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妄想 2007/07/21
健康増進週間。

去年から定期的にかかっている近所のお医者さんから、「ちょっと気になる点があるので、紹介状を書きますから大きな病院に行って観てもらってください」などという不安にならざるをえない宣告を受けたのが7日のこと。
それから2週間後のきょう、どきどきしながらその病院へと行ってきた。そこでちょっとエラそうな先生から叩きつけられたのがこのひと言。

「いくら薬飲んでも痩せなきゃどうにもなりません」

今のところ特に身体のどこそこが痛いとか、寝込まなければならないとか、そういうことはないのだが、ぼくは某内臓がよくないらしい。エビ&イカ&ビールを控えるようにいわれているのもそのためだ。
で、投薬治療による経過を見るために、月イチで血液検査をしていたのだが、そこから出てきた数値を見たいつもの先生が、別の内臓もちょっとね、とか思ったらしく、こちらの大病院へと回されてきたのだが、まさかこんな、紹介状がなければいきなりベラボーな料金を取るような病院で、「痩せろ」などという根本的なことをいまさらいわれるとは思わなかった。
そんなことはいわれんでも判っている! というぼくの思いをよそに、太りすぎがいかに人間の寿命を縮めるかということを力説する小太りの先生
「標準体重を維持していくだけで、人間の寿命は20年は延びるんですよ」
「はあ。それじゃ何か運動すればいいですかね」
「無駄です」
「えっ?」
「運動では内臓脂肪は落ちません。落ちるのは見た目の脂肪だけです。特にあなたの場合、女の人がするような外見的にスリムになるだけのダイエットでは無意味ですな」
「でも、運動しないよりはしたほうがいいんですよね?」
「それはそうですが、運動すればそのぶんおなかが減ります。ふだんから運動をしていて自分をコントロールしている人ならともかく、そうでない人が急に運動で体重を減らそうとしても、運動後の空腹に耐えきれずにあれこれ食べてしまって、逆に体重を増やしてしまうケースが多い」

いっていることはよく判るが、この先生ほど積極的に「あなたは運動をするな」と身体を動かすことを勧めない医者は初めて見た。
たぶんこの先生の目には、ぼくが、運動後に腹が減ったと必要以上にカロリーを摂取してしまう克己心のない人間に見えるのだろう。もしこれがもうちょいスリムな患者だったら、「もう少し運動量を増やしてみましょう」みたいなことをいったに違いない。

「そういうわけですので、運動で落とすことよりも、食事の量を減らして落とすようにしてください」
「量を減らすって、どのくらい減らせばいいんですか?」
「食事の回数自体は1日3食のまま、少しずつ食べる量を減らしてください。間違っても1食抜くような真似はしないように。そうするとかえって太ります」
「はあ」
「それと、寝る前の食事は炭水化物は控えめに。睡眠中は、炭水化物はおもに脂肪分に変換されますから。逆にたんぱく質は睡眠中にも身体を構成する要素として吸収されますので、夕食には肉や魚を食べてください。食事の量を減らし始めると、まず身体がだるくなりますが、そのうち慣れますから」
「なるほど」
「まあ、いきなり減量しろといっても長続きせずに結果リバウンドしてしまうのでは意味がありませんから、とりあえずふた月で2キロ、内臓脂肪を落とすことを目標にしましょう」

どのくらい食べてもいいとか、これくらい減らせとか、ついに具体的な数字は提示されなかった。もしかすると、「これだけしか食べてはいけません」といったとたん、心が折れて最初から減量どころではなくなる患者が多いのかもしれない。

とりあえず、米の消費量を減らせということだと解釈して家路に就いた。