<< ポケモン暴走日記 2007/02/05 | main | 妄想 2007/02/09 >>
 
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< April 2016 >>
Category
Archives
Web拍手

↑クリックすると↑
web拍手が送れます
妄想 2007/02/07
すごい疲れるらしい。

何度も行ったことのあるアーリーアメリカン風のカフェで、某社の編集さんと打ち合わせ。
そこでふと、先日同じ店で目撃した若者のことを思い出した。

「だからさあ、ひとりのじゅつしゃじぶんのぱわーでちりょうするとさあ、にじゅっぷんくらいかかるんだよ」
その日ぼくは、買い物の途中でお茶を飲みにその店へ立ち寄り、窓際の席で手帳を広げて思索にふけっていたのだが、何気なく聞こえてきたその言葉にふと眉をひそめた。

今のはどういうイミだ?
「だからさあ、ひとりの術者が自分のパワーで治療するとさあ、20分くらいかかるんだよ」
といっていたのだとは思うのだが、いったいどういう意味でそんなことをいったのだろう?

見ればその若者は、タバコを片手に同年代の若者&女の子相手に熱弁を振るっている。見た目だけで判断するのは失礼かもしれないが、おそらく音楽仲間だろう。
テーブルのかたわらに、ジャンベとかコンガとか、要するにああいう打楽器の入ったケースが置かれていたのでそう判断した次第だが、いずれにしろ、ドレッドヘアのその若者が口にしているのは、少なくとも音楽関係の話題ではない。
術者? パワー? 治療? その手の話題に花を咲かせるグループとも思えないが、何かのゲームの話をしているのだろうか?

聞くとはなしに彼らの会話に耳をかたむけていると、ドレッドくんがいった。
「1日中そうやって患者を治療してると、ホントもうヘトヘトになっちゃうんだって。自分のパワーを他人にあたえてるわけだからさ。元気玉の逆だよ」

……何を話しているのか何となく判った。逆元気玉とはいいえて妙、そのたとえなら多くの人々にも通じるだろう。
しかしドレッドくん。
きみはまず、お友達のちょっと困ったような表情の理由を知るといい。
自分が肯定的だからといって、お友達まで気功に対してポジティブなイメージを持っているとはかぎらないのだから。

「だからさー、あいつには魔王の役をやらせようと思ってるんだよね」
隣のテーブルの若者たちは、たぶん演劇の話をしている。

吉祥寺にはいろんな人が集まってくるなあ。