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妄想 2011/02/26
こんにちは、加藤剛です。剛おじさんと呼んでね。

時代劇専門チャンネルで、加藤剛がテムジンを演じた『蒼き狼』を観る。原作は井上靖の同名小説で、もとは30年前にテレ朝で放送されたスペシャルドラマだったらしい。今回、それを2週に分けて放送するというので、きょうはまず前半だけ。
正直、加藤剛の顔立ちやらしゃべり方やらは、生真面目というか優等生すぎて、どうにも草原の覇者というイメージはない。若林豪演じるジャムカのほうが、抜け目のない策士、ひと癖ある実力者というキャラクター像にはぴったりだった。テムジンには、精悍さに加えて何度叩きのめされても立ち上がってくるしぶとさや、羊の生き血をすすってでも生き延びるような粗野さが欲しいのである。それに、30そこそこのテムジンの前半生を演じるには、やや老成しすぎている。
一方、テムジンの妻ボルテを演じる倍賞美津子は、逆境にも屈せず夫をささえていく強い女というイメージにはぴったり。

だがしかし、ぼく的に一番よかったのは、田中邦衛演じるボオルチュ。馬泥棒を追うテムジンの前に現れて、「俺の名はボオルチュ!」とか名乗りつつ、何の見返りも求めずにテムジンを手伝うボオルチュの飄々としたカッコよさは、ある意味、内省的すぎる加藤テムジン以上かもしれん。

でも、ゲームのボオルチュは、内政はできても戦にはあんまり役立たないんだよな……。