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妄想 2006/03/01
チビマルコ、というと、どこかのイタリア人のようだ。

きのう熱を出してぼくに迎えにこさせたリムリムは、きょうは大事を取って学校を休んだ。
ネムネムほどではないにしろ、朝が来ても自力で起きることができないリムリムは、いつものようにぼくが起こさなかったせいか、9時を回っても呑気にぐーぐー寝ていた。

とりあえず、きのうより熱は下がったようだが、測ってみると、それでも36度9分ある。
37度を超えなきゃ平熱じゃん、と見る向きもあるだろうが、この小娘の場合、わずか数時間のうちに熱が上がったり下がったりすることがよくあるので、このくらいの熱でも油断がならない。実際、きのうは朝の時点で36度4分だったのに、放課後、友達とへらへら遊んでいるうちに37度8分まで体温が上昇し、はからずもぼくが出動するはめになったのである。

ところがこの小娘、病気で休んでいるという自分の立場をすぐに忘れる。
ネムネムが仕事に出かけるあたりまではおとなしくしていたが、水曜『ラジかる!!』が始まる頃になって、
「なんかもー寝てるだけじゃつまんな〜い」
などとほざき出した。
「病人がつまらないのは当たり前だ。病人が楽しかったらぼくだって入院する」
「それでも退屈なんだも〜ん」

リムリムが病気になって学校を休む時というのはだいたいこのパターンで、

1.ホントに具合が悪いのに加えていつも寝不足なので、とりあえず寝ている。
        ↓
2.睡眠不足は解消されたが、なんとなくまだダルいので横になっている。
        ↓
3.ダルさも抜け、ようやく体調が回復してくる。
        ↓
4.ただ横になっているだけだと次第につまらなくなる。
        ↓
5.自分はもう健康だと錯覚し始める。
        ↓
6.パジャマのまま本を読んだり音楽を聞いたり歌を歌ったりし始める。
        ↓
7.本人は大丈夫だと思っているが、病気はまだ完治していない。
        ↓
8.翌日、学校で再発。


ということを、これまで数えきれないくらい繰り返している。
そしてたいてい、自力で歩いて帰ってこれなくなったという理由で、ぼくがいつも学校まで迎えにいく羽目になるのだ。

だいたいこの小娘は、それをつい3日前の日曜日にもやったばかりなのである。
あの時も、朝のうちは具合が悪いといって布団でだらだらしていたが、夜になるとふらふら起き始め、『鉄腕DASH』の時間には何ごともなかったかのようにテレビを見ていた。

「あ〜、ケチケチ茂子を見ると心が安らぐよ。やっぱりわたしは長瀬くんや松岡くんより、生活力のありそうなリーダーが好きだねえ」

などと笑っているリムリムを横目に、「ナニをちびまる子のようなことをいっているのか、この小娘は」と苦々しい思いでいたぼくだが、案の定、翌日は学校でまた熱を出して保健室の世話になっていた。

そういうこともあって、きょうは学校を休んで自宅療養しているのだから、夜まできちんと横になっていてもらわなければならんと思っていたというのに、この小娘は……!
こういう小娘には、やはりしかるべきむくいを食らわせてやらねばなるまい。

つづく。