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妄想 2005/07/24
何ごともいってみるものである。

エンターブレインのO場さんからプレゼントが届いた。
O場さんはコミックビーム編集部で、あの森薫嬢の担当をしている人だ。昔からのビームの読者であるところのぼくからすると、『漫玉日記』に出てくる人、というカンジなのだが、そのO場さんが、ぼくがこのブログでさかんに「紳士たれ、うれうれ!」などと微妙な『エマ』ネタを使ったり、あまつさえ「エンターブレインで仕事をしていれば〜」みたいなことをほざいているのを見て、どうやら哀れをもよおしたらしく、ファミ通文庫の編集部を経由して、アニメ版『エマ』のDVD初回予約特典についてくる、ラフイラスト集をくださった。
いや、本当は大の『エマ』ファンのネムネムにあげてください、ということでくれたのかもしれないが、とりあえずぼくのものとしておく。
「えー、それってヒドくない?」
「何をいうか! それもこれも、ぼくが作家としてエンブレではたらいていればこそだろう! だいたい、『エマ』のツアーに行っておきながら、森先生からぼくあてのサインをもらってこなかった役立たずに文句をいう資格はない! 恥を知れ!」
息子をひっぱたくアニメ版リチャード・ジョーンズ氏ばりにネムネムを黙らせ、ひとり悦に入る。ウチにはネムネムの買った通常版しかないので、あとから予約特典がもらえるなんてスゴく得した気分だ。

そういえば、来月には『エマ』の最新刊が出るらしい。
きっと表紙にはオドネルきゅん(人さらい)がピンで登場するに違いない。
楽しみだなあ。

妄想 2005/07/19
クルーゼ隊長、出番です!

といっても、別に某ガンダムに出てきたシャアもどきのことではない。
我が家でクルーゼ隊長といえば、紺碧に輝くフランス生まれの憎いヤツ、ル・クルーゼのことである。
知らない人のために一応いっておくが、ル・クルーゼとはホーローのお鍋のことだ。シンプルで親しみやすいデザイン、それに豊富なカラーバリエーションとすぐれた機能性で、世界中の料理好きなマダムたちに大人気のシリーズである。
ウチにあるのはブルーのココットオーバルという、簡単にいえばデカいシチュー鍋みたいなタイプなのだが、これはもともとネムネムが買ったものだ。最近ではほとんど料理らしい料理を作らなくなってしまったネムネムにも、かつては「料理好き」という属性がついていた時期があり、これはその頃に買ったものだという。

そのクルーゼ隊長にご出陣いただき、チキンのトマト煮込みを作ってリムリムとふたりで食べていた時のこと。
「あうっ!」
いきなり口もとを手で押さえてうつむくリムリム。
「ん? つわり?」
などと下品なジョークは口にしないのが紳士の中の紳士。
代わりにぼくは、むっしゃむっしゃとバゲットを食べながら、ふるふると肩を震わせているリムリムにいってやった。
野菜が嫌いだとかいって残しやがったら死なす
いや、もちろん実際にはこんなバイオレントな発言はかまさなかったが、とにかくリムリムは好き嫌いが多くて、この前トートツに高熱を発して風邪を引いて寝込んだのだって、おそらくその偏食と無関係ではない。明らかに野菜不足、ビタミン不足だ。
だからぼくは、いつもリムリムには、「それよりきみは、きちんとゴハンを食べなさい」といってきたのである。

ところが、リムリムの様子がどこかおかしい。
どうしたのかと顔を覗き込んでみると、
「うわ!? 血を吐いた!? リムリムが血を吐いた!」
驚いたことに、口もとを押さえたリムリムの指先に、赤い鮮血が散っているではないか!
誰かが今夜の料理に何か毒でも盛ったのか!? というか、ぼくの仕業か? 無意識のうちにぼくがやってしまったのか!?

などと、ぼくが紳士然とひそかに狼狽していると、リムリムはぷるぷると首を振り、
「さ、刺さった……」
どうやら食事している間に、カリカリにトーストしたバゲットの皮(耳?)の部分がざくりと口内粘膜に刺さった、ということらしい。
口を開けさせてよくよく調べてみると、なるほど、上の前歯のすぐ裏あたりが血で赤く染まっている。
「あっはっは、まったくもっておっちょこちょい、粗忽のきわみだね、きみは」
自分が無実であることを確認したぼくは、ほっと胸を撫で下ろした手を腹に添えて鷹揚に爆笑しつつ、
「放っておけばすぐに血も止まるだろうが、とりあえずはこれでも食べておきたまえ」
と、フィルムタイプのブレスケアを手渡した。

