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妄想 2005/06/10
どうでもいい話。

今のところに引っ越してきて、だいたい1年半ほどがすぎた。
今のところというのは、杉並区と武蔵野市の境界線に近いところで、道を一本はさんだ向かいに女子大があるような場所だ。
そんなウチの近所に、ペルシャ絨毯をあつかう店がある。
越してきた当初、その店は完全閉店セールをやっていた。
以前住んでいたところを引き払うにあたって、家財道具の多くを処分してきたぼくは、
「ちょうどいいや、手頃なサイズのキリムでもあったら、底値になるのを待って買い叩いてあげようかねえ」
などと紳士にあるまじき酷吏のようなことを考えていたのだが、ついにその機会はなかった。
実際に新生活が始まってしまうと、いろいろと忙しくて、キリムどころではなかったのだ。

ところが、である。
桜が咲いても梅雨が終わっても夏が去っても紅葉が色づいても年があらたまっても――くだんの店がたたまれる気配はなかった。
それかあらぬか、いつが定休日なの? と疑問に感じるくらい、毎日元気よく営業している。いつの間にか「店じまいセール」のステッカーも剥がされているし。
これはいったいどういうことなのか?
最初から店をたたむつもりはなく、「店じまいセール」という魅力的な惹句を武器に、行きずりの客を呼び込もうという商法だったのか?
最初に「店じまいセール」のステッカーを見てから1年以上たったが、真相は不明のまま、その店は相変わらず同じ店構えのままで営業を続けている。
ここはいつになったら閉店するんだろう?

――なんてことを思っていたら、絨毯屋ではなく、その隣のクリーニング屋がいきなり何の前触れもなしに閉店しやがった。
ぼくやネムネムのお気に入りのシャツとかを預かったままで。
ヒドいフェイントだ!

ちなみに、くだんの絨毯屋のショーウィンドウには、ふたたび「店じまいセール」のステッカーが貼られている。

……今度はどういうフェイントだ?