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妄想 2011/04/03
『新撰組血風録』。

もう10年以上も前か、テレ朝が近藤勇役に渡哲也(!)を起用した『新撰組血風録』をやったことがあったのだが、あれはどうにも面白くなかった。
そもそも『新撰組血風録』は『燃えよ剣』とつながっているような短編集なので、読者はどうしても土方歳三に肩入れして読んでしまう。これを原作にしてドラマ化するなら、主役はやっぱり土方がふさわしいのであって、少なくとも還暦間近い渡哲也が演じる近藤勇ではない。
といって、村上弘明演じる土方が主役だったらよかったのかといわれると、それもまた疑問符がつく。『八丁堀の七人』でも同じことを思ったのだが、村上弘明は、「江戸っ子ってこんな感じだよね?」という考えからか、「おめぇ、そいつァいけねェぜ」みたいな、ねっとりとした江戸弁でしゃべる。これがどうにも、多摩の田舎から“上京”してきた土方に似合っていない気がするのである。
そんなわけで、テレ朝版は、近藤さんがあまりに面白みのない完璧人間として描かれていたこともあり、個人的には楽しめなかった。

で、今度はNHKが『新撰組血風録』をドラマ化した。たぶん通算で3度目。主演は土方歳三=永井大。第1話は虎徹のエピソードだった。キャスト的には、これまでで一番地味というか――同じNHKの『新撰組!』とくらべてしまうのがいけないのだろうが、やはり地味。
ただ、土方が若いのとお梅が井上和香という点はよろしい。
なので、今後どうなるのかちゃんと観ていこう。

でも、結局どこまで行っても、しっかりした脚本で2クールもやってくれたモノクロの栗塚旭版が、個人的には一番好き。