<< 現実 2005/12/09 | main | 妄想 2005/12/14 >>
 
Calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< March 2016 >>
Category
Archives
Web拍手

↑クリックすると↑
web拍手が送れます
ウレユサ日記08 2005/12/12
絶望にうちひしがれた失意の日々には、それに先立つ黄金時代をより美しい記憶に変える力がある。

などと書くとやたら意味深だが、何のことはない、ネオジオ全盛期には「ぎゃ〜っ! 恥ずかし〜!」と赤面してまともに聞けなかったキャラクターソングが、今となっては、「ああ、あの頃はよかったなあ……」と、しみじみとしたノスタルジーにひたりつつ、いっそ微笑みさえ浮かべて聞けるようになった――というお話。
いっそ『Mi:2』に、隠しBGMみたいな感じでこっそり入れておいてくれないだろうか。
『HEAVY BABY』とか。
いや、冗談だけど。

ところで、ノスタルジーといえば『KOF忘年会』である。
この忘年会は昨年末に始まったイベントだが、10年近く前まで、旧SNKはもっと頻々とイベントをおこなっていた。新作が発表されれば大阪と東京の社屋内でプライベートショーを開催するのがつねだったし、注目作の発売ともなれば特別に会場を用意して大々的にプロモーションした。あの頃のSNKは、本当にバブルだったんだろう。
たとえば、今ぼくの目の前にはなぜか『真説サムライスピリッツ武士道烈伝』のサントラがあるが、確かこの忌まわしいソフトの発売前にも、SNKは竹芝のニューピアホールを借りてイベントをぶち上げた。ゲストは謎のシンガーKEN(といっても錦織健のことだが)。ああいう人を、エンディングで1曲歌ってもらうためだけにイベントに呼んだのだから、今にして思えば贅沢なものである。
しかしその後、おそらく財務状態の悪化によって、その手のイベントは減っていった。
ぼくが最後に参加したイベントは、ちゃんと記憶しているかぎりでは、'99年の夏にZepp東京でおこなわれた、『クーデルカ』&『蒼紅の刃』&『KOF'99』のプロモーションイベントだった。『クーデルカ』に『蒼紅の刃』という時点で泣けてくるが、会場がZepp東京だったというのがさらに哀しさを誘う。Zepp東京はお台場のパレットタウン内、SNKファンに判りやすくいえばBOFでお馴染みの(ううう)、あのネオジオワールドのお膝元にあったのだ。
『クーデルカ』も『蒼紅』も、アーケード中心からアーケードとコンシューマの両立を目指す旧SNKのあらたな方針の表れだったとは思うのだが、ご存じの通り、どちらもヒット作とはならず、結果的には旧SNKの寿命をさらに縮めてしまった感がある。
その翌年は『KOF2000』くらいしか目立ったタイトルのなかった旧SNKは、さらにその翌年の2001年、ついに倒産してしまった。

……とまあ、そんなこんなで絶望にうちひしがれた失意の日々を知る昔からのファンにとっては、『KOF忘年会』のようなイベントがおこなわれるのは、ノスタルジックな思い出も手伝って、年甲斐もなくわくわくしてしまうものなのである。
で、今年の忘年会。
いよいよあと十日で本番なのだが、例の「FALCOON氏&嬉野氏による真夜中のトークショウ」、ぼくはホントに何を話せばいいのだろうか? こういうものは事前に打ち合わせとかしないのか? F氏は大阪からバスで来るのだろうから(何しろそのバスがファルコン号っていうくらいだし)、会場入りは当日の10時すぎになるのだろうし、とすると、ロクに打ち合わせをする時間などないような気がするのだが……。
そもそも当日の詳しいスケジュールやイベント全体の進行台本(?)みたいなものも含めて、忘年会関連の連絡がSNKのほうからいっさい来ていないのが異様に不安だ。以前の打ち合わせの時にちょこっとあった、「忘年会の時にトークショウ出ませんか?」みたいな短いやり取りだけで、ぼくのあずかり知らないところですべてが進んでいる感じがする。
普通はこう、何というか……「○○の話題はNGで」とか「××の話を中心に」とか、そういうアウトラインくらいは決めておくものではないのか? それとも忘年会は無礼講だから、当日だけは何をしゃべってもいいのか?