まあ、さすがにリムリムも騙されて食べたりはしなかったが。

妄想 2005/07/15
うぐう。

右肩から首にかけての痛みがあまりに激しいので、以前も通ったことのある整骨院に行って診てもらったら、睡眠中に肩が痛いのをかばおうとヘンな体勢でも取っていたらしく、いつの間にか首を寝違えていたというオチ。

それはともかく、リムリムが風邪をひいた。
一時は熱が39度近くまで上がったという。年頃の少年ならば、将来の人生設計に軽く危惧を覚えずにはいられない高熱だ。
前にも一度、38度台の熱を出して早退してきたことがあったが、その時はわりとけろっとしていた。
熱のせいで多少ぽ〜っとしてはいても、「気持ち悪い〜」とか「頭痛い〜」とかわめいたりしないのは、面倒を見てやらなければならないこちらとしては助かる。

とか思っていたら、今回はそうはいかなかった。
帰ってくるなりぐったりとリビングにへたり込み、そのまま立ち上がれない。
苦しそうにくしゃんくしゃんごほんごほんいっている。
このまま横になったらそのまま寝てしまいそうだと思って、とにかく着替えだけはするようにいって、ぼくは氷枕の用意をした。
案の定、着替えて布団に倒れたら、リムリムはもう起きられなくなった。
これは少し厄介かもしれない。

午後7時すぎ。
「何か食べたいものでもあるかね?」
「……ない」
リムリムはぼそりとそう答えて、ぼくがコンビニで買ってきたゼリードリンクだけを口にした。
こういう時、おかゆのひとつも出せないのは困ったものだ。ぼくがおかゆを用意できないとかいうわけではなく、リムリムがおかゆ嫌いなのである。
くそう……こんな時、おかゆ嫌いの大原社主を大のおかゆ好きにした、山岡さんのあの白がゆさえあれば……!
「ねー、うれうれ、どうして拳震わぶべほっ、ごほっごほっ!」
「……いいからきみはおとなしく寝ていなさい」

このぶんだと、あしたも尾を引きそうだ。

妄想 2005/07/10
自宅から一番近いところにあった、某ゲームメーカーの直営ゲームセンターが潰れたらしい。
昨今、ゲーセンが潰れるのは珍しいことではないし、別にぼくもそのことをどうこういうつもりはないのだが、そのゲーセンのすぐ隣にある別のゲーセン、ぼくとしては、「潰れるんだったらこっちのほうが先だろ」と思わずにはいられない。
その店に特に恨みはないが、それが違法に製造されたコピー基板だと承知していながら平然と店に出すような態度は、同じように著作権で食べている身としてはやはり納得がいかないのだ。
というか、喜んで遊んでる客も客だけどね。
THE KING OF FIGHTERS 2004』って、誰がどう見てもコピー基板だろ。
違法な商品でインカム稼いでいる店のほうこそ真っ先に潰れるべきではないか?

というネガティブな事件とは無関係に、某ゲームの某企画で、九段下のサイトロンへ行ってきた。ドラマCDの収録に立ち会ってほしいといわれたのである。
ほかの同業者のかたがたはどうなのか知らないが、少なくともぼくは、作業的にはひどく閉鎖的というか、孤独というか、毎日モニターに向かってぱちぱちキーボードを叩いている。
そんなぼくにとっては、こういう異業種さんとの交流の場というのは、非常に新鮮な体験ではあった。
声優のみなさんともちょこっとお話できたし。

ということで、おそらく来月あたり、某日経から某ゲーム読本というものが出版されると思う。正確な発売日とタイトルはぼくも知らないのだが、とにかくその本の付録につくらしいドラマCDに多少なりともかかわっているので、もし見かけたらぜひ1冊。

妄想 2005/07/04
ついこの前、リムリムが誕生日を迎えた。
なので、ケーキくらい食べさせてやるかと、日曜日に吉祥寺へ。
ちなみにネムネムは、「森薫嬢と行くエマバスツアー」とやらに参加するために、『マジレンジャー』が始まる前に出かけてしまった。
なので、ぼくとリムリムだけで出かけることとなった。

「でも、せっかくの誕生日にアンミラってどうなのかな?」
席に着くなりのリムリムの問題発言。
「普通はもっとさ、ワインのおいしいフレンチレストランとか、でなきゃオシャレなイタリアンとかさ、そういうとこに行かない?」
人に奢ってもらっているくせに贅沢なことをいう小娘である。
ワインに詳しくないぼくにそこまで求められたって困るし、そもそも未成年にワインなぞ勧められるはずもない。
「まあ、きみがおとなになったら考えてもいいけどね」
と、ぼくはレアチーズパイにフォークを突き刺して、その話題をそこで打ち切った。

