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妄想 2015/03/25
キョオオオオオオオオオ!

きょうは赤毛くんの誕生日。
何度もいっているような気もするが、彼は本来、現代社会では生きていけない人間である。
といって、昔だったら生きていられるかといえばそうでもない。京と戦って、もし勝ってとどめを刺してしまえば生き甲斐を失ってじきに死ぬだろうし、負ければもちろん死ぬ。現代社会で暮らす彼がそのどちらの道もたどっていないのは、単に彼らの完全決着をさまたげる要素が多すぎるだけのことだと思う。たとえばそれは人目であったり、官憲であったり、あるいは相手を殺すということを躊躇する京の倫理観だったり。
だがしかし、もし彼らが生きていたのがたとえば戦国時代とかであったなら、そうはならないだろう。武芸者(?)同士の立ち合いの邪魔をする無粋な一般人や警察もなく、人の死というものに身近に接して成長した京の倫理観も、おそらく相手にとどめを刺すことへのハードルを下げているに違いない。
だとすれば、そこで両者が立ち会えば、おそらくどちらかが死んで決着がつく。そしてその結末は、京が勝ってひとり生き残るか、彼が勝って、結局はどちらも残らないかの二択しかあるまい。もしお馴染みの三種の神器がこんな時代に揃っていたら、神楽さんなんかは心労のあまりに若死にして、最悪、御三家揃って断絶、みたいなことになっていたかもしれない。
まあ、設定上、京の世代より前の草薙家と八神家は、反目しているとはいえ、積極的に戦って相手を滅亡させようと考えるほどには憎み合っていなかったから、神楽さんが禿げ上がるほどの心労をかかえることもなくすんだわけだが――。
ともあれ何がいいたいのかといえば、そういう理由をあれこれ持ち出さなければ、彼が京との決着をつけずにいる(つけられずにいる)理由など、もはやそうはない、ということである。これ以上同じようなパターンを続けると、もはや執念深いとかいうのを通り越して、「また駄目だった」だの「やっぱりかよ」だの「マンネリ」だのいわれて、キャラクターとしての株を暴落させかねないと、『00』の頃にはすでに感じていた。
だからもう、自分でキャラストーリーやシナリオに口を出せる範囲では、彼と京については必要以上に触れないというか、時が止まったようなあつかいにしておきたかったというのが、正直な感想。個人的には、京とセットで、ギースみたいなあつかいにしてしまいたかったくらい。

――という、八神くんの家庭の事情のお話。