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妄想 2012/01/25
兆候はあった。

早朝というか、深夜というか。
ネム公が帰宅したあと、たぶん午前2時を回っていたと思うが、リム坊が寝床から出てきた。涙目で、ぜいぜいごほごほいっている。
明らかに喘息の発作である。
空気の乾燥する冬場は喉に負担がかかるので、気圧の変動が大きい台風シーズンと並んで発作が起きやすい季節らしいが、今回の発作はいつもとちょっと違うようだった。
いつもなら、
「……あー、苦しい」
とかかすれ声でいいながら、吸引式の薬を吸って水を飲み、静かにしていればどうにかなるものなのだが、今回はそうはいかなかった。フルタイドとかいう薬を吸って水分を補給しても、リム坊の呼吸はまったく楽にならない。そのうち苦しさのあまり泣き始めて、「うぇっ、えぐっ、うぐっ……」とかえづくせいでさらに呼吸が困難になるというデススパイラル。これはさすがにやばいだろうということで、病院に連れていくことになった。
まず、そのスジに電話して喘息の子供を治療できる深夜外来のある病院を調べ、タクシーを手配する。すでに化粧を落として着替えもしてしまったネム公を自宅に待機させ、ぼくがリム坊とともに練馬の病院へ向かうことになった。
大昔、まだリム坊が小学校に上がる直前くらいに、同じように喘息の発作が起こり、真夜中にタクシーを飛ばして病院に連れていったことがあるが、今回の発作はその時以上だったかもしれない。タクシーの車内でぜいぜいいう少女の背中をさすり続けるぼく。ちょうやさしい。

くだんの病院には3時すぎに到着した。すぐに問診票を書き、吸入器? とかいうよく判らない機械でぶい〜んとやってもらう(何かの薬品の混じったエアーを半強制的に患者に吸わせて呼吸を楽にするらしい)。それを30分ほど続けていたら、リム坊の具合も目に見えてよくなってきた。ひとまず安心。
まったくきかされていなかったのだが、どうやらリム坊は、先週のスキー合宿の最終日に熱が出ていたそうで、おそらく疲労+風邪気味+乾燥した空気のせいで、ここ数年でも一番という発作を起こしたのだろう。ただ、診てくれた黒縁眼鏡の若い女医さんがいうには、これでもまだ中程度の発作だそうで、もし最大級の発作が起きたらどんなことになるのか、ぼくには想像もつかなかった。喘息こええ。

結局、病院を出たのは4時すぎで、帰宅したリム坊が寝たのは5時すぎ。さすがにこれで2時間後に「さっさと起きて学校行け!」というのも酷だったので、きょうは休ませることにした。