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妄想 2012/02/04
バカ映画。

予定通り、朝一番にいつもの病院に行って、傷口の経過を確認してもらう。いつものようにパンツ姿になってベッドに寝転がって待っていると、おじいちゃん先生が入ってきて、スパーン! とぼくの太腿を叩き、
「うむ、これでよし!」
と、そのまま去っていった。
どうやら完治したということらしい。ガーゼも絆創膏も貼ってもらえなかったしな。

帰宅後、仕事。
どこかのチャンネルでサッカーの中継かぼくの知っている洋楽の番組でもやっていないかと電子番組表を眺めていたら、『メガ・シャークvsクロコザウルス』という映画を発見。タイトルだけでZ級のバカ映画決定。2010年のアメリカ映画だそうだが、この21世紀に、どう整合性を取って巨大ザメと巨大ワニが激突するようなストーリーを作ったのか興味があったので、観てみることにした。
吹き替えではなく字幕だったので、仕事をしながらだと話がよく判らないのだが、どうやら物語の舞台はメキシコ湾あたりらしい(パナマ運河が登場するから)。アメリカ海軍がバンバン活躍するので、メキシコではなくアメリカ、一応フロリダなのかな? よく判らん。観始めたのは途中からだったし、実際にはロクに観ていなかったw
とりあえず、主人公は薄汚れたオッサン。あとはアメリカ海軍の黒人兵士と、情報部の女エージェントみたいな美人。
この3人が巨大ワニのタマゴとか繁殖地とかを調査していたら(なぜか1匹だけで大量のタマゴを産んでいる)、水平線の彼方にサメの背ビレw どんだけデカいんだという気もするが、この巨大生物ども、シーンによって大きさがまったく違う。
実はここが一番面白かった

たとえばワニのほうは、最初にオッサンを食おうとした時には、バリゲーター(というゾイド。鼻先から尻尾の先まで15メートルくらい)よりも小さかった。大きく開けた口の中にどうにかオッサンが寝転がれるかな、くらいのサイズ。ラスト近くではそれよりもさらに小さく、10メートルを切っているようにしか見えないシーンもある(オッサンが押し潰されそうになり、2丁拳銃で追い払っていたw)。
かと思えば、街中に出現してコンベンションセンターだかショッピングセンターのような巨大な箱モノにのしかかって押し潰したりもする。どう考えてもサイズ的にはカバドン(というウルトラ怪獣。全長60メートル)に巨大化している。物語中にどんどん成長しているというわけではなく、前述のサイズでいえば、15→60→10みたいにデカくなったり小さくなったりするのである。

一方のサメのほうは、当然のことながらほとんど水中にいるために比較対象物にとぼしく、サイズを推測しにくいのだが、途中で潜水艦から魚雷攻撃を受けるシーンがあり、よりによってこのサメ野郎、その魚雷をぱくっと横ぐわえに捕らえてその推進力を利用(?)し、大きく海上にジャンプするという芸当を見せた。
この潜水艦がアメリカ海軍でもっとも配備数の多いロサンゼルス級だとすると、この魚雷のサイズは5メートルちょい。そこから判断すると、このシーンのサメはせいぜい15メートルくらいだと思われる。が、このサメが巡洋艦だかイージス艦だかを飛び越えるシーンでは、その艦船とほぼ同等のサイズがある。軽巡洋艦でも150メートルくらいあるので、いきなり10倍に巨大化w
さらには潜水艦そのものを横ぐわえにするシーンもあるので、そこから考えると300メートルくらいあるように見えることも。
劇中、何度かこの2匹がおたがいの尻尾に噛みついてウロボロス状態になったりもするので、ここでもまたもやサイズチェンジしているわけだが、こいつらが150メートルだろうと300メートルだろうと大差はない気もするが。

で、この伸縮自在の巨大生物2匹が、ワニ子のタマゴをめぐって激突するのである。どうも食欲旺盛なこのサメ野郎は、ワニ子の産んだタマゴを狙っているらしい。近隣住民はいい迷惑。
アメリカ海軍は大統領と協議し、タマゴを囮にしてパナマ運河に2匹同時に誘い込む作戦を決行。両端の水門を閉鎖して閉じ込めたところに爆撃して殲滅しようとするも失敗。とにかくこの作品の海軍は役に立たない。日本だったらウルトラマンかガメラの協力を得て自衛隊が活躍するところだが、この映画のアメリカ軍は、大自然の驚異の前に翻弄される哀れなピエロにすぎない。前述の通り、サメ野郎に潜水艦をぱっくりやられた結果、「待て! 今の奴の腹の中には核があるんだぞ!?」などといい出す始末(どうやらこの潜水艦には核弾頭が搭載されていたらしい)。

すでにウルトラ怪獣よりデカいとしか思えないこの2匹をどうやって始末したかというと、主人公のオッサンと黒人兵士がまたぞろタマゴを囮に使い、なぜか小さなゴムボートで2匹を誘導し、ウロボロス状態のまま海底火山に突っ込ませたのである。真っ赤なマグマの中に馬鹿正直に沈んでいくワニ子とサメ野郎
静けさを取り戻した海辺で酒盛りをするオッサンと兵士。めでたしめでたし。

……でも、核はどうなったんだ、核は?