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ウレユサ日記12 2005/12/30
仕事で有明のほうに行っていたネムネムからおみやげをもらった。

「はい、うれうれの好きそうな本。え〜と……け、け、けー?」
「け?」
「そうそう、けーくーよ、けーくー! けーくーとかいうものを買ってきたわ」
「……ネムネム。ぼくは今ほど神に感謝したくなった日はないよ」
「神より先にわたしに感謝しなさいよ」

それはともかく。
現在、こふに登場するキャラクターたちはすべて年齢不詳である。
一応、アッシュは17(だっけ?)とか、シェンは29とか、設定上は存在するようだが、正式なプロフィールとして表に出ることはない。
そもそも『'94』が登場した時には、全キャラとも年齢が提示されていた。たとえば草薙京なら19歳(そして高校生)であり、強引に考えるなら、彼は1975年の12月12日生まれといっていいのかもしれない。事実、『'95』の時にはきちんとひとつ年を取って20歳になっていた。

ただ、翌年の『'96』から、どのキャラも年を取らなくなってしまった。
これはたぶん、SNKのほうで、このシリーズが長期化する(=長く売っていける)と見越した上での対応だったのだと思う。
ぼくはもともと『餓狼』が好きで、あれはシリーズをかさねるごとにキャラたちも年を取っていく。どのキャラも、誕生日が生年まで設定されているので、年を取らざるをえないのである。ぼくもそういう変化が決して嫌いではない。あれは比較的リアルな世界観の上に成り立っている作品なので、そう思えるのだろう。
でも、こふ世界の京や庵が現実と同じ流れで年を取っていくのは、キャラ的にいってマズい。今年で30の大台に乗った京や庵はあまり想像できないし、あまり見たくもないというのがファン心理だろう。
たぶんそんな配慮があって、『'96』以降は誰も年を取らなくなり、確か『2002』からは年齢表記そのものがなくなった。

で、それを踏襲したのかどうかは知らないが、『Mi』のプロフィールにも年齢表記はなく、誕生日が記されているだけだった。
まあ、『Mi』の時のプロフィール自体、新キャラはともかく、既存のキャラに関しては、それぞれの登場作品の一番古いものをそのまま持ってきたという感じで、今になって見るとかなり不思議な空気がただよっているものだったのだが(そのため、『Mi:2』のものはかなり直している)、いずれにしても、アルバやソワレたちの年齢が不明なのは個人的にもまいった。
というのも、各キャラの年齢差――誰は誰より年上、誰より年下という、そういうことがはっきりしていないと、シナリオはともかく、掛け合いのようなものを作る時に少し困るのである。
たとえばリアンの登場ボイスに、「いらっしゃい、ぼうや――」といった感じのものがあるが、あれは10代の男性キャラに対してのみ発生するものだ(要するに、ロック&K’専用)。ただ、それもリアンが充分にオトナな女性キャラだという前提の上でこそ成り立つものであって、これでもしリアンの年齢がはたちやそこらだったら、ようやく選挙権を手にした小娘が背伸びをしてそんなことをいっているだけになってしまうだろう。
そのために、わりと早い段階で、ぼくは『Mi』キャラの年齢について決めておいた。それを今回ここで公開しようと思うのだが、ただ、これはアッシュたちの年齢と同じく、スタッフがとりあえず決めた程度のもので、かならずしもオフィシャル設定として雑誌やムックに出るものではない――ということだけは了承しておいていただきたい(将来的に何かに使う可能性がないとはいわないが)。

・アルバ&ソワレ……22歳
・リアン……26歳
・ミニョン……16歳
・リム……20歳

要するに、アルバとソワレは京たちよりも年上で、若テリーやリョーサカより下、ということになる。熱心なファンのみなさんも、だいたいこのぐらいの年齢だと想定しているようだ。
リアンはキングとバイスの中間くらい、ミニョンはアテナより幼く雛子あたりと同い年で、リムは同門でいえばドンファンと同い年になる。

もっとも、ここにいたるまでは順調に年を取ってきた彼らも、これ以降、年齢が上がることはまずないと思う。『Mi:2』でも、アルソワは22歳のままだ。
そしてミニョンも永遠にあのキャラのまま……。
まあ、彼女にももう慣れたというか、今ではむしろあの勘違い&バカっぷりが愛らしくさえ思える。どうやってもコミカル分が減ってしまうポリゴン世界では、いわばミニョンは一服の清涼剤なのである。

まあ、その清涼剤は、とてつもなく甘ったるいイチゴミルク味がするのかもしれないが。

妄想 2005/12/28
なぜかウチの村にはラコスケもグレースもやってこない。

そんなこんなで『おいでよ どうぶつの森』。
先日、ぼくとネムネムが夜中におたがいの村で夜釣りに興じていると、突然、
「うわあああああん!」
ネムネムが悲痛な叫びとともに泣き崩れた。
何だ、この女は!? ぼくの知らぬ間にアルコールでも入れていたのか? 酔うと泣き上戸とかいうならまだ話が判るが、それまで無言で魚を釣っていた女がいきなり「うわあああああん!」では、さすがのぼくも驚く。
「どっ、どうしたのかね、いきなり?」
「うっ、うっ、うっ……つ、釣れないのよう……」
「え?」
「マグロが釣れないのよう!」
「…………」
どうやらネムネムは、マグロが釣れないのが悔しくて泣き出したらしい。
確かに『ぶつ森』のマグロはレアな魚で、吊り上げるタイミングが難しい魚だ。個人的には、同じ冬場に釣れる幻の淡水魚イトウよりも釣るのが難しく感じる。
だが、仮にもいい年をした大人が、ゲームの中の釣りがうまくいかないくらいで泣き出すとは……。
ぼくもゲームがうまくいかない時は腹立たしげに舌打ちくらいするが、泣くほど悔しがったりはしない。
まあ、普段ゲームをやらない人がここまで本気でゲームにハマってくれているのだということだから、ゲーム好きとしては嬉しくもあるのだが。

次の日の朝、タヌキデパートが開店するのを待って、夜のうちに釣った魚やゲットしたスズメバチを売りにいく。
すると脇からそれを見ていたネムネムが、
「……ねえ、そのマグロどうしたのよ?」
「え? どうしたって?」
「いつ釣ったのよ? ねえ、いつ釣ったわけ? まさかゆうべ? わたしが釣れない釣れないっていってた時に、隣でこっそり釣ってたわけ、それ?」

……いえぬ。
こんな女に、「きみが泣いてる隣で2匹釣った」などとはとてもいえぬ。

妄想 2005/12/27
たいへんなことを忘れていた。

例の忘年会が開催されたのは22日。12月22日といえば、そう、『ネオジオバトルコロシアム』の発売日である。
にもかかわらず、ぼくの手もとには『バトコロ』がない。
当日は忘年会があるのでどうせ買っても遊ぶヒマがない+ひょっとしたら会場で「嬉野さん、これおみやげです」といってソフトをタダでもらえるのでは、と思っていたために、アマゾンで入れていた予約をキャンセルしてしまってそれっきりにしていたのである。
結局、忘年会でぼくが持ち帰ってきたのは、美しく輝く今年一番の思い出と今年一番のお疲れだけで、おそらく参加者のみなさんのほうがよほどいろいろお持ち帰りになられたのではないか。

ということで、急遽『バトコロ』を買ってみる。やはりこういうものは自腹で買わねばならぬのである。
まず真っ先にいじるのは風魔小太郎! そしてサイバー・ウー! 何の関連性もないふたりだが、フウマはもともと『ワーヒー』でのぼくの持ちキャラだったし、サイバー・ウーは後学のために(?)遊んでみたいと以前から思っていたのだ。

……あれ?
いわれてるほどロード時間は長くないぞ?
デバッグプレステは通常のソフトを起動するとロードがバカみたいに長くなるようなので(実際、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』だと普通に分単位の読み込みになる)、待ち時間の間にムックで技のチェックでもできるかと思ったのだが、意外にできない。『サムスピ零』のほうがストレスを感じるくらいだ。
よし、さっそく試合開始だオラァ! このフウマさまについてきやがれ、ポンコツ! オラオラオラオラ!

