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妄想 2008/05/13
無茶な要求。

「ねえねえ」
「何かね」
「ローラースケート欲しいんだけど」
「やぶからぼうだな」
「いやー、わたしきっとうまくすべれると思うんだよねー」
「出たな。根拠のない自信」
「だってほら、わたし運動神経いいし」
猛将少女がいきなりこんなことをいい出した理由は判っている。このところ、ぼくが食後などに『JSRF』で遊んでいるのを見て、「HEY! わたしもシブヤステーション前をグラインドで滑走したいYO!」などと夢のようなことを考えたのだろう。
確かにあれは、うまくなるとハイスピード&ノンストップでグラインドしたりジャンプしたり、独特のトリップ感にひたれるゲームだ。
が、それを脇で見ていたからといって、リムリムが現実世界で華麗にスケーティングできるとはかぎらない。たとえふつうのスケートをそれなりにすべれたとしてもだ。
そも、この少女にスケートなど履かせようものなら、その日のうちに事故を起こしかねない。リムリムというのは、そういう、「まさか……!?」というようなことを本当にやらかす人間だからである。

「じゃあさ、じゃあさ」
「今度は何かね?」
「代わりにさ、今度うれうれの小説にわたしを登場させてよ、わたしの分身!」
「……いったい何の代わりにそんな要求をするのかね?」
「別にいいじゃん、お金かかんないんだしさあ」
ロバート・ブロック方式でかまわないのなら」
「え、いいの? やったー! ロバート何とかってよく判らないけど、とにかくお願いね」
わけも判らず喜ぶ猛将少女。
「くっくっくっくっ……ラブクラフトを知らぬとは不幸な……」
「何かいった?」
「別に」

さて、ラブクラフト作品に登場したロバート・ブロック並みに、せいぜい惨たらしい惨殺死体で登場してもらうとするか。