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『Mi:2』日記09 2005/10/11
前回の話はこちら。以下、続き。

前回(2004年)のゲームショウのビジネスデー終了直後、幕張メッセ近くのホテルのロビーで、ぼくはSNKの広報Kさんや開発部のH部長、そして、前作から引き続いて実際の製作を担当するノイズファクトリーのMさんたちと対面し、さっそく打ち合わせに入った。
まずぼくは、ファンとして一ユーザーとして、『KOF MAXIMUM IMPACT』をプレイした感想と、その続編に希望するものを、かなり率直に述べてみた。
ただ、ぼくは実際のゲーム開発にはまるで無知な素人だし、そのぼくが考えるようなことなら、開発のMさんたちも、とっくの昔に承知していたはずだ。
第一、もしぼくが『Mi:2』にかかわることになるとしても、それはゲームのシステム的な部分にではなく、キャラ設定とか演出とか、ストーリー的な部分になる。
だから自然と、話はそちらへシフトしていった。

ちなみにぼくは、『Mi』を自腹で買った一ユーザーである。
こういう流れの場合、普通はKさんあたりがシナリオ依頼の話を打診してきた時点で、「これが『Mi』ですねん。よろしくご検討ください。へっへっへ」とかいって、発売前にウチにソフトを送ってくるのがスジのような気もするが、その様子がまったくなかったので、発売日に自分で買ってきた。
思えばぼくは、あれだけこふだの『サムスピ』だの『月華』だののノベライズをしてきているにもかかわらず、SNKから該当するソフトをもらったという記憶がない。
そういや某カプコンも、『ヴァンパイア』シリーズをノベライズした時には完全にスルーしてくれた。唯一、サンソフトだけが、『わくわく7』のノベライズの時に、サターン版のソフト(拡張ROMつき)をくれたっけ……。

まあ、そんな些細な恨み節はともかくとして、『Mi』のソフトには、これも10周年記念企画の一環なのか、特典DVDなるものが同梱されていた。そこに収録された開発者のみなさんのインタビューなどによると、ストーリー面も含めた『Mi』の製作は、ほぼすべてノイズファクトリーの内部でおこなわれていたような印象を受けた。
ということは、『Mi』オリジナルのキャラたちやストーリーについて一番よく知っているのも、ノイズのみなさんということではないか?
そこでぼくはノイズのMさんに、『Mi』のストーリーについて聞いてみた。
アルバとソワレ、リアンといった『Mi』オリジナルの主要キャラたちのバックボーン、ラスボスのデュークが属していた組織の詳細、あるいは次回作に向けてのストーリー展開など、裏設定としてでもいいから、ゲームや公式サイトで手に入る以上の情報がまず知りたいといってみた。
ところが、そういうものは何もないという。
「え? 何もないんですか?」
「はい」
「裏設定とかも?」
「はい。これといって外に出していない情報はありません。公式サイトとゲーム内のプロフィールに出ているものでほぼすべてです
「それじゃ……続編ではこういうストーリーにしようかとかいうことも……?」
まったく考えていません。本当に人手も時間も足りなくて、そこまで手が回りませんでした」
開発のMさんは申し訳なさそうにそういった。

つづく。