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妄想 2006/03/12
ぼくもたまには毒を吐く。

「中国製……」
きのうケイトスペードで名刺入れを新調したネムネムが、帰宅後に呟いたひと言。
それはともかく、きょうはネムネムは仕事関係でパーティーがあるとかで、夕方から家を留守にする。なので、きのうジビエをがっついたということもあり、きょうはリムリムとふたりでそばを手繰りにでかけた。

リムリムはそば大好きっ子だ。ヘンなところで渋い。そば屋に行ってもカレー南蛮とか鴨南蛮には見向きもせず、どんな時でもざる一本槍である。
が、幼少の頃、寿司屋でサビを抜いていない寿司を食し、唇をタラコのように腫らして救急車で運ばれた過去を持つ彼女は、いまだにワサビが食べられないので、つゆには何も入れない。
「ねー、もう1枚頼んでいい?」
あっさり1枚食べ終えたリムリムがためらうことなくおかわりを要求。天ざるを食べていたぼくも、今ひとつ物足りないものを感じていたため、2枚追加することにした。
で、それが届くまでの間、いつもの人間観察に興じてみる。
「リムリムや。あそこに妙な一団がいるのだが」
「え?」
それはどうやら仲よし家族の集まりのようで、パパさん&ママさんらしき大人たち×4に幼稚園児風から中学生風までの子供たち×5人という一団で、どうしてそういう流れになったのか非常に謎なのだが、かなりの量のアルコールを注文して宴会のようなことをやっている。
そば屋に来てそばも食わずに湯葉刺しや焼き鳥で乾杯を繰り返す大人たちと、自分たちだけはさっさとそばを食べ終わり、隅のほうのテーブルにかたまってDS(おそらくソフトは『どうぶつの森』)に興じる子供たち。

おかわりのそばをすすりつつ、小声で話すぼくとリムリム。
「そば以外のメニューなんてかぎられてるのに、なんであの人たちこんなところで盛り上がってんのかしら? そのへんの飲み屋に行けばいいのに」
「あの調子で飲んでたら、飲み屋で騒ぐよりはるかに高くつきそうだな」
結局その集団は、ぼくたちが2枚ずつざるを食べて店を出る時も、相変わらず盛り上がっていた。
江戸っ子ではないぼくがいうのもアレだが、そば屋というのは、ちゃっと入ってちゃっと手繰ってちゃっと出ていく場所ではないのだろうか。少なくとも、あまり長居するようなたぐいの店ではないと思うのだが……。

いずれにしろ、自分たちが連れてきた子供の管理もできないアタマの悪そうな親など、レシートを見て顔を青くしていればいいと思う。