……あれ?
何かおかしい。
何かがおかしいというより、ボス獅子王の性能がおかしい。
これはアレか、獅子王以外のボスに当たるように途中で調整できないぼくが悪いということなのか?
確かにぼくは、このゲームをゲーセンでほとんどやっていないズブズブの素人だが、体力4分の1の相手に瞬殺されるというのはいかがなものか。

まあ、ぼくの反射神経やら運動能力やらのおとろえはさて置き、いまさらこういういうのも何だが、やはりアナザーダブルアサルトの種類が少なすぎると思う。
主人公であるユウキとアイや、京庵、テリロク、リョウロバあたりはまあいいとしても、覇王丸&幻十郎や楓&守矢、ハゾフマにADAがあるなら、たとえば秦兄弟にもあったっていいのではないか? アスラ&色や老人タッグにもそれっぽい技が欲しいと思うのがファン心理ではないか?

というか、タッグバトルであることを強調したいのであれば、『KOF』のチーム制のように、すべてのキャラに最初からデフォルトのパートナーを設定しておいて、デフォのタッグすべてにADAを用意すべきだったのではないだろうか。キャラチョイスとの兼ね合いのせいか、そのあたりが徹底していなくて、ぼくにはどうもそれが中途半端に見えてしまう。
K’がいるのにマキシマもクーラも不在なのはファンとしては残念だし、オロチチームからシェルミーだけが登場しているのも今ひとつ解せない。サイバー・ウーやキサラあたりには、同タイトルからの参戦キャラがいないからタッグを組みにくいのかもしれないが、タイトルの枠を超えて組ませたとしても、それなりに納得できるのならアリなのではないか。たとえば舞とナコルルは、ネオジオ黎明期をささえた2大ヒロインとして、充分にタッグとして成立しそうな気がする。実際、違和感がないから見落としそうだが、リョウロバがすでに枠を超えているわけだし。

各タイトルの中でのストーリーや、ネオジオというハードの歴史を踏まえた上で、それを見たファンが喜べるような演出を盛り込んだADAをこそ、この移植版には追加してほしかった。PS2版『サムライスピリッツ天下一剣客伝』のあまりに膨大すぎる追加要素を知ったあとだと、特にそう思えてならない。
すでに40キャラいるところに、完全にオリジナルのキャラをあらたに投入してくれとは贅沢すぎる希望だが(それでもファンはそれを望んでいると思う)、もっとこう……アーケード版で遊んでくれたファンの声を汲むというか、そういうサービスが欲しかった気がする。
いや、家でタッグモードで遊ぶぶんには普通に面白いけどね。

できれば、溝口とザジィとルーミとフェルナンデスとピエール・モンタリオ(え?)の出てくる続編を……!

ウレユサ日記・忘年会SP3 2005/12/26
京の二の腕とアルバの指先。

肝心のトークショウの内容については、案の定、ぼくはよく覚えていない。
かろうじて、「『アスラ斬魔伝』の基板を買ったら〜」のネタは口にした覚えがあるが、家に帰ってきて各所でアップされたレポートを見るまで、どういう質問があって自分がそれにどう答えたのか、ステージ上の記憶がすぽんと抜け落ちていた。
とりあえず、あまり無様なことをいわずにすんだようで、それだけはほっとしている。

ファンのみなさんのサイトをめぐっていて嬉しかったのは、あの時に上映した特別編集版のムービー&ダイジェスト版OPムービーが、非常に好意的に見ていただけていることだ。
特別編集版のムービー(最初に流した10分以上あるヤツ)は、ゲーム中での各キャラの登場シーンや対戦前のかけ合いを抜粋したもので、もしかしたらステージ上でも発言していたかもしれないが、あれはまだほんの一部でしかない。試遊台でプレイしていただいたかたには判ってもらえるだろうが、まだ未公開のコスチュームも多いし、隠されている要素はそれだけではない。
また、トークショウの終了前に流したOPのダイジェストについても、実際にはあの2倍〜3倍くらいの長さはあると思う。ラスト近く、アルバとソワレがアルバの愛車に乗ってドライブしながら、アルバが音楽に合わせて指でボディを叩いているとか、ああいう細かいところまで見てくれている人がいることが判って本当に嬉しい。
ストーリーモードをクリアした時に見られるスタッフロール時のムービーも、あれと同レベルのクオリティのものが流れるようになっているので、OPの完全版ともども楽しみにしていてもらいたいところだ。

もっとも、あの忘年会の『Mi:2』関係でもっともインパクトを残したのは、どうやら草薙京2Pの大胸筋や上腕筋だったようだが。
庵の胸の谷間がスゴいといわれたことは以前にもあったが、京もひそかに対抗意識を燃やして、薄着になる機会をうかがっていたのであろう。
きっとそうに違いない。

そんなこんなでトークショウも終わり、プログラムは『Mi:2』ゲーム大会に移った。
だが、肝心のトークショウについて事前の説明がなかったことからも判る通り、このゲーム大会にぼくが強制参加させられるということも、ぼくはいっさい聞かされていなかった。
当日の控え室で、さかんに佐藤さんと服巻さんが、「青汁飲んでみた?」みたいなことをいっているので、単純に「おふたりは青汁が好きなのかな?」などと的はずれなことを考えていたのだが、いざ聞いてみたらああいうシステムだったというオチ。
いろいろなイミで冷汗をかかされたが、まあ、アルバの優勝で幕を閉じたのですべてよしとする。

その後のカルトクイズは、ステージに上がるという重圧から解放されて、単なる観客として普通に笑って見ていられた。
CDドラマの収録の時にも思ったのだが、小板橋さんのロバート→アンディへのクイックシフトはまったくもって見事である。何しろ前日(21日)の夜から会場入りして入念に準備していたというから、当日の11時すぎにふらふらやってきて、特に何か準備するわけでもなく、棒を失ったビリーのように、「あああ、どうしようどうしよう」と震えていた小心者のぼくとは大違いだ。
ぼく個人としては、小板橋さんとのおしゃべりで、その緊張もかなりやわらげさせてもらえた。本当にご苦労さま&どうもありがとうございました。

ひそかにマイクのトラブルなどもあったようだが、カルトクイズも無事に終わり、アニメの第4話の上映やらおみやげの抽選会からも無事にすんで、楽しかった宴もついにお開き。予定では朝の7時に閉会のはずだったが、実際に終わってみればすでに8時近く、スタートが少し遅れたとはいえ、トータル約7時間におよぶ、あまりに濃密な宴であった。

会場のファンたちがあらかたハケたあと、声優さんたちをお見送りして、ぼくたちは打ち上げに向かった。
ひと晩ブッ通しで騒いで(あるいははたらいて)、ようやくそれが終わったと思ったら、すぐさま場所を移して打ち上げである。この時間(休日の朝8時〜11時)に宴会のできる店があるという時点でさすがは歌舞伎町といった軽い驚きを覚えたが、それよりもスタッフのみなさんのタフさに驚いた。
といいつつ、ぼくも小板橋さんと相変わらずの濃すぎるキャラ話をしてみたり、抹茶ユサと『Mi:3』について話し合ったり、レイヤーのお嬢さんたちに新キャラの好感度調査などしてみたりもした。
自宅での仕事から睡眠不足のまま参加して、途中に仮眠を取るヒマもなく、ユンケルと眠気覚ましの魔法の粉末(合法品)のおかげで、まさしく「ハイになれ〜!」といわんばかりの状況だったが、本当に最後まで楽しかった。
いつも『ユサ日記』で自虐的なネタを投下してばかりの抹茶ユサが、最後にスタッフ一同の前ですごくいいことをいっていたように思えて少なからず感動してしまったのも、きっとハイになっていたせいだろう。

「KOF忘年会」、来年もやれるといいと思う。
『Mi:2』大ヒット御礼謝恩会みたいな感じだとなおよろしい。
こふファンでよかったなあ、みたいなことを、同じ会場に集まった見ず知らずのみんなと共有できる感覚というのは、非常によいものである。
今は製作者側に近いところに立っているとはいえ、10年前はぼくもあの会場の客席に座って熱狂していたはずの人間なのだから。

