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妄想 2014/07/15
オレだよ、オレ!

夕刻、田舎の父親からぼくのケータイに電話。いわく、実家の家電に電話したか? と。
ちょうどぼくは出かけるためにシャワーを浴びていたところなので、電話はしていない。

父「実はついさっき、○彦(ぼくの本名)から電話があってなあ」
嬉「え? ぼく? ぼくって名乗ったの?」
父「うん。で、イタ電がひどいから、あしたケータイを機種変してくるというんだ。それで、新しい機種に変えたらまた電話するから、アドレス帳のケー番を変えておいてくれといい出してなあ」


……何なのだろう、これは。まるで警察のマニュアルにある通りの、オレオレ詐欺の布石そのものではないか。まさかこんな古臭い手でいまだに誰かをカモれるとでも思ったのか。それとも何か、栃木の田舎ではこの手法がまだまだ通用するのか? あるいはウチの両親がもはや還暦をとうにすぎたじじばばだからチョロいとでも思われているのか。

父「しかしまあ、あからさまに声がおまえと違っていたし、怪しいと思ってな。それで確認の電話を入れてみたんだ」
嬉「ということは、あしたになればまたぼくのニセモノから電話がかかってくるかもしれないわけ?」
父「うむ」
嬉「じゃあ、新しいケー番てのが判ったら、それ控えて警察に届けなよ」
父「うむ。そうしようと思う」


というわけで、今から楽しみで仕方がない。
ただひとつ気になっているのは、このニセモノが、父が呼びかけるより先に、はっきりとぼくの名前を名乗っていたということである。つまり、多少なりともぼくのこと、ぼくの名前や故郷を離れて暮らしていることなどを知っているということになる。
果たして犯人は誰なのか。