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妄想 2006/05/31
やるといったらやる。

以前、リムリムとぼくが激しくやり合ったことがあって、あまりにもアタマに来たため、
この×××なお嬢さん、あんまりぼくを怒らせると、あなたのダッシュむらの住人たちが永遠にこの地上から消えることになりますよ
と、彼女に貸していた『ぶつ森』を人質にしたことがあった。

一応いっておくが、これは何もぼくの狭量さをしめすものではなく、このDSも『ぶつ森』のソフトