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妄想 2008/03/11
メメタァ!

きのうの続き。
「うれうれー! あたまー!」
「あー、はいはい」
女の子が髪を洗えないというのはさすがに可哀相なので、結局リムリムの洗髪を手伝うことになったぼく。
緑のゴム手袋を右手にだけはめた全裸のリムリムは、「ジーク、ハイル!」とでも叫び出しそうなポーズで右手を上げたまま、椅子にちょこんと座って頭を下げているが、それを手伝うぼくのほうはひどい重労働だ。この姿勢のリムリムの頭をガシガシ洗うには、こっちはずっと中腰でいなければならないのである。
「えひゃひゃひゃひゃ」
人に頭を洗ってくれと頼んでおきながら、くすぐったいなどとぬかして笑い続ける少女。ふとぼくの心にむらむらと殺意が湧き上がってくる。
「ちょえやぁ〜ッ!」
「え!? ぎゃあ!」
ぼくは唐突にリムリムの両腕を引っ掴んでサーフボードストレッチに捕らえて前のめりに押し潰すと、その背中にすばやく馬乗りになり、大きなモーションから渾身の頭突きを少女の延髄へと叩き込んだ。これぞ陸奥圓明流、四門のひとつ、“玄武”!
あとにはただ、ぐったりとして血を流す少女の骸が残るのみ――。

――などということは当然なく、小娘にいわれるままに髪を二度洗いさせられたぼくは、中途半端な立ち姿から来る腰の痛みに顔をしかめつつ、ふたたび地上25階の探索に戻ったのであった。

「リムリムや」
「ん?」
風呂から上がってきたリムリムが、またぞろ着替えもしないで珍妙なモンキーダンスを踊っているのを目撃したぼくは、眉間のシワを押さえて淡々といった。
「……何度もいうが、どうしてきみは風呂上りに家の中を裸でうろつくのかね? 娘に嫌われる父親の典型的なパターンだぞ、それは? おまけにそんなわけの判らんダンスまで……」
「いやー、風呂上りに裸で踊ると気持ちがいいっていうからさ」
「誰が?」
「ウチの学校の○○先生」
「……それはひょっとして、保健室の女の先生ではなかったかね?」
「うん」
「そういえば、きみのクラスには『らき☆すた』のコスプレして踊り狂う女の子もいると聞いたが」
「うん」

大丈夫か、この子の学校!?