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妄想 2008/11/29
うーん。

リムリムは幼稚園時代からヤマハ音楽教室でピアノを習ってきた。
家ではロクに練習しているところを見たことがないので、本人の「わたしピアノうまいよ」という自己申告が客観的に正しいのかどうかは判らない。
がしかし、これだけ長く続けてきたというのは、そこそこにはピアノが好きだったからだろう(そこそこレベルで月謝を払わされ続けるほうは困ったもんだが)。

そのピアノ教室を、リムリムが、きょう辞めてきた。
理由はいろいろとあるが、一番大きいのは、やはり受験勉強のせいでピアノの練習やレッスンの時間を確保するのが難しくなったことだ。
というか、彼女が塾に通い始めてからずっと、ぼくはリムリムに、ピアノは辞めたほうがいいんじゃないかといってきた。塾がかなりスパルタで、正直、ピアノなんぞにかまけている暇がないのは端で見ていてよく判っていたからである。
だが、これまで長く続けてきたものを、そう簡単に辞めたくないということで、リムリムはなかなか首を縦に振らなかった。ピアノ教室には、学校や塾とはまた別のともだちネットワークがあり、先生があり、そうした人々と縁が切れるということも、リムリムの決断が遅れた大きな一因なのだろう。

ただ、リムリムは週に2コマ、ふつうのレッスン+個人レッスン的なものを受けていて、それだけで土曜の午後がほとんど潰れてしまうのに、平日の放課後がほぼ毎日塾通いという現状で練習する時間など確保できるわけがない。実際、ここひと月以上、彼女はレッスン自体に行っていなかった。
そういう自分の状況をかえりみて、リムリムもようやく決断したのだろう。

「まあ、受験が終わればまた通えるしな。一時休学と思えばいいじゃないか」
「わたし、受験終わってもピアノ科はやらないかもよ」
「え?」
わたし、ホントは歌が歌いたかったんだ
「は?」
「だからね、受験が終わったら歌のレッスンに通うよ! ピアノもやるかもしれないけど」

……ホントはピアノより歌がやりたかった?
きみ……それを聞いたら、きみとの別れを惜しんで泣いてた同じクラスの子たちも愕然とするだろうぜ。