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妄想 2008/05/27
DS版でいいだろ。

「わたしさー、PSP欲しいんだよねー」
「きみにはまったく縁のないマシンだと思うが、何に使うつもりなのかね?」
「『パワプロ』やろうと思って」
リムリムはときどきこういうトチ狂ったことをいう。リアルタイムに交流戦をやっているこの時期、あえて『パワプロ』とPSPを同時購入しようという人間がどれだけいるというのか。ふつう今の時期なら『モンハン』だろうに、なぜ『パワプロ』か。
そもそもこの少女は野球のことなど何も知らないのである。

「だいたい、きみはどこの球団のファンなのかね?」
「え〜? 日ハム〜」
「初耳だな。で、日ハムの誰が好きなのかね?」
「いや、誰ってことはないけど……」
「……きみ、日ハムの選手を知らないんだろう?
「う――」
いまどきの女の子ならダルビッシュくらい知っていてもよさそうなものだが、おそらくリムリムは、ダルビッシュというピッチャーのことは知っていても、彼がどこのチームの所属なのかを知らない。同じように、イチローや松坂の名前は知っていても、彼らがどこへ移籍したか(それ以前にメジャーに行ったことすら)、リムリムは知らないのである。
「い、いいのよ! わたしはチームとしての日ハムが好きなの!」
「ほう」
「特にあのマークが」
といいながらリムリムが宙に描いたのは、明らかにアルファベットの「M」だった
何だ、それは? 「にちはむ」の「む」か
「……きみ、日ハムとロッテの区別がついてないだろ?」
「えっ!? そ、そんなことあるわけないじゃん!」
「じゃあ日ハムの今の本拠地はどこかね? ロッテの本拠地は?」
「う、うううう……!」
ことほど左様にリムリムは野球にうとい。
にもかかわらず、いきなりPSPで『パワプロ』がやりたいなどといい出したのは、ぼくが想像するに、リムリムの好きな男子が『パワプロ』をやっていて、いっしょに遊びたいとでも思ったのに違いない。

あくまで想像だが、たぶんそんな理由。