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妄想 2007/12/12
ぐったり。

このところずっと風邪気味で、喉の痛みと鼻のぐずりに悩まされているのだが、きょうは特にそれがひどかった。
それでも、昼すぎまではパソコンに向かって仕事をしていたのだが、やや微熱が出ていることに気づき、おもむろに横になる。日中はネムネムもリムリムもいないので、誰もぼくの面度は見てくれない。
と思っていたら、リムリムが帰ってきた。
もっとも、リムリムの場合、家に帰ってきても家事の手伝いなどを自分から進んでやるような人種ではなく、むしろぼくが締め切り前の修羅場の時でさえ、
「ねー、何か食べるものない? おなか空いたよー」
などと空気も読まずにいってのけるつわものだ。まあ、そんなことができるからといって、そこにしびれもあこがれもしないのだが。

そのリムリム、
布団にくるまって横になっているぼくを見ても、特に気遣うようなセリフひとつ吐くわけでなく、案の定いいやがった。
「あー、おなか空いた。何か食べるものない? あ、今夜はお寿司食べたいな
まったく空気の読めない少女の本領発揮である。
その後も、ぐったりしているぼくを相手に先日のテストのできがいかによかったかを誇らしげに語り、またぞろバスタブの栓をせずに風呂を入れて警告音を鳴り響かせ、あげく、やることがないので布団の中で『ぶつ森』を始めたぼくのところへ駆け寄るなり、
「ねえねえ、スターレベル5になった!?」
ああうるせえ。おかげでシーラカンスのヒット音を聞き逃しちまったじゃねえかバカヤロウ。こちとらとっくに『ぼくシム』なんざ終わらせてんだよ。
「どうしたの、うれうれ? ぶつぶつ呟いてるけど」
「いや……それよりきみも早く寝たまえ。ぼくの風邪がうつるから」
「ほいほ〜い」

いつもならリムリムのほうが簡単に風邪をひくのに、今回にかぎってしぶといのが憎い。