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妄想 2005/07/04
ついこの前、リムリムが誕生日を迎えた。
なので、ケーキくらい食べさせてやるかと、日曜日に吉祥寺へ。
ちなみにネムネムは、「森薫嬢と行くエマバスツアー」とやらに参加するために、『マジレンジャー』が始まる前に出かけてしまった。
なので、ぼくとリムリムだけで出かけることとなった。

「でも、せっかくの誕生日にアンミラってどうなのかな?」
席に着くなりのリムリムの問題発言。
「普通はもっとさ、ワインのおいしいフレンチレストランとか、でなきゃオシャレなイタリアンとかさ、そういうとこに行かない?」
人に奢ってもらっているくせに贅沢なことをいう小娘である。
ワインに詳しくないぼくにそこまで求められたって困るし、そもそも未成年にワインなぞ勧められるはずもない。
「まあ、きみがおとなになったら考えてもいいけどね」
と、ぼくはレアチーズパイにフォークを突き刺して、その話題をそこで打ち切った。

「わたし、ここでだけはバイトしたくないなー」
テーブルで頬杖をつき、リムリムが呟いた。
「あのブラウスとかエプロンドレスとか、わたし的には絶対にありえないっていうか」
「……アンミラに来てそういうこというかね?」
「だって、別にわたしがここに来たかったわけじゃないもん」
よせ、やめろリムリム!
それじゃまるで、ぼくがアンミラの制服見たさにここへ来たみたいに聞こえるじゃないか!
「ねー、うれうれ。どうしてそわそわしてるの?」
「……いや、別に」
「ふーん」
「それはそれとして、どのみちアンミラでのバイトはリムリムには無理だから、ヘンな心配する必要はないと思うよ」
「どうしてよ?」
「リムリムみたいにガリガリな子には、どうやってもここの制服似合わないから」
「いいもん、別にガリガリで。わたし太りたくないし」
そういいながら、リムリムはニューヨークスタイルのベークドチーズケーキを食べている。
太りたくない、というより、リムリムは体質的に太れないのではなかろうか。できればぼくのBMI値を分けてやりたいくらいだ。

で、その日の夜。
ツアーから帰ってきたネムネムに、リムリムがいきなりチーズケーキを作ってくれと所望しやがった。

それじゃあれか、ぼくがご馳走してやったチーズケーキじゃ納得いかなかったってことか?