ウレユサ日記・忘年会SP2 2005/12/24
豪雪によって日本が東西に分断された夜。

F氏が到着しないまま、スタッフのほうから、とりあえずぼくにだけトークショウの段取りが説明されることになった。
「ドアの外で待機していただいて、お名前をお呼びしますから、F氏、嬉野さんという順でステージに上がってください」
「F氏が間に合わなかったらどうするんです?」
と切り返すこともできず、曖昧にうなずくぼく。
ぼくはこの時初めてトークショウ用の台本を見せてもらったのだが、そこには「ネオフリ」で募集した中からチョイスした質問がいくつか載っていた。
「すいません、次に3D化されるゲームについてって質問があるんですけど」
「それが何か?」
「『Mi:3』はTGS前にプレスリリースで既出になってますけど、『サムスピ』はどうなんですか?」
正直な話、ぼくもウワサでならいろいろと聞いているが、それはホントにウワサの範疇でしかない。『サムライスピリッツ天下一剣客伝』で、必要以上に「2D最終作!」と連呼しているおかげで、すでにファンたちの間では、「2Dは最後でも3Dはあるんでしょ?」という空気がただよっているのではと思われるのだが、そんな質問を社外の人間であるぼくに向けられたところで答えようがない。
3Dの『サムスピ』についてぼくが発言できるのは、
「ぼく、マザーごと『アスラ斬魔伝』の基板買ったら、初代『ポリサム』のROMがオマケでついてきましたよ」
くらいのものだ。
「そこはまあF氏にどうにかしてもらうということで」
「だからF氏が来なかったらどうするんですか?」
と、結局はそういえずにあっさりさっくり打ち合わせ終了。
資料そのものはA4で数枚程度のものだったので、「だったら前もってファックスで送ってくれてもよかっただろ!」と思ったりもしたのだが、そうクレームをつけるべきコスプレ課長ははるか西の彼方の雪の中である。

ああ、ホントに今夜の開発者トークショウはどうなるんだろう? いろいろ考えていたら喉が渇いてきた。
「何か飲むものありませんかね?」
「ゆうても、ここにはユンケルとリポDしかあれへんし」
カルトクイズに備えてロバートからアンディへの切り替えの練習に余念のない小板橋さんの言葉通り、テーブルの上には大量のユンケルとリポDが。これも一応、徹夜を余儀なくされる我々に対するスタッフの気配りというヤツなのだろうか?
もちろんここは映画館なのだから、ロビーに行けば自動販売機くらいいくらでもあるのだが、その手前の通路では『Mi:2』試遊台の設置が急ピッチでおこなわれている。みなさんが忙しげにはたらいているところをゲスト面して、「はー、喉が渇いた渇いた、ちょいと邪魔するぜ」などと横切っていくのは気が引けるではないか。
いっそ小板橋ロバートが、
「もしもーし? あ、カーマン? 喉が渇いたさかい、すぐに午後ティー持ってきたってんか? もちろんヘリでな! は? ナンボ用意したらええか? ナンボておまえ、そないケチ臭いこといわんとキリンビールごと買収したったらええねん。じゃんじゃん持ってきたってや!」
くらいのアドリブを聞かせてくれないかとも思ったが、どうやら小板橋ロバートは、救いを求める少女の声が聞こえるアテナのような超能力の持ち主ではなかったらしく、ぼくの強い思いにも無反応で、ひたすら「ちょ、ちょう、おまっ……!」とか、「ガハァ!」とか、「ざんへいけへん〜!」とかやっている。
まあ、たとえぼくの念が彼に通じたにせよ、目の前にユンケルとリポDしかない現実は変わらない。なので、仕方なくユンケルに手を伸ばし、同時に眠気とだるさを吹っ飛ばす魔法の粉末(合法品)を飲み下してみる。
……風邪のせいで荒れている喉にはキツいな、ユンケル。

そうこうしているうちに、佐藤さん&服巻さん&谷藤さんの出番が来たので、小板橋氏とともに会場の最前列でトークショウを見ることに。
双子さんたちは、こういったトークショウはほとんどやったことがない、みたいなことをおっしゃっていたが、やはり本職だけあって堂々としている。堂々としすぎていて、服巻さんの発言にはこちらがドキドキさせられっぱなしだった。
「自分とソワレが似ているのは女の子好きなところ。女の子に見とれて3度事故ったことがある」とか「アニメの収録では舞ちゃんの胸しか覚えていない」とか「ソワレの大好物はおにいちゃん」とか。
……ある意味ホントにソワレみたいな人である。

だが、あと数時間したら、ぼくもあそこに出なければいけないのである。
『11』のゲーム大会スタートと前後して控え室に戻ってきたぼくは、まるで現実に背を向けるかのように、小板橋氏とともに重量級キャラに対する愛をねっとりと語り合ったりした。
と、そこにようやくF氏が到着!

「あああ……! ぶ、無事だったんですね、Fさん!」
「何とか間に合いました」
「……あれ? コスプレ課長の姿が見えませんが……?」
「ああ、彼はファルコン号で大阪に引き返しました。会場に来られなかった人たちのフォローをしなきゃいけないので」

……天候のせいとはいえ、東京⇔大阪を行ったり来たり大変だね、課長(ホロリ)。

つづく。

ウレユサ日記・忘年会SP1 2005/12/23
いろいろありすぎて、『ぶつ森』のすれちがい通信するの忘れた。

ゆうべはとても濃い一夜で、よくも悪くも(悪くはないか)、ぼくにとっては非常に思い出深いものとなった。
「KOF忘年会2005」のことである。
ぶっちゃけていってしまえば、あのイベントはSNKにとっては出費しかない、いわば採算を度外視したものだ。
ただこれは、長年こふを応援してくれているファンのみなさんへの感謝の意を表したいというのがまずひとつと、来場していただいたみなさんが、それぞれお持ちの個人サイトや大型掲示板などで、このイベントについて触れてくれることにより、さらに多くのみなさんに対してこふというシリーズをアピールできるだろう――と考えた上で、出血覚悟でおこなうイベントなのである(と、抹茶ユサがスタッフ一同の前でそういっていた)。
ということで、忘年会に参加したみなさんも、がんがんレポートをアップするとよろしいのではないだろうか。
かくいうぼくも、一般参加者とはまた違った視点から、忘年会当日の出来事について語ろうと思う。

開場前。
西荻窪→新宿は約20分。遠方から駆けつけてくれるみなさんには申し訳ないが、ぼくの場合、11時に家を出て11時半すぎには新宿ピカデリーに到着していた。
やはり寒い。しかし、この寒さをものともせずやってきたますらおどもが、すでに館内の階段のところに開場待ちの列を作っていた。ありがたやありがたや。

ぼくが案内された控え室には、グラサンのダンディと白ジャケットの色男と関西弁の女性と誇り高きヤングタイガーがいた。
グラサンはアルバ役の佐藤佑暉さん、色男はソワレ役の服巻浩司さん、関西弁はナガセ役の谷藤リョーコさん、ヤングタイガーは美形会議の中の人こと小板橋敦記さんだった。ちなみに、服巻さんはこういう字を書いて「はらまき」さんとお読みする(間違っても服部半蔵×マキシマの略ではない)。

小板橋さんとは、『KOF完全読本』のCDドラマの収録の時に一度お会いしていて、熱く(暑苦しく)語り合った仲だが、声優陣のみなさんがたとはもちろん初対面だ。『Mi:2』のシナリオ担当ということでお三方にご挨拶させていただき、そのまま『Mi:2』話にもつれ込んだ。

トークショウをご覧になった人はお判りかもしれないが、佐藤さんは普段からアルバのあの淡々としたトーンで世間話をするかたであり、服巻さんはわりとソワレそのままの、本当に「女の子好きなんですよ!」と公言してはばからないかたであり、そして谷藤さんは明るく元気で青汁をものともしないお嬢さんだった(無論、ナガセのように口は悪くない)。
ちなみにヤングタイガーの中の人は、あのアンディの声がどこから出てくるのか抹茶ユサも不思議に思うようなおかただ(説明になっていない気もするが)。

そのうち、『サムライスピリッツ天下一剣客伝』の高屋プロデューサーが挨拶にきてくださって、そこでまた『サムスピ』話で盛り上がったりもしたのだが……。

……む? 妙だぞ。誰か足りなくないか? この場には当然いてしかるべきキャラがふたりほど足りない。そういえばそうだ、F氏とコスプレ課長K/! トークショウ絡みでぼくをフォローしてくれるはずのチームメイトが揃って欠場している!
そこに黒ユサの不吉な言葉が。
「いやー、ふたりともまだですねん」
「ええっ!? ファルコン号は10時には到着するはずでは!?」
「大自然のおしおきっちゅうか、まあ、さすがに雪が降るのを止めるのはムリなんで」
おおお、神よ……! 何ということか! 大阪本社から関西方面のファンのみなさんを乗せてファルコン号でやってくるはずだったF氏とコスプレ課長の到着が、折からの雪の影響で大幅に遅れているというではないか!

