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妄想 2015/11/23
『隋唐演義』の話。

ようやく軍師どのが程咬金を追い出せといい出した。正直、これまで誰もそれをいい出さなかったのが不思議なくらいで、もしぼくが彼らの仲間だったら、叔宝の婚礼の祝いでみんながあつまった時、羅成と単雄信を仲違いさせた時点でいっている。
正直、程咬金という男は、法を軽んじ、つねに身近な人間をだまさずにはいられず、それによって仲間が危険におちいるかもしれないなどとは考えず、とにかく無計画、かつ無責任、無軌道と、反社会性パーソナリティ障害の条件を見事に満たしている。
こんな男を「義兄弟だから」という理由だけでかばい続ける、助けるという、現代人からすると理解不能の行動を取らせてしまうのだから、杯を交わすという儀式は、一長一短というより、短しかない(主人公の叔宝からして、義兄弟関連のイベントをプラスマイナスで数えていった時、明らかにマイナスのほうが多い人生を送っている)。

こんな男が最終的に栄達を遂げ、王伯当や単雄信が非業の最期を遂げるというのは、現代の中国人はどう思っているのだろう? この前までやっていた『水滸伝』とくらべて、あきらかにこっちのほうが人物の描き方がヘタというか……うーん。