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『Mi:2』日記04 2005/09/25
前回の話はこちら。以下、続き。

これまでに、ぼくは2度ほどこふの名前を冠したゲームの製作にかかわったことがある。
具体名は書かない。
具体名は書かないが、

よその会社が版権を借りて有名携帯ゲーム機用に作ったこふ

といえば、熱心なファンの人にはだいたい判ってもらえるだろう。
いろいろと物議をかもしたアレである。
その製作過程でぼくが体験したいろいろなできごとが、要するにぼくにとっての忌まわしい悪夢なのである。
アレはアレで、ぼくにとっては非常に貴重な体験ではあったが、かならずしもそのすべてがいい記憶となって残っているわけではない。
アレを作っている時に何があったのか――それについてここで具体的に述べてしまうのは、いやしくも職業欄に文筆業と書いているプロの人間としてはあまりにも危険というか、軽率というか、大人気ないことなので、詳細は伏せておくことにする。
書けばどうやったって悪口になってしまうだろうし、迂闊なことを書いて、当事者からヘンにうったえられてもバカらしい。

ただ、あの2作品について――特に1本目について弁解させてもらえるなら――ぼくの立場は、

やる気マンマンでマウンドに向かったら、実は自分は先発ではなくリリーフで、すでに負けが見えている状況での敗戦処理役としか思えない起用法をされた上に、ベンチからのサイン通りに投げてとりあえず無難に試合を終わらせたあとで、途中経過をいっさい知らない一部のファンたちから、『おまえのせいでこんな大敗をしたんだ!』と理不尽なブーイングを浴びせられる移籍直後のピッチャー

みたいな感じだった。
うまいたとえでなくて申し訳ないが。

そういうことになった原因はといえば、それはやはり、ぼくはあくまで外注のスタッフのひとりにすぎず、ゲーム制作会社からすれば、ぼくが提出したものをどう料理しようが、規定のギャラさえ払えば彼らの自由なのだ、ということに尽きると思う。

だから、ひょっとしたら今回も同じような目に遭うかもしれない――と、ぼくは危惧していた。

つづく。