ぼくの出番は声優さんたちのトークショウが終わった午前3時40分。すでに開場が15分ほど押していたとはいえ、4時までには出番が来てしまう。もしそれまでにF氏が間に合わなかったら、開発者トークショウはどうなるのか!?
「それじゃ、ムービーだけ流して……」
「嬉野さん、まさかムービーだけ流してトーク部分はスッ飛ばそうとかおもてへんやろな?」
「いや、どこまでしゃべっていいのかって判断は、やっぱF氏にやってもらわないと……今はまだ規制しておかなきゃいけない情報とかあるわけだし」
「細かいことゆわんと、今夜は無礼講や、ハデにぶっちゃけたったらええねん。――な? ミニスカワンピの司会のお姉ちゃんと嬉野さんだけでやったらええやろ、な? 隣にデカユサのぬいぐるみでも置いとって。それでええやろ? っちゅうか正味の話、ワイには関係あらへんしなあ。にょほほほほ」
おおお、神よ……! この誇り高きヤングタイガーは何ということをいい出すのか! 控え室に着いた時からぼくが人知れず静かにテンパっているというのに! ぼくが全身からかもし出す、「アガリ性なのでできれば回避したい」オーラが判らんか! 空気読め!

つづく。

妄想 2005/12/22
728000ベルのローン返済完了!

お隣の「にしおぎ村」でカブ価がプチ高騰したので、手持ちのカブをすべて換金し、ローンを返済した。返済したといっても、強欲なタヌキにすぐにまたあらたなローンを組まれてしまうわけだが(今度のローンは85万ベルだ)、部屋がもうひとつ増えるのだと思えばさほど腹も立たない。
これでようやく、仕事部屋といっしょになっていたキッチンを独立させることができる。ふふふふふ。

などと『ぶつ森』に興じていたきょうのお昼すぎ、ふと時計を見ると、間もなくファルコン号の出発の時間が迫っていた。
「京都では吹雪いてるみたいですけど、大丈夫ですか、そっちは?」
「大阪はいいんですけど、途中の名古屋あたりがキツいかもしれませんね」
「じゃあ、充分気をつけてください。といっても運転手さん任せでしょうけど」
出発前のF氏と軽くメールでやり取りして、ぼくは『ぶつ森』に戻った。

きょうはいよいよ「KOF忘年会2005」が開催される。
しかし、イベント開始の3時間前になっても(これを書いているのは午後9時すぎ)、コスプレ課長K/からの連絡はない。ということは、やはりイベント進行中のステージ裏で打ち合わせをすることになるようだ。
まあ、ぼくが出るトークショウは実質20分くらいだというし、ホントにいざとなったらF氏のフリに相槌を打ってごまかせばいいらしい(かなり真実)。

それはそうと、夕方、所用あって家を出ると、すさまじく冷たい風がすさまじいいきおいで吹いていた。
「ぐぅっ。何だ!」
「か、風が……!」
吹きすさぶ風の激しさに、思わず『KOF'96』の怒チームのラスボス戦前のセリフを思い浮かべたぼくは、慌ててタクシーに乗って吉祥寺のパルコに直行し、今夜のためにあったかそうな手袋を買った。
暑がりのぼくが手袋を買うなどよほどのことだ。

忘年会に参加するみなさん、風邪などひかないように気をつけて、楽しい一夜をすごしてください。
とりあえずぼくは、会場で『ぶつ森』のすれちがい通信をやって、同好の士にフルーツを配ろうと思う。

ウレユサ日記11 2005/12/21
SNKからこんなモノが届いた。

チケット

どう見てもあしたの忘年会の入場チケットである。
優先入場チケットは黄色ではなく赤で、ルイーゼのところが京のビジュアルになっていたと思うのだが、たぶんこれはマスコミや関連会社などに配布される招待券なのだろう。
まがりなりにもぼくはあしたのステージに立たせられる人間、いわば出演者だから、本当ならチケットなぞなくても会場入りできそうなものだが、にもかかわらずこんなものをわざわざ送ってきたということは、やはりアレだろうか、たとえ出演者といえども、列に並んでこのチケットを提示しなければ会場入りは許さないということだろうか?

いや――ひょっとしてこれは、ぼくにも入場者の列に並んで会場入りしろという黒ユサからのメッセージではないのか? 人知れず一般入場者の中にまぎれ込み、聞き耳を立て、ファンたちのナマの声を聞いてこいという遠回しな業務命令ではないのか?
などと邪推をしてみたたわけだが、冷静に考えてみれば、こうしたものを送ってくるのはある意味当たり前のことで、特に深い意味はないのだろう。招待席をふたつも用意してもらったところで、ぼくには連れはいないし(ネムネムは特に興味ナシ、リムリムは未成年)、ぼく自身はステージ裏でトークショウ本番前の緊張で顔を青くしているに違いないわけだから、そのぶん、一般のファンのかたがたにふたつ余計に席を解放してもらいたいところではある。

それよりむしろ今のぼくにとって重要なのは、肝心のトークショウに関する資料(?)のようなものが、コスプレ課長のほうから届いていないということだ。特設サイトにどういう質問が寄せられているのか判らないと、こちらとしても解答を用意できないではないか。

Q:『Mi:2』にマーズピープルやスーパージオンは登場しますか?

みたいな質問なら、その場で即座に「登場しません」と答えられるが、おそらく、ファンから寄せられる質問の多くはもう少しデリケートというか、答えにくいものだと思うので、あらかじめ目を通しておいたほうがいいはずなのだが……。
はっ!? もしかするとこれは、ぶっつけ本番でテンパるぼくを見て暗い悦びにひたろうとする抹茶ユサか黒ユサあたりの意地の悪い妨害工作なのか!?

……いや、もちろん妄想だけど。

妄想 2005/12/20
か、カブ価が上がらない……!

それはそれとして、忘年会まで日がないというのに風邪が治らない。
こんな近況報告はイヤだ。
なので、少し楽しいことでも書こう。

きょうはイトウを2匹釣った。
物欲しげな目で横から見ているリムリムを尻目に、マグロもゲット!
さらには雪が降っている時間帯を狙って久々にシーラ。
おおう、大漁大漁。
あとはタヌキチデパートの開店を待ってこれらを換金すれば、ローン返済にまた一歩近づく。
とりあえず、釣った魚は自宅のプレイルーム(2階)に保管しておいて……。

…………

ぐはっ! 寝落ち!
風邪薬のせいか、横になって遊んでいたらモーレツな眠気に襲われ、DSのフタだけ閉じて寝てしまった!
夜半すぎに気づいた時にはバッテリー切れ! これで3度目! またリセットさんに怒られる!

こんな近況報告はイヤだ!