「わたし、ここでだけはバイトしたくないなー」
テーブルで頬杖をつき、リムリムが呟いた。
「あのブラウスとかエプロンドレスとか、わたし的には絶対にありえないっていうか」
「……アンミラに来てそういうこというかね?」
「だって、別にわたしがここに来たかったわけじゃないもん」
よせ、やめろリムリム!
それじゃまるで、ぼくがアンミラの制服見たさにここへ来たみたいに聞こえるじゃないか!
「ねー、うれうれ。どうしてそわそわしてるの?」
「……いや、別に」
「ふーん」
「それはそれとして、どのみちアンミラでのバイトはリムリムには無理だから、ヘンな心配する必要はないと思うよ」
「どうしてよ?」
「リムリムみたいにガリガリな子には、どうやってもここの制服似合わないから」
「いいもん、別にガリガリで。わたし太りたくないし」
そういいながら、リムリムはニューヨークスタイルのベークドチーズケーキを食べている。
太りたくない、というより、リムリムは体質的に太れないのではなかろうか。できればぼくのBMI値を分けてやりたいくらいだ。

で、その日の夜。
ツアーから帰ってきたネムネムに、リムリムがいきなりチーズケーキを作ってくれと所望しやがった。

それじゃあれか、ぼくがご馳走してやったチーズケーキじゃ納得いかなかったってことか?

妄想 2005/07/01
きょうは某社打ち上げ。

……の話はひとまずさておき、以前このブログでも触れた徳間ノベルズEdgeシリーズの公式サイト〈エッジ王立図書館〉だが、気づいたらすでにオープンしていた。

実はぼくは、「徳間? 徳間といったらエロエロバイオレンスだろう。おそらくEdgeというのもそういう作品の集まるレーベルに違いない」と勝手に思い込み、『メフィストの魔弾』という作品を書いたのだが、このページを見た瞬間、自分の想像が気持ちいいくらいに間違っていたのではないかという気分にそこはかとなく襲われた。
なので、このサイトでEdgeレーベルの方向性を探り、次の執筆のための参考にしてみることにする。

どういう意図があるのか不明だが、このサイトのメインページは、〈エッジ王立図書館〉とおぼしき建造物を斜め上から見下ろした絵になっていて、それぞれの部屋に各種コンテンツへのリンクが張ってある作りになっている。
なんだかマップ上を移動しながらイベントを進めていくギャルゲーみたいだ。
ちなみにトップページ左上には、

新刊情報や刊行予定、Edgeなニュースなど、楽しめるコンテンツ盛りだくさんです。いろんな部屋をクリックして下さいね。

とある。
それじゃあいっちょう片っ端から部屋をクリックしてやるかと意気込んでみたが……。

……ん?
妙だな。どの部屋にも鍵がかかっているぞ?

どういうことだ、これは!? どこが盛りだくさんなんだ!?
創刊からふた月もたつのに工事中のコンテンツばかりで本当にいいのか?
というかこのサイト、デザイン的にそもそもまずくはあるまいか?

ふつうこの手のサイトというのは、トップページにその時点での最新ラインナップがドン! と目立つように置かれているべきものだろうに、この王立図書館とやらにはそれがない。
今は工事中ばかりなのであまり関係ないが、どこをクリックすると何のコンテンツに飛ぶのかヒジョーに判りにくい上に、ポインタにひっついてくるエッジ子(勝手に命名)がデカくて邪魔!
もしこれがRPGとかだったら、「マップは綺麗だけどユーザビリティ最低」とか評価されるに違いない*
イラスト自体は悪くないのに……。

「この店イタリアンなのにヒューガルテンがある! 飲んでいいですか?」
「どうぞどうぞ」
ありがとうございます、ドグマ書店(仮名)のN氏&S女史。
楽しい打ち上げの席なので、公式サイトに関してぼくがどう思っているかなんてデリケートな話はしないでおきます。
結局こうして書いてますが。

別に自分の本が今まさに新刊だからといってこういうことをいうのではないが、しかしやはり、トップページから一発で新刊情報に移動できないというのはいささか問題だと思う。

それはそうと、このエッジ子(仮名)のイラストを描いている人は、ファミ通のえんため大賞のイラスト部門で何か賞もらった人のような気がする。



*あくまで2005年7月当時のハナシである。