<< 妄想 2012/01/17 | main | 妄想 2012/01/19 >>
 
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< April 2016 >>
Category
Archives
Web拍手

↑クリックすると↑
web拍手が送れます
妄想 2012/01/18
軽くグロいよ!

そんなこんなで手術ということになり、病院の奥のほうの部屋でうつぶせに横たわるぼく。恥ずかしいが下半身はトランクスのみ。
考えてみれば、ここは内科であって、外科でも皮膚科でもない。ここでおこなわれる手術というのがどういうことなのか判らず、不安になる。
すると看護婦さんが、ぼくの足の下に妙な紙を敷き、さらにその周囲にティッシュ(らしき感触の紙)をわしゃわしゃと積んでいくではないか。
「……何です?」
「ああ、周りが汚れると困るから」
「な、何で汚れるんです?」
「まあ、いろいろと」
看護婦さんはそうボカしたが、ぼくの頭は勝手にそこを「血膿」と補完した。
ということはアレか、そんなものがあふれるような手術になるのか!? ちゃっと切ってぴゅっと出してバンソーコー貼って終わる手術じゃないのか!?
「ちょっと痛いから我慢してねー」
患部を消毒しながら看護婦さんがいった。
「は? な、何が痛いんですか?」
「麻酔注射打つからねー」
「麻酔!? 麻酔打たれたら。ぼくはどうやって帰れば……」
「局所麻酔だから歩いて帰れますよー」
っていうか、麻酔が必要な手術!? 切るって……本当にメスで切るのか!? 今ここで!?
混乱していたぼくの脚を、痛烈な痛みが襲う。
「ぐお……っ!」
痛い、本当に痛い! 手術前の麻酔注射でこんなに痛いのなら、本番の切開(?)はどれだけ痛いんだ!?
「麻酔打ってるからそこまで痛くないよ」
「この注射だけで充分痛いんですが……」
「じゃあ、その注射よりは痛くないよ。……でもあなた、確か鎮痛剤の効き目がよくない人だったっけ?」
「お、覚えてたのならもうちょっと配慮を……ぐげあ」
「そういえば何年か前に鎮痛剤注射した時も、30分くらいしかもたなかったよねえ」
さすがにマイペースなお医者さん。ぼくがプルプルしているのにも関係なく、処置を続ける。
最初の注射以降、すぐに感覚が鈍くなってきたので今イチ明確ではないのだが、どうも麻酔注射は3、4本ほど、患部を取り囲むように打たれたらしい。ぶすりと何かを刺された痛みと、そこからじう〜っと薬液が押し込まれてくる痛み。結構痛い。
ところがその直後、さらなる激痛が!
うつぶせに寝ているぼくには想像するしかないのだが、どうやら手術の工程は以下の通り。一応折りたたんでおく。

1.麻酔注射を打つ。3〜4本くらい。
2.患部をメスで切開する。
3.切開部からあふれた膿を取り除く。
4.さらに袋状の患部の奥から膿をかき出す


だいたいこんな感じ。
特に4が、肉体的にも精神的にも痛かった。想像するだけで今も痛い。

そんなこんなで、ぼくの太腿には今、ぽっかりと大穴が開いている。