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妄想 2006/04/06
きのうは女子大の入学式だったらしい。

夕刻、コンビニへ行こうと家を出ると、女子大通りが若人たちであふれ返っていた。見ると、正門のところに、入学式の看板が立てかけてある。
思えばリムリムもきょうから新学期だ。そういう季節になったということなのだろう。

だがひとつ、解せないことがある。
ここは女子大のはずなのに、なぜか男子学生風の若者がいるのである。どう見てもたまたま通りかかったという様子ではない。
そもそも普段この女子大生門前で見かける人間の男女比といったら、それこそ2:8くらいで圧倒的に女性のほうが多いのだ。
それがきのうにかぎって男女比5:5。おかげでコンビニもいつもの倍の混雑だった。

ぼく思えらく、あれはたぶん、よその大学から来た男子学生なのだ。
女子大に入学してきた女の子たちと、「いっしょにテニスでもして青春を謳歌しようぜっ!」とかいいながらやってきた若者たちに違いない。

そういえばぼくの大学生活は、その大半が書店でのバイトに充てられていて、サークル活動とか合コンとか、そういう華やかなものとはまったく縁がなかった。むしろバイト先の友人たちと遠くのゲーセンまで遠征に行くとか、夜通し『餓狼SP』で対戦するとか、延々マージャンを打ち続けるとか、そういう方面にばかりついやされてきた4年間だったと思う。
他人から見ればひどく非生産的な時間の使い方だったかもしれないが、あれはあれで、今のぼくには必要な4年間だったんだろう。

「あーあ、クラス替えとかなければいいのになー」
きょうが始業式だったリムリムは、学校から帰ってくるなり溜息混じりにそう愚痴った。
馴染みの先生がよその学校に転任してしまい、仲のいい友達とも別のクラスになってしまったらしい。
ついでにいえば、例のKくんとも別のクラスになってしまった。
それでも何となく楽しそうなのは、とことん物怖じしない社交的な彼女ならではだろう。ぼくは人見知りが激しく初対面の人と馴染むのにかなり時間がかかるほうだが、その点、リムリムは人とつき合っていくのがぼくなどよりよほどうまいので、新しいクラスにもすぐに慣れられるだろう。

がんばれ、リムリム!