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妄想 2008/02/18
女心。

リムリムは、同じ女であるはずのネムネムにはあまりヒミツを打ち明けない。ヒミツというのは、つまりは、リムリムが誰を好きだとか、誰から告白されたとか、そういうたぐいのことである。
そういうことをネムネムに打ち明けるとからかわれるから、ネムネムにはあまりいいたくないらしい。

一方ネムネムは、リムリムのそういうところが気に入らないようだ。ことに、ぼくにはあれこれ打ち明けるくせに自分には黙っているのが腹立たしいという。
まあ、ぼくがこうしてブログに匿名とはいえあれこれ書いている以上、いかにリムリムがヒミツにしておきたいとしても、すぐにネムネムには伝わってしまうわけだが、それでもネムネムはリムリムのその態度が気に入らないらしい。
「わたしにもいえないヒミツって何よ! ガキのくせにナマイキな!」
気づくとケンカばかりしているようだが、ネムネムはネムネムなりにリムリムのことを心配していて、それがこういう一風変わった愛情表現になっているのだろうか。女心はよく判らん。
ぼくなどは、勇者少女リムリムもお年頃なわけだから、そういうことがあったとしてもおかしくはないだろうと思っているのだが――。

「だいたい、どうしてうれうれには何でも打ち明けるわけ?」
「日頃のおこないの差じゃないかな」
「え? な、何よそれ!」
「っていうか、ごくごく単純に、リムリムはきみよりぼくのほうが好きなんじゃないかな」
「ええっ? ど、どうしてよ!?」
いつもあの子のゴハンの面倒を見ているのはぼくだし、あの子のおしゃべりにつき合っているのもぼくだし、勉強を教えてやったりマンガを貸してやったりしているのもぼくだしね
「えええっ!? そんな即物的な理由!?」
「でなければ、実はリムリムは一男性としてこのぼくのことを愛していて、それゆえにきみとぼくとの関係にあらぬ疑いを持ち、きみに対して激しい嫉妬心をいだいている――というのはどうかな?」
「それはない」