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妄想 2015/09/21
『水滸伝』の話。

本来の『水滸伝』というのは、舞台が日本でいう平安後期のあたりの中国で、モラル的な基準が現代日本とはかなり違う。今の中国の人が読んでも「は!? 何この展開!?」となる場面がいくつもあるはずで、ましてや日本人の感性ではどうやっても受け入れられないところが多々出てくる。たとえばよくその例として出される李逵の子殺しとか。
その点、このドラマは、現代人の目で見ても、不条理な展開がなくなり、登場人物の考え方も判りやすく、つまりは感情移入しやすくなっている。ぼく的に一番気になるのは、やはりあれだけの豪傑たちに好かれる理由が原作からはまるで伝わってこない、めぐみの雨こと宋江さま。宋江が原作ばりにダメ人間すぎると、ぼくとしてはちょっと萎えてしまうのだが、今のところはなかなかいい感じ。

と思っていたら、いっしょに観ていたリム坊が、閻婆惜が宋江の妾になってから浮気するまでのくだりに関して、

「何なのこの男? 女心判らなすぎ! これじゃ浮気されても仕方なくない!?」
「奥さんそっちのけで独身時代からの友人関係ばっかり大事にするって、現代の夫婦関係でも絶対に破綻するパターンじゃん!」
「てか、そんなに義兄弟同士で飲むのが好きなら、このヒゲ(=朱仝)と同性婚すればいいのに!」


と、さんざんないいよう。
まあ、男だって、たとえば♂×♂のカップリングをしたがる女性の気持ちはなかなか理解しがたいわけで、リム坊の意見もまあ的はずれではないのかもしれない。