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妄想 2006/06/28
つーまーんーなーいー!

と、どこぞの包少年ばりにわがままいっぱいに叫んでいたリムリムが、史上稀に見る修羅場を間にはさみ、きょうもまたものの見事にやらかしてくれた。
出先で腹痛と発熱のためにひとりで帰宅するのが困難になり、家にいたぼくのところへSOSを打電してきたのである。

やるんじゃないかなあ、やられたら困るなあ――と、そう思うことにかぎって高確率で実現させてくれる少女である。そこにしびれもあこがれもしないが、こうまで予想通りだと、腹立たしいのを通り越して微笑みさえ湧いてくる。
まったくもう。

きょうは田舎の母親が弟くんのマンションを訪ねていたので、昼間、ぼくも顔を出してきたのだが、結局、そこから戻ってきてすぐにまたリムリムの救出に向かうことになった。
「う、うれうれ〜……む、迎えにきて……」
「ぼくのアドバイスを無視して安静にしていないからそうなるんだろ! 何回同じことを繰り返せば気がすむんだ、きみは! 少しは苦しめ! そして思い知れ!」
と突き放して放置してやろうという思いが一瞬脳裏をかすめたりもしたのだが、いくら何でもそれは可哀相だと思ったので、てくてくとリムリムを迎えにいく。

リムリムの症状は、こちらが想像していたよりは軽く、ある意味ほっとすると同時に肩透かしを食らった気もした。先日の強烈な発作のあとだったから、よほどヒドいことになっているのではないかと内心ビクついていたのだが、これならば医者に連れていく必要はないだろう。

ぼくが用意していったスポーツドリンクで水分補給をしながら、スローペースで歩いていくリムリム。ぼくは意外に重い彼女の荷物を代わりに持ってやり、ペースを合わせてついていく。
「――いい曲だね」
少し元気になってきたリムリムは、ぼくのiPodを借りて音楽を聞いている。
思うに彼女は、気温30度を突破したきょうの暑さに当てられて具合が悪くなったのだろう。屋外の暑さとクーラーの利いた屋内の涼しさのギャップが腹痛の原因だったのではないか――とまあ、それは本当に素人考えなのだが。

ちなみに、何も知らないリムリムが無邪気にいい曲だとほめていたのは、モンスター前塚が熱唱する「Show Time!」だった

やれやれ。