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妄想 2007/04/18
小さい橋ではなく。

弓兵が弓を水平に寝かせて矢を乱射するのか? などとヘンな想像をしたくなるジョン・ウーの『赤壁』から、周瑜役のチョウ・ユンファが降板した。降板の理由があれこれ取り沙汰されているが、諸葛亮役だったトニー・レオンに続いての降板なので、いろいろと残念ではある。
別に金城武が嫌いなわけではなく、むしろ好きな俳優なのだが、ぼく的には、よりトニー・レオン贔屓なので、トニーの降板も残念だった。
深夜、ひとりで愛用の白羽扇相手にぶつぶつとひとり芝居をやっている諸葛亮――とかね。

ただ、よくよくキャスティングを見てみると、ユンファが周瑜というのは年齢的に無理があるような気がしてきた。
赤壁当時の周瑜が30ちょいすぎだったのに対し、ユンファはもう50をすぎている。同時期、劉備ですらまだ50前、曹操がだいたい今のユンファと同じくらいの年齢のはずだ。
だから、ユンファと同年代のチャン・フォンイーが曹操役というのは判る。もっとも、フォンイーというと『項羽と劉邦』のカッコよくない劉邦役とか『覇王別姫』のダメな京劇俳優役とか、どうも英邁果断な曹操のイメージとかけ離れた役ばかりが浮かんでくるので、「いっそ劉備役のほうが似合ってねえ?」と思ってしまうのも事実である。

だいたい、孫権役がチャン・チェンなのに、周瑜がそれより20も年上のユンファでは、兄弟同然の仲というより親子同然の関係ではないか。たとえるなら、新撰組モノのドラマを撮るのに、すべてのキャストがこの前の大河の『新撰組!』であるにもかかわらず、近藤勇役だけがテレ朝版『新撰組血風録』になっているようなものだ(NHKは香取くんだが、テレ朝は渡哲也だった)。

ということをつらつら考えていたら、チョウ・ユンファがいなくてもあまり残念でなくなってきた。ウソかホントか、代役にダニエル・ウーの名前が挙がっているらしいが、若くて二枚目ということでいえば、それもいいんじゃなかろうか。
チョウ・ユンファを使うなら、それこそ曹操役のほうが似合っているような気がするのだが、もしかすると、いまだに中華圏の人たちにとっての曹操は、魅力的な悪役というより単なる悪玉という認識なのだろうか。

ちなみに、リムリムの好きな小さい橋の人役はビッキー・チャオだそうだ。
リムリムが『無双OROCHI』で一番のお気に入りキャラは、あいにくだがこの映画には出てこない。

『KOF』と『スト供戮鯤秦海肇ロスオーバーさせるお国柄でも、さすがに赤壁の戦いに雑賀孫市は出てこねーよな。