妄想 2005/12/19
きのきの村釣り大会で優勝したうれしのふを讃える美しい虹。

にじにじ

そしてその虹を、真っ昼間からヒューガルテン片手に眺めているぼく。
このところあまりにも寒さが厳しく、さすがのぼくも本格的に風邪をひいて寝込みそうな予感が(というより悪寒が)しているのだが、だからといって家の中にばかりこもっていてはいけないと、コンビニにお金を振り込む用事があったついでに外出する。

……おや?
気づくとなぜか吉祥寺まで来ている。しかも徒歩。ノリのいい音楽を聞きながら歩いていると、ついついバス停を通り越してしまうようだ。
すこぶる健康的な流れに気をよくしつつ、近くにあったコンビニで振り込みをすませたぼくが向かったのは、井の頭通り沿いにある「Village Vanguard DINER」だ。
ここは遊べる本屋で有名な「Village Vanguard」が経営するハンバーガーショップで、いかにもアメリカンなサイズのデカいハンバーガーを、本能のおもむくままにガツガツ食べるにはちょうどいい。いかにもテリーとかが好きそうなお店である。
吉祥寺にはこの手のハンバーガーを食べさせてくれるお店が何軒かあって、以前にもこのブログで触れた「Mos'sC」や、ダイヤ街にある「Cafe50/50」というお店もそうなのだが、中でもこの「Village Vanguard DINER」は、ぼくがまだ武蔵野市民としてひとり暮らしをしていた頃からちょくちょく通っている。*

で、そこでぼくが遅めのランチを食べていると、少し遅れて、ぼくの真後ろのテーブル席に女性のふたり連れが座った。
「いらっしゃいませ〜」
お店のお兄さんがさっそく注文を取りにいく。
「えーと……オニオンリングにフレンチフライください」
「それとチーズバーガーふたつ」
えっ?
何食わぬ顔でこっそり『おいでよ どうぶつの森』をやっていたぼくは、そのオーダーに思わず背後を振り返りそうになった。
本気か、彼女ら!?
ここのハンバーガーは巨大だ。パンは某マクドのハンバーガーとは比較にならないくらいにしっかりしていて、そこに肉やレタスやトマトがぎしっとはさんである。ふつうの女の人なら、ひとつ食べればそれで充分、それ以外のサイドメニューなど必要ないというくらいに量が多い。おまけにランチタイムに注文すると、黙っていてもフレンチフライがついてくるのだ。
しかし彼女らは、すべて承知の上でそれを注文している。
おまけに、
「あ、オレンジジュース、ホットでください」
ホット!? ホットといったのか、今!? きみも風邪気味か? 風邪の予防に飲みたいのか?
ぼくの胸中を代弁するかのように、いささか困惑気味に聞き返すお兄さん。
「ほ、ホット……ですか?」
「はい。ホットレモネードみたいな感じで」
確かにホットオレンジジュースというものはあちこちで飲まれているし、この季節ならおいしいかもしれないが……チーズバーガーに合うのか、ホットオレンジジュースが?
しかもこのふたり、食事の途中でヒューガルデンまで注文したのである! よく冷えたヒューガルデンとホットオレンジジュースを交互に飲むな! だいたい、どう見ても買い物の途中なのにきみら食べすぎだぞ! 「ねー、このあとパルコ行かない?」じゃねーっつーの!

……まあ、そう思っただけで口にはしなかったが。
すらりとした女性でも、食べる人は意外に食べる、ということで。


*2007年12月現在、「Mos'sC」と「Cafe50/50」はすでに閉店している。

ウレユサ日記10 2005/12/17
パソコンが完全に死んだようだ。

という景気の悪い話には背を向けることにする。
きのうお伝えしたように、きょうは新宿でF氏と打ち合わせをしてきた。普段はSNKの大阪本社で作業をしているF氏だが、今回は完成したばかりのオープニングムービーを忘年会用の特別ロングバージョンに編集するために上京してきたとのこと。
来週はまた忘年会当日に、ファルコン号に8時間も揺られて上京してくるわけだから、まったくもって頭が下がる。ひとりでちゃっかり飛行機で上京予定の抹茶ユサにも、F氏のこの負担を少しは分けてやりたいものだ。

で、肝心の打ち合わせ。
忘年会でのトークショーに関しては、
「ちゃんとした打ち合わせは当日の控室でしましょう」
という打ち合わせをした。
打ち合わせになってないような気もするが、本当である。
考えてみれば、トークショウではファンのみなさんが「ネオフリ」にメールで投稿した質問をもとにしゃべることになっているので、その集計が終わらないかぎり、具体的な打ち合わせには入れないのだ。おそらくそのへんのことを仕切ってくれているのはコスプレ課長のK/氏だと思うのだが、せめて答えやすい質問をチョイスしてくれることを祈るばかりである。

とはいえ、トークショウに関する話など、実際には全体の3分の1もしなかった。
待ち合わせ場所の新宿駅南口前に、『鉄拳5』について熱く語っている一団がいたため、そういう人種があまりいないであろう(=話を聞かれても特に問題なさそうな人しかいない)喫茶店に移動し、世間話もそこそこに『Mi』の話がスタート。
『Mi:2』のα版に関する話は当然したし、『Mi』シリーズの今後の展開や、続編に登場させるキャラのチョイスについても話し合った。
参戦キャラクターのチョイスについてはいつも悩まされる。
過去のタイトルに登場したキャラクターを出すのか、それともオリジナルキャラクターをあらたに作るべきなのか。
懐かしのキャラクターを出すにしても、ファンが本当にそのキャラを望んでいるのかどうか見きわめるのは、実はとても難しい問題だ。声の大きい一部のファンの意見を取り入れても、それが実際にはほとんど使われないキャラになってしまってはあまりに不憫だし、ファンの裏をかきすぎて「誰だっけ、コイツ?」などという嬉しくないサプライズになってもまずかろう。
すでにいるキャラクターとの兼ね合いやファンの期待度、さらには現実的な開発のしやすさなどを考えて、少しずつかためていくしかないのかもしれない。
とかいいながら、ぼくはすでに「このキャラは続編に出る」という前提で、一部のデモや演出を作り始めているわけだが。

結局、一般人ばかりの喫茶店の片隅で、一般人お断りの濃すぎるこふ話を3時間以上もかましてしまった。あれだけいろいろ話したのならそれを何かに生かせばいいものを、ぼくもF氏もメモひとつ取っていないあたりが、何というか、単なるこふファンのダベりのようで、まあ、面白かったからまあいいかという次第。

とりあえずトークショウでは、F氏がぼくに話を振ったら、ぼくが「ハァハァハァ……ああぁ」とテキトーに相槌を打ってごまかすことになりそうだ。

妄想 2005/12/13
某ひむかいゆうじに見せつけてみる、マエストロの実力。

マエストロ

『おいでよ どうぶつの森』の話。
きのきの村に入植したうれしのふのマイホームもローン返済が進み、ようやくふたつ目の個室が完成した。2階の個室はS○GAのアップライト筐体を置いてプレイルームにし、リビングの左に完成した個室はうれしのふの書斎にする。
もうひとつ部屋が増えたら大きな風呂場か盆栽置き場にしたいのだが、80万ベルのローン完済はあまりにも遠く長い道のりだ。
今回も白カブの価格が大高騰することが判明したので、今後はカブを主体に稼ぐことにする。

以前、GC版『どうぶつの森』で、やはりこうしたカブの売買をフル活用して1億ベルほど稼いだことがあり(さすがに99億ベルはムリだった)、それをネムネムに、
「そんな守銭奴プレイのどこが面白いわけ?」
などと冷ややかになじられたのだが、そのネムネムも、いまやローン地獄に苦しむ一介の村人にすぎない。
「ああっ! またお金の出る岩を叩きそこねた! ムカつく!」

それもひとつの守銭奴プレイのような気がするが、いかがか?

ウレユサ日記09 2005/12/16
『カードファイターズDS』に先駆けて、ニンテンドーDSにSNK見参!

100メガショック!

