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妄想 2011/03/26
『武侠三風剣』見本届いた〜。

ぶきょー!

正直、業界全体が紙不足で困っているという話を聞いていたので、ちゃんと期日通りに本が出るかどうか不安ではあったのだが、この時期に見本が出るということは、そう遅れることなく配本されるのだろう。
まずはほっとひと安心。

一応、ネタバレにならないように軽く解説すると、このお話は北宋末期の江南を舞台とする武侠小説というか、要するに中国的なチャンバラである。マスターアジアの元ネタが判る人には判ると思うが、そんな感じ。
ぼくはこれまでにも、宋代を舞台にしたお話をいくつも書いてきた。デビュー作を含む最初のシリーズ3冊もそうだし、そのあとに続く2冊の中国モノも宋代。『チキチキ』も北宋末。
……よくよく考えると、宋代以外の中国モノを書いてないな、ぼく。

まあ、どうしてぼくがこの時代ばかり狙ったように書いているのかというのは、ちゃんとした理由があるのだが(それは後日)、とりあえず今回の新作も同じ頃の中国が舞台となっている。
ただ、これまでの作品群と決定的に違うところがあって、それは、この新作には神サマも仙人も出てこないということである(このへんについても後日)。
これまでは、そういう伝奇風の作品ばかり書いていたので、ある意味、時代考証的には逃げ道があった。それこそ『チキチキ』なんかは、ふつうに英単語しゃべったりする上に、そもそも主人公たちが仙人なので、住んでいる場所も天界という名の好き勝手に設定できるところだし、きっちり宋代の日常を描かなくても、あるいはテキトーにアレンジして書いても許されたのだが、今回は時代劇である。
もちろんそれなりにアレンジしている部分はあるにせよ、時代考証をおろそかにしてはいけない。その点で、いろいろなものに初挑戦した作品となった。
おそらく4月アタマには書店に並ぶと思うので、興味のあるかたはどうぞ。

ちなみに、カバーイラストは平沢下戸さんに手がけていただいている。