぼくの疑問をよそに、リムリムは、ぼくに消去されたダッシュむらに変わってあらたに興したドーナツむらにて、ハンマーヘッド釣りに挑戦し始めた。

まあ、あの大型のサメ系がそう簡単に釣れれば苦労はない。
案の定、リムリムは何度も何度もスズキばかり釣り上げてしまっているようだ。
サメ系はそもそも魚影からしてほかの魚とは大きく違う」ということを、どうやらこの小娘は知らないらしい。サメ系(&マンボウ)の魚影はあからさまにデカく、何より、ほかの魚にはない大きな背びれが水面から突き出ているので、いかに目の悪いリムリムでもスズキの魚影との区別はつくはずなのだ。
それさえ知っていれば、サメ系以外の魚に対して無駄に釣り糸を垂れるようなこともないのだろうだが、あえてその間違いを指摘してやるほどきょうのぼくは寛容ではない。

くだんのマーマレードは、確かにアルコールが入っているようで、サメ系の手強さを知らない小娘にはまだまだ早すぎる味がした。