我が「きのきの村」の旗は、ご覧の通りのNEO-GEOマークである。
最近これを目にしなくなって久しいとお嘆きのファンのかたがたも多いかもしれないが、ひょっとすると近いうちに、意外なところで目にするかもしれないかもしれないような気もする。

それはそれとして、『Mi:2』のα版がまた届いた。
今回のバージョンアップで、これまで通常技しかなかったキャラにも必殺技が装備され、一応(ホントに一応)、ひと通りすべてのキャラで遊べるようになった。
もちろん、「ネオフリ」でコマンド表が公開されている24キャラに関しては最優先で調整がされているはずなので――カンペキとまではいかないにしても――KOF忘年会では問題なく遊べるデキになっていると思う。
いや、実際に今がんばっているのはぼくではなく開発スタッフ陣なので、あまりエラそうなこともいい加減なこともいえないのだが。

それはそれとして、ゲームの中身が確実に完成に近づきつつあるのはいいのだが、ぼくにはもうひとつ気になることがある。
それは、ぼくもまだ完成版を見たことがないオープニングムービーのことだ(ウチに届くα版にはいまだにオープニングがなく、いきなりメインメニューになる仕様なのだ)。
聞くところによると、忘年会当日には完成版をヘビーローテーションで流すだの何だのという話らしいが、だとすると、そろそろ現物が上がっていないとまずいのではないのだろうか? 何しろ忘年会は1週間後に迫っている。
実際、個人的には、試遊台ファンのみなさんに開放する体験版よりも、そちらのほうが間に合うかどうか心配だ。

というようなことも含めて、あしたF氏とお話をしてくる。F氏はこの週末、出張で東京に来ていて、ぼくが不安に思っていたトークショウのことも含め、いろいろと打ち合わせをしておこうということになったのだ。
まあ、いざとなったらぼくは当日、本当に「ええ、そうですね」しかいわないつもりだが。

ちなみに、ハナシはぎゅ〜んと最初に戻るが。

村メロ

我が「きのきの村」の村メロ(ファンファーレみたいなもの)も、ご覧の通り、いかにもSNKちっくな選曲になっている。シャープやフラットが使えないぶん、音が少しハズレているのはご愛嬌。
もちろん曲名は、『ターくんと北ピー』である。

妄想 2005/12/14
吉祥寺近郊に在住の『ぶつもり』ファンに朗報。

少し前から、『おいでよ どうぶつの森』のキャンペーンで、「すれちがい通信」による限定アイテムのプレゼントがおこなわれている。
このプレゼントをもらうには、全国のおもちゃ屋さんや首都圏のJR8駅に設置された「すれちがい通信」中継所と通信する必要があるのだが、ぼくの場合、一番近い場所にあるのがJR吉祥寺駅の改札前の中継所である。
そこで、「限定6アイテム、コンプリートするまでやるぜ!」という根性のある人にささやかなアドバイス。

吉祥寺駅中央口の改札を抜けると、すぐ目の前の柱に中継所(というか中継機)が張りついているが、この寒い中、中継所前で突っ立ったままアイテムが揃うまで通信を続けるのは非常に酷だし、場合によっては周囲の視線もイタい。
ではどうするか?
中継所をそのままスルーして正面に進むと「Becker's」がある。おもむろにその店に入り、何でもいいからあたたかい飲み物を注文して、入口に一番近い席に陣取ったのち、悠然と通信を始めればよろしい。
その店から中継所までの距離は10メートルほどあるかもしれないが、中継所の電波は強力なので問題なく届く。中継所のすぐそばに同じくアイテム狙いのほかのユーザーがいてもまったく問題ない。
実際、ぼくはそうやって、ロイヤルミルクティーを優雅に飲みつつ6種類すべて揃えた。時間にして30分かかるかかからないかくらいだったと思う。
同時刻、中継所の真ん前に、大きなリュックを背負った同志(大きなオトモダチ)がいたのだが、誤って彼の電波を拾ってしまうこともなかった。
あいにく、ほかの駅での設置状況をぼくは知らないので、どこでもあたたかい飲み物を飲みながら通信できるかどうかは不明だが、少なくとも吉祥寺ではこの手が使える。

6回通信して即コンプリートというわけにはいかないので(ダブる可能性大)、場合によってはかなりの長期戦が予想されるため、ぼくはこの方法をオススメする。

ウレユサ日記08 2005/12/12
絶望にうちひしがれた失意の日々には、それに先立つ黄金時代をより美しい記憶に変える力がある。

などと書くとやたら意味深だが、何のことはない、ネオジオ全盛期には「ぎゃ〜っ! 恥ずかし〜!」と赤面してまともに聞けなかったキャラクターソングが、今となっては、「ああ、あの頃はよかったなあ……」と、しみじみとしたノスタルジーにひたりつつ、いっそ微笑みさえ浮かべて聞けるようになった――というお話。
いっそ『Mi:2』に、隠しBGMみたいな感じでこっそり入れておいてくれないだろうか。
『HEAVY BABY』とか。
いや、冗談だけど。

ところで、ノスタルジーといえば『KOF忘年会』である。
この忘年会は昨年末に始まったイベントだが、10年近く前まで、旧SNKはもっと頻々とイベントをおこなっていた。新作が発表されれば大阪と東京の社屋内でプライベートショーを開催するのがつねだったし、注目作の発売ともなれば特別に会場を用意して大々的にプロモーションした。あの頃のSNKは、本当にバブルだったんだろう。
たとえば、今ぼくの目の前にはなぜか『真説サムライスピリッツ武士道烈伝』のサントラがあるが、確かこの忌まわしいソフトの発売前にも、SNKは竹芝のニューピアホールを借りてイベントをぶち上げた。ゲストは謎のシンガーKEN(といっても錦織健のことだが)。ああいう人を、エンディングで1曲歌ってもらうためだけにイベントに呼んだのだから、今にして思えば贅沢なものである。
しかしその後、おそらく財務状態の悪化によって、その手のイベントは減っていった。
ぼくが最後に参加したイベントは、ちゃんと記憶しているかぎりでは、'99年の夏にZepp東京でおこなわれた、『クーデルカ』&『蒼紅の刃』&『KOF'99』のプロモーションイベントだった。『クーデルカ』に『蒼紅の刃』という時点で泣けてくるが、会場がZepp東京だったというのがさらに哀しさを誘う。Zepp東京はお台場のパレットタウン内、SNKファンに判りやすくいえばBOFでお馴染みの(ううう)、あのネオジオワールドのお膝元にあったのだ。
『クーデルカ』も『蒼紅』も、アーケード中心からアーケードとコンシューマの両立を目指す旧SNKのあらたな方針の表れだったとは思うのだが、ご存じの通り、どちらもヒット作とはならず、結果的には旧SNKの寿命をさらに縮めてしまった感がある。
その翌年は『KOF2000』くらいしか目立ったタイトルのなかった旧SNKは、さらにその翌年の2001年、ついに倒産してしまった。

……とまあ、そんなこんなで絶望にうちひしがれた失意の日々を知る昔からのファンにとっては、『KOF忘年会』のようなイベントがおこなわれるのは、ノスタルジックな思い出も手伝って、年甲斐もなくわくわくしてしまうものなのである。
で、今年の忘年会。
いよいよあと十日で本番なのだが、例の「FALCOON氏&嬉野氏による真夜中のトークショウ」、ぼくはホントに何を話せばいいのだろうか? こういうものは事前に打ち合わせとかしないのか? F氏は大阪からバスで来るのだろうから(何しろそのバスがファルコン号っていうくらいだし)、会場入りは当日の10時すぎになるのだろうし、とすると、ロクに打ち合わせをする時間などないような気がするのだが……。
そもそも当日の詳しいスケジュールやイベント全体の進行台本(?)みたいなものも含めて、忘年会関連の連絡がSNKのほうからいっさい来ていないのが異様に不安だ。以前の打ち合わせの時にちょこっとあった、「忘年会の時にトークショウ出ませんか?」みたいな短いやり取りだけで、ぼくのあずかり知らないところですべてが進んでいる感じがする。
普通はこう、何というか……「○○の話題はNGで」とか「××の話を中心に」とか、そういうアウトラインくらいは決めておくものではないのか? それとも忘年会は無礼講だから、当日だけは何をしゃべってもいいのか?

現実 2005/12/09
あのアダプターは凶器だろう、もう。

みなさんこんにちは、マイDSの十字ボタンがいきなりヘタって困っている嬉野秋彦です。
気づけばあしたはもう12月10日ですね(といっても、すぐに日付が変わるような頃に書き込んでるんですが)。
12月10日といえば、そう、Xbox360の発売日ですよ!

