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ポケモン暴走日記 2007/08/04
まあ、夏だからね。

今、幕張でポケモンパルシティというイベントが開催されている。これまでにもたびたび開催されてきたのと同じような、ファミリー向けの大型イベントである。
今回はこのイベント中に、ミュウ、ルカリオ、マナフィという、昨年&一昨年のポケモン映画のタイトルロールとなった伝説ポケモンの配布が行われるため(厳密にいえば、ルカリオは伝説どころか稀少ポケモンですらないのだが)、当然のようにぼくも出かけた。

「え!? どこ行くの、うれうれ!?」
「ポケモンのイベントだが」
「あ、わたしも行きたい!」
「……確かきみは、きょうは学校に行かなければならない用事があるのではなかったかね?」
「ああっ……!!」
「では行ってくる」
物欲しげな地獄少女を残し、家を出るぼく。

決戦の舞台は幕張メッセ。海浜幕張駅に降り立ち、勇躍歩き出したぼくは、しかし、ロッテリアの前で不穏なメッセージを耳にする。

今からお並びになっても、ご入場できない場合がございます!

ナニ!?
まだ12時をすぎたばかりだというのに、この赤シャツ(スタッフシャツを着たおにいさん)はいったい何をいい出すのか?
ところが、実際にメッセへ行ってみると、そこには想像を絶する光景が広がっていた。

ぎょっ、行列が! 行列がっ!

行列

マップ上の黒丸のあたりから前の人にくっついて、そぞろぞと南下して海浜幕張交差点を右折し、マリンスタジアムの前を通りすぎ、橋の手前でもう一度右折し、ようやくそこで折り返して同じルートを逆にたどり……という長大な行列。
メッセ前交差点から海浜幕張交差点までだいたい300メートルほどあって、ぼくが入場までに移動した距離は大雑把に見て2キロ以上はあった。ぼくよりあとに来た人たちはもっと並ぶことになっただろう。これだけの距離を、ぼくらは2時間以上かけてのろのろと移動したのである。もし風がなかったら、ガキんちょの5人や10人、熱中症で倒れていたとしてもおかしくない。
ちなみに、これだけ並んでメッセに入れたとしても、まだ行列は続く。敷地内をうねうねと歩かされた末に足を踏み入れたのは2ホール。しかも2&3ホールの中でさらに並ばされて、そのあとようやくパルシティの会場に入れるのである。

炎天下で目の当たりにしたこの死のロードに、「こりゃあ入場できないよ。もう帰ろう」と我が子を説得する親や、「暑い〜、疲れた〜、喉渇いた〜」と駄々をこねるガキなどが続出。まあ、当然といえば当然であろう。
もっとも、英国紳士風味の日本男児であるところのぼくは、うろたえることなく静かに行列に並んでいた。
ぼくが行ったのは初日の金曜日で、いい換えれば、土日にブチ当たる2日目、3日目よりはまだ人出が少ないはずである。きょうがダメならあしたあさってはもっとダメに違いない。
ましてぼくは2時間近くかけてここまで来ているのである。ぼくの目の前でしゃがみ込んでいる邪魔っ気なガキとは覚悟が違う。
まさしく不退転の覚悟で幕張の地に立つ36歳児

……とまあ、そんなこんなで何時間もかけて、都合12体のポケモンを無事ゲット。本当は何かポケモングッズでも買って帰りたいところだったが、グッズ売り場のところに「待ち時間:180分」とあるのを見て断念(というか、180分後にはイベント自体が終了しているのだが)。
仕方なく、帰りに東京駅で「ポケモン弁当」を買い、リムリムへの土産とした。

ちょっとした嫌がらせ。