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妄想 2007/05/21
秋風五丈原。

時代劇専門チャンネルでやっていた『人形劇三国志』がついに終わってしまった……。
全体の構成をあらためて振り返ってみると、序盤から中盤にかけてはオリジナルのエピソードを盛り込みながらもじっくりドラマを見せてくれていたのだが、終盤になるとひどく駆け足な展開になってしまったのが残念だった。
たとえば赤壁の戦いでは、曹操の南征に対して孔明が孫権を説得におもむくくだりから、大敗した曹操が関羽の情にうったえて北へ落ち延びるまで、たっぷり5、6話かけて描いていたのに、孔明のラストエピソードである五丈原の戦いなどは、最終回のたった1話でさらっと流されてしまうのだ。
その直前の回は姜維登場+街停の戦い(泣いて馬謖を切る!)の重要エピソードのカップリングであり、さらにその前の回は、南蛮遠征(七縱七禽を三縱三禽に大胆カット!)+出師の表という、ラスト3話の恐ろしいまでの詰め込みっぷりに度肝を抜かれる。

まあ、劉備が死んでからもだらだらと物語を続けるよりは、有名なエピソードだけ押さえてさくっと終わらせるほうがいいという判断だったのかもしれない。
この人形劇は完全に蜀を主人公としているから、横光三国志のように、姜維が孤軍奮闘する孔明の死後のエピソードを長々と見せられるのは確かにつらいし、ことあるごとに劉備たちの幽霊が出てくる展開になってしまうのも興醒めだ。
なにしろ終盤になると、孔明は最初からそれを考慮に入れて作戦を立てているのではないかというくらい、蜀軍のピンチになると関羽の亡霊が赤兎馬に乗って現れては敵兵を薙ぎ倒していくのである。

とまあ、気になることはいろいろあるのだが、トータルで見るととても面白い作品なので、いざ終わってしまうとさびしいものである。

さーて、来週の日曜深夜からは『平家物語』だ!