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妄想 2011/09/10
じ〜……。

きょうはリム坊の学校のバザー。そんなロケーションで、JCの制服をあれこれ手に取って眺めているぼく。もし周囲にほかのママさんたちがいなかったら、ただの挙動不審なオッサンあつかいされていたことであろう。
何しろウチのリム坊は日々の成長いちじるしい(特に胸)。この小娘、いつ頃からだったか、これまでの制服ではキツくて着ていられないなどといい出したのである。特に、ふだんは着ないが学校行事の時には着用が義務づけられるベストがダメだという。
そこでこうして、ぼくが一番大きなサイズのベストをゲットすべくやってきたのである。

がしかし、常識的に考えて、「リサイクルに出すもの=小さくて着られなくなったもの」という図式が成り立つわけで、売りに出ているものはやっぱりSサイズばかり。
おまけにこれがひとつ50円とかで販売されているため、みんなさほど悩まずにばんばん買っていく。大きいサイズの制服は、上着もスカートもベストも、おそらく瞬殺だったに違いない。
「ぎぬう……!」
新品で買う時はあんなに高かった制服が投売りされている事実にもモヤっとするが、何よりデカいサイズのベストがないことに歯噛みするぼく。
と、そこへ顔見知りのママ友がやってきた。
「あら、嬉野さん、お久しぶり。何してんの?」
「ああ、ちょっと女の子の制服を吟味していました」
「……制服?」
「ごっ、誤解しないでくださいよ! これはですね、おっぱいが大きくなってしまったがゆえに――」
「……おっぱい?」
マジで「あんた何いってるの?」とたしなめられたりしたが、こちらの事情は何とか通じたので、いっしょにLサイズを捜してもらったのだが、やはり売り切れでもうないらしい。
「Lサイズじゃないと入んないわけ?」
「本人申告ではそうらしいです。年に数回しか着ないんで、新しいのを買うのも馬鹿らしいんですが……」
「じゃあウチにあるのをあげるわよ」
「いいんですか?」
この人、上は大学生から下は小学生まで、確か五、六人のお子さんを育てている肝っ玉母さんである。娘さんはすでに中学校を卒業し、下にはもう男の子しかいないので、取っておいても仕方がないからウチにお下がりをくれるという。

そんなママ友ネットワークによって、見事JCの制服を手に入れたぼく。
そうか、世の中のお母さんがたは、こうやっていろいろとやりくりしているのか!