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妄想 2007/12/08
後編。

DS版のパッケージや取説には、Wii版とそっくりの愛らしいキャラクターたちが載っているが、これはおそらくWii版の素材をそのまま流用しているだけであり、DS版でもこのキャラクターたちが動くと思ったら大間違いである(背景になっている街並みなどはWiiそのままであり、DS版とはまったく無関係)。
以下、興味のないかたはスルー推奨。
それではWii版とくらべてDS版がどう変わったのか、もう少し細かく説明する。

.ートリッジ媒体の携帯機のため、グラフィックは貧弱になったがロード時間には悩まされなくなった。
貨幣制度が導入され、買い物やギャンブルができるようになった。
パーツを組み合わせての家作りができなくなったが、別荘を持てるようになった。
ぅ僉璽弔鯀箸濆腓錣擦討硫閥餾遒蠅できなくなった。
ゥリジナルのデザインを作成し、服や家具にテクスチャとして貼り込めるようになった。
Ε董璽淙未離札奪伐閥颪存在し、部屋をコーディネイトできるようになった。
Щ楡澆留超隼間など、ゲーム中の時間経過に明確な意味がついた。
┘泪奪彜屬琉榮阿楽になった。
通信機能を使ってデザインの交換などができるようになった。

……とまあ、ざっと説明しただけでも、DS版にどれだけの追加要素があるかお判りいただけるだろう。正直、どうしてこれらの要素をWii版に搭載しなかったのかはなはだ疑問である。
ワイヤレス通信機能などははなから無理だとしても、貨幣の概念を取り入れ、買い物やギャンブル、さらにはもっと豊富なミニゲームなどが搭載されていれば、Wii版はもっと面白くなっていたのではないかと思う。逆に、DS版にWii版のような家具作りがあったなら、さらに面白く、やり込み度の高いゲームになっていたのではないだろうか。

たとえていうなら、Wii版はそこそこおいしいメインディッシュ的な料理をひとつかふたつ、いきなりどん! と目の前に置かれたようなものであり、DS版のほうは、バラエティ豊かな前菜やスープだけが、ずらっと目の前に並べられたようなものだ。両方合わせればさらに完璧に近くなるはずなのだが、それができていない。

個人差はあるだろうが、ぼくとしては、Wii版のほうが面白いと感じた。DS版をやり始めた当初は、「こちらのほうがやれることが多くて面白いのではないか?」とも思ったのだが、DS版にはWii版の家具作りのようにはまれる要素がないことがじきに判ったので、結果的にこういう評価に落ち着いた。
それだけに、「Wii版にDS版のこの要素があったなら……」と強く思うのである。
ちなみに、ユーザーインターフェイスの不親切さは、DS版でもさして解消されていない。何かをやろうとするたびに、いちいち「Y/N?」と確認されることのわずらわしさ、ミニゲームを続けて何度もプレイしたいのに、ワンプレイごとにいちいち店員と最初から会話し直さなければならない不自由さを、誰もテストプレイの段階で感じなかったのだろうか。

ということで、ぼくのおすすめは、『おいでよどうぶつの森』である(えー!)。
世の中には、このDS版と『ぶつ森』と、どちらを買うかで迷っている人もいないわけではないらしいのであえていうが、残念なことに、このゲームは『ぶつ森』には遠くおよばない。
『ぶつ森』では、村の住人としての日々の暮らしが――魚釣りや昆虫採集、住人のお手伝いなどが――自然とミニゲームになっていて、しかもそれを飽きさせることなくプレイさせるために、季節や時間の移り変わり、カレンダーと連動したイベントなどが用意され、しっかりとモチベーションの維持にも注意が払われているのに対し、『ぼくシム』DS版にはそれがない。このゲームは、リゾート地の住人となってそこで暮らすというより、「あなたの仕事はミニゲームをすることなのです」といわれて、金を稼ぐためのミニゲームをさせられるゲームである。
それ以前に、20時間もプレイすればスターレベルが5を超えてしまうようでは、発売からまるまる2年が経過してもなおプレイヤーの多い『ぶつ森』の敵ではなかったのかもしれない。

2年前ほどではないにしても、実はぼくも、いまだにちょびちょびと『ぶつ森』をプレイしているのである。