<< 妄想 2008/05/07 | main | 妄想 2008/05/10 >>
 
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< April 2016 >>
Category
Archives
Web拍手

↑クリックすると↑
web拍手が送れます
妄想 2008/05/08
相変わらず裸族。

風呂上がりに全裸で室内をうろつくのは、リムリムにとってもはや当然のありさまである。ぼくがいくらいってもなかなか服を着ようとはしない。
そのくせ、同じ女同士なのに、ネムネムといっしょの入浴はがんとして拒む。無論、ぼくといっしょに入るのもナシ。
「……ひとつ判らないのだが、ではなぜぼくに頭を洗わせたりするのは平気なのかね?」
「だって、あれはいっしょに入浴っていわないじゃん」
「それは確かにそうだが」
「うれうれが裸じゃなきゃいいよ」
「は?」
「ネムネムもね、裸じゃなかったらいっしょにお風呂入ってもいいけど」
「……はい?」
「だからね、ほかの人の裸を見るのがイヤなの、わたしは!」
何をいっているのだろう、この娘は? 自分は裸でもいっこうに気にしないが、他人が裸でいるのはイヤというのは、ふつうの人の感覚とはまったく逆ではなかろうか? 他人の裸を見るのがイヤなら、自分はその嫌なことをつねに他人に強いているのだと自覚していないのか?
「厳密にいえば全裸じゃないし」
リムリムは肩からバスタオルを引っかけ、眼鏡を装着した。これでも結局ほぼ裸族には違いないが、少女の判断基準はぼくのそれとはかなりかけ離れているところにあるようなので、もはやあれこれいう気は失せた。

そういえば、この前リムリムが壊した眼鏡のフレームが直ったというので、それじゃ週末に取りにいこうかということになったのだが、その直前になって驚愕の事実が判明!
「学校の健康診断で視力測定したらさあ、眼鏡の度が合ってないから至急作り直してくださいだって」
ふざけんな、この小娘! 1年ごとに眼鏡を作り直させる気か!