初代のXboxの時には、ぼくも近所のゲーム屋に予約を入れて、あの恥ずかしい巨大な紙袋(あやねとジャン・リーがずど〜んというアレ)に詰められたXboxを持ち帰ったものです。何しろ『DOA3』と『JSRF』が同時発売でしたからね。
『DOA』はNAOMIのアーケード基板を買うほど入れ込んでたし、『JSR』シリーズも、本来ならぼくがハマるようなジャンルじゃないのに、音楽のカッコよさに惹かれてついついクリアしてしまったという……。
まあ、そういう心ときめくソフトがあったおかげで、あんなやたら重くてデカいハードを買う気にもなったわけですが。

でも、今回の360は、正直、買うかどうかは判りませんな。少なくとも年内は買わない。
というか、あした買う人って何が目当てで買うんですかね? いや、もしかすると失礼なことをいってるのかもしれないですけど。
ただ、鳴り物入りで発表された大作RPGを除けば、360のラインナップで日本で売れそうなのって『DOA4』くらいでしょ? その『DOA4』が発売延期じゃ、今買っても邪魔になるだけって気がするんですけどね。

おまけにあれ、前の箱より小さくなったって謳ってるけど、いうほど小さくなってないよね? 真ん中あたりが少しへこんだだけでしょ? で、逆にアダプターがさらに巨大化してファンまで内蔵しちゃったと。
何かもうあのアダプター、写真見るかぎりだと、小学生のギミック満載の筆箱をふたつ重ねたくらいのサイズでエラく邪魔っ気。要するに、本体に組み込むと発熱しすぎてヤバい部分を外に追い出して、本体だけはほんのちょっとスリムになったっていってるだけじゃん。
まあ、それはGCだって似たようなもんだったし、おそらくレボリューションでもそういう形になるんだとは思うけど、あれは本体が驚くほどコンパクトだからまだ許されることであって――ああ、やっぱマイクロソフトは日本の家庭事情を考慮してないんだな。

もちろん、前の箱が売れなかったのは図体のでかさだけが原因じゃなく、これは! というソフトがPS2とくらべてあまりに貧弱だったのも致命的だったわけで、今回はまたそれをダブルでやらかしてしまってるような気がするのですよ、ええ。

でもまあ、日本版360で『DOA4』が問題なく動くってことが判ればぼくも買いますけどね。『DOAU』ではヒトミが追加されてんのにブラッドがいなくてイヤな思いさせられたから(結局あのソフト、買ってコスチューム全部出現させたらやらなくなっちゃった。『DOA3』のが好きだ)、今回のブラッド・ウォンwith勘違いブラウスには期待してます。ホントに。

妄想 2005/12/07
仕事が押していて時間がないので短めに。

抹茶ユサがすごいことをいい出した。
スタッフと一般のファンをいっしょのバスに乗っけて8時間の旅って……。
本気か?

妄想 2005/12/05
『PSP ギガパック』+『TALKMAN』=37380円(税込)

ちびっ子にこんな高価なオモチャを買いあたえても、英語はぺらぺらにはならないと思う。どうせならその金で子供英会話教室にひと月なりふた月なり通わせたほうが、よほど英語に慣れ親しむのではなかろうか。
DSが『脳トレ』だの『やわらかあたま塾』だのでヒットを飛ばしているのを横目に見ているせいか、どうもPSPは、同じような線を狙おうとしてことごとくはずしている気がする。
PSPというのは、パソコンとの連動を駆使できるヘビーユーザーしか買わないようなハードだ。そういうユーザーが、いまさら「英会話を勉強しよう!」などと思い立つか? あるいはPSPを携帯翻訳機代わりに使おうなどと思うだろうか? 少なくとも、ちびっ子が外づけマイクに向かって「はわ〜ゆ〜!」などと叫ぶことはありえまい。

そもそもPSPは、そういう“お子ちゃま”ユーザーをターゲットにしていないのではなかったか。DSを“お子ちゃま”向けと発言していたのはソニーだったはずだ。
まあ、ソフトそのものの売り上げを見るかぎり、ゲーム機としては、お子ちゃまユーザーにだろうがお兄ちゃまユーザーにだろうがおじちゃまユーザーにだろうが、PSPはDS以上の支持は集められていないようだが、携帯メディアプレーヤーとしても、この先どうなるのかは怪しいものだ。
パソコンから取り込んだ画像を外で楽しむ機能でいうなら新型のiPodで充分だし、音楽についてはいわずもがな。もはやPSPのメリットはUMD再生機能くらいだが、ぼく自身は、アレを使って外で映画なりアニメなりを楽しんでいる人を見たことがない。
確かに携帯機としては大きくて綺麗な画面を持っているが、そういうきちんとしたソフトは大画面で見たほうがよくないか?

だいたい、こんな大金出すくらいなら、ぼくなら凶360を買う。『DOA4』のためだけに。
といっても、例のゲームが止まるというバグが日本版で完全に取り除かれていると判るまで、凶360も買うつもりはないが。

そんなきょうこの頃、ぼくの心のささえは『おいでよ どうぶつの森』。
「きのきのむら」に入植した「うれしのふ」のスローライフ。
食後にお茶を飲みつつイトウ釣り。夜寝る前に布団の中でシーラ釣り。拾った家具で部屋の中をコーディネイト。ああ、癒される。

自宅公開

ちなみにこの格好は、別にジョン・クローリーのコスプレではない。

ウレユサ日記07 2005/12/03
アニメ版こふが公開された。

実はぼくも、完成したものを見るのは初めてだ。
アニメ版に関してぼくがやったことというのは、基本になるプロットを4本分提出することと、それをもとにしてアニメスタッフが上げてきたシナリオを読み、マズいところを修正する、という作業くらいのものだ。
実際には、シナリオ面でいろいろと変更したい箇所はあったのだが、スタッフのスケジュールの都合もあり(何しろ多忙な9スタだしね!)、すでにその時点で絵コンテが完成していた部分に関しては修正することもできず、セリフのチェックくらいしかできなかった。
もし可能なら、今回のような脚本監修ではなく、脚本として、最初から最後まで自分で書いてみたかったという思いはある。ただ、アニメの素人が脚本家気取りでしゃしゃり出ていって、製作現場の雰囲気を最悪にしてしまうケースというのもままあるので、やはり監修程度でよかったのかもしれない。

今回のアニメ版に関しては、脚本家さんの意向で、「4本つなげて見た時に1本のストーリーとしてまとまる」ということを優先している。
当初ぼくは、セリフのほとんどないイメージビデオみたいなものを想定して、内容的にバラバラなプロットを4本提出した。「新旧主人公対決編」、「サウスタウン編」、「巻島博士編」、「アッシュ&ベティ編」の4本だ。
これがそのまま採用されずにサウスタウンを舞台にしたひとつのエピソードに統合されたのは、ひとつの作品にまとめたほうがトータルでストーリーを見せられるという理由のほかに、キャラ数を抑える目的もあったのだろう。
登場するキャラが多ければ多いほど、そして舞台となる場所が多彩であればあるほど、アニメ製作に必要な設定は多くなる。今回は9スタの社内でキャラデザインまでやってもらっているので、発注にギャラが発生するのかどうかは判らないが、普通はデザイン画を1枚書けば、数千円〜数万円のデザイン料が必要になる。つまり、キャラクターを増やしすぎると、それにともなって制作費もかさみ、デザインを用意するためにスケジュールを圧迫してしまうことにもなるということだ。

ところが、身内にアニメーターがいる手前、ぼくもそういうことは知っていたはずなのに、今回はそれをぽっかりと忘れ、むしろこふキャラをひとりでも多くアニメで動かしてやりたいと考えて、ムチャクチャ大量のキャラを登場させてしまった。
「新旧主人公対決編」には元祖日本チームや中国チームが顔を出し、「サウスタウン編」は餓狼勢&龍虎勢のオンパレード、「巻島博士編」はネスツ造反組vsハイデルン部隊だったし、「アッシュ&ベティ編」は三種の神器が勢揃いしていた。
……今にして思えば、本当にムチャクチャである。

結果的に、アニメのほうの脚本は、それぞれのプロットのおいしい部分を切り取ってきてひとつのエピソードにまとめている。そのシナリオを、ぼくがおもにセリフ面での不自然さがなくなるように修正した、という感じだ。
まあ、中にはどうあっても直してもらわなければならないシチュエーションもあって、そういうところだけは修正してもらったが(たとえば、ぼくが最初に見せてもらったシナリオでは、庵があのベルトつきの赤いパンツのまま、オフロードバイクでウイリーしながら登場していた)。

すでに多くの人が現物を見ていると思うので、ここで書いてしまってもいいと思うが、#1での庵は、アッシュに勾玉の力を奪われて炎が出せないという設定になっている。その状態の庵にどういうアクションをさせるのかと期待していたが、さすがは攻殻スタッフである。おそらく作画参考用に『Mi』をプレイしてくれたのだろうが、炎がなくても充分に見映えのする――むしろ炎がないからこその、相手の肉や骨を削るような――肉弾戦を見せてもらった。
いやはや、眼福眼福。

ちなみに、あちこちのサイトで、「ギャングと聞いていたのに、アルバとソワレが思ったよりいい人だった」という意見を多数見た。
確かに彼らはギャングという設定だが、アウトローはアウトローでも、どちらかといえば日本の任侠――地元に密着した、一種の自警団的性格を持つ、素人には手を出さないやくざのようなものなのである。
アルバとソワレは、京&庵やK'、アッシュなどとくらべると、アーケードデビューしていない新顔ということもあり、こふファンの中では今ひとつ認知度が低いのだが、このアニメをきっかけに、少しでも彼らに関心を持ってくれるファンが増えることに期待したい。

とりあえず、あのネコは再登場する。

ウレユサ日記06 2005/12/02
今夜から、アニメ版こふ配信開始。

以前このブログで紹介した、SNKプレイモアUSAでおこなわれているこふキャラの人気投票について、数日前、不知火舞の獲得票が急伸していることを続報としてお伝えしたと思う。
あれ以降、舞のいきおいはまったくおとろえなかった。
そして12月1日現在、総投票数35000弱のうち、舞が14000票以上を獲得するという異常事態におちいっている。もちろん、サウスタウンヒーロー、テリー・ボガードをブチ抜いてダントツのトップ。35000分の14000、すなわち40パーセントの人間が舞に投票しているということである。
2位のテリーは相変わらず10000票あまり、3位アルバが5000票、4位アンヘルが2500票というのも10日前と変わらない。真吾とクーラが地味に票を伸ばしてトップテン圏内に食い込んできたりしているのだが(代わりにK9999とキムとラモンが落ちた)、それももはやどうでもいいことにしか思えなくなった。上位陣、特に舞の得票数の前では、100票200票伸ばしたところで焼け石に水なのである。

今年のE3で、SNKのメインビジュアル(?)にF氏が描いた『Mi』バージョンの舞が使われていたことからも判るように、

アナザー舞

不知火舞というキャラクターは、海外市場、特にアメリカ市場においては非常に重要なキャラだとは思うのだが、だからといって、それまで100票にも満たなかった投票数が、わずか10日の間に14000に急伸するというのはあまりに不自然すぎる。
やはりこの投票はおかしい。
何かこう、不正なプログラムとかを使って、一気に1000票単位で投票しているヤツがいるのではあるまいか? そう思ってデカユサに尋ねてみたのだが、
「アルバってけっこう人気あるね、キャキャ!」
みたいな反応が戻ってきただけだった。
まあ、『Mi』にかかわる身としては、それはそれで喜ばしいことだ。
この投票結果を参考に、北米版『Mi:2』のパッケージは、ナガセやルイーゼを押しのけ、舞を中心に、テリーとアルバに両脇をかためてもらおう。

ところでその、『Mi:2』のα版について。
こふシリーズ、特にストライカーシステムが導入された『'99』以降の作品は、いわゆるコンボゲーといわれている。必殺技の威力が抑え目になっている代わりに、連続技が異様にたくさん入る(=たくさん入れないと相手の体力を減らせない)。あるいは、「長い連続技をガンガン入れてくださいよ」というつもりで必殺技の威力を低く設定しているのかもしれないが、とにかく最近のこふは、必殺技の威力は総じて低く抑えられている。
振り返って見るに、世に対戦格闘ゲームは数多いが、超必殺技というものを初めて導入したゲームは初代『龍虎』であり、全キャラに標準搭載したのは『餓狼2』である。これらの作品では、超必殺技はまさに一撃必殺の威力を誇っていた。だが、ゲイザー一発で相手の体力を半分にするなど、今のこふのシステムでやったらバランスは一瞬で崩壊するだろう。

しかし、『Mi:2』では――少なくともα版の段階では――かなり減る。超必殺技の威力が近年のゲームにないほど異様に高い。
もちろん、連続技に組み込めば補正がかかって総合ダメージは減るし、そこまで高威力の超必はたいていレベル3だから気軽に出すこともできない。しかしその分、本当に威力が高くなっている。
たとえばTGSのムービーでも紹介されていたビリーの大旋風は、カウンター&ナマでブチ込むと、5割近く持っていく。アルバの新技(空中でパンチ連打)も同程度。○○○のレベル3超必などは、同じ条件で6〜7割ほど持っていく。
黄色い体力ゲージが一瞬で赤くなり、次の瞬間、それがぎゅ〜んと減っていくさまは、最近の格ゲーではついぞお目にかかれなかった光景だ。

これはもう、☆ひとつの超必はちょっと強い必殺技、☆ふたつの超必がかなり強い必殺技、☆3つの超必が真の超必というあつかいでいいのではないか?
コンフィグでパワーゲージMAX固定で対戦したら、かなりすごいことになりそうだ。

とかいいながら、製品版でダメージが低めに抑えられたら嫌だが。

ウレユサ日記05 2005/12/01
「えふてん」というコードネームの新キャラ?*

ついに12月に突入。忘年会まであと3週間。
先日は「電プレ」に掲載される『Mi:2』関連の原稿をさらさらと書いたが(どうやら載るのは12月9日号ではなく12月9日発売号らしい)、今回は「ネオフリ」に掲載される記事のチェックをした。
「ネオフリ」といっても、雑誌「ドリマガ」に連載中の同名コーナーのことではなく、SNKの公式サイトからリンクの張ってある、かぎりなく公式に近い特設サイト「ネオジオフリークWEB MAGAZINE」のことだ。**
SNK公式サイトのゲーム情報ページとどう差別化していくのかはともかく、ケータイのアプリや各種コンシューママシンのソフト情報、イベント関連のニュースなどを提供していくサイトになるようだが、ここで『Mi:2』関連の記事が載ることになったので、そのチェックをしたのである(『Mi:2』発売を前に、『Mi』に残された謎を追う! とかいうアレだ)。

また、それとは別に、こふアニメの配信スケジュールについての発表があり、忘年会の日程が正式にリリースされたこともあって、ファンのみなさんがネット上でいろいろと発言しているのも目にした。
こふ関係の話題がいろいろと出てくるのは、昔からのファンとしては非常に嬉しい。
が、例のギャルゲーと麻雀が相変わらずFOMAでしか遊べないのはどうしたことか。
繰り返すが、ぼくはauユーザーだ。NTTグループに稼がせてやるつもりは毛頭ない。

とまあ些細な不満はさて置き、2週間に一度のお楽しみ、『Mi:2』のα版が今回もやってきた。バージョンアップのたびに、遊べる(=必殺技が完備される)キャラが増えてきているが、今回もまた、2キャラほど遊べるようになっていた。それが誰なのかはまだ秘密だが。
さらに、今回はストーリーモード、プラクティスモード、バーサスモードのほかに、チャレンジモードの一部が遊べるようになっていた。チャレンジモードというのは、前回にもあったタイムアタックやミッションのことだ。隠しコスチュームをゲットするために、「30ヒット出ねえ〜!」とわめいていた人も多かろう。
そのチャレンジモードが、今回はかなりパワーアップしている。タイムアタックは変えようがないが、ミッションモードはその数が大幅に増え、これまでのこふでもお馴染みのサバイバル(ただし、『Mi:2』ならではのアレンジあり!)の追加や、○○○○○○、○○○○○○○○などが加わった。諸事情によりこのへんは伏字でご勘弁願いたいが、何というか……腕相撲? 石柱? 藁人形? 氷柱割り? いやまあ、そんなアレを想起させてくれるナニが揃っていると思っていただければさいわいである。
ネオフリのインタビューでF氏も豪語していたが、前作比ボリューム4倍というのは、あれは決していいすぎではない。ディスク内の容量うんぬんではなく、キャラも増え、モードも増え、デモもボイスも増えた。
一ファンとして、完成が楽しみだ。

……またもやフライング気味のことをいっているような気がする。



*今だからいえるが、「えふてん」というのは当時隠しキャラあつかいだったフィオのことで、体力ゲージ下の「FIO」という表記が「F10」に見えただけのことである。
**2007年12月現在、すでに「ネオフリ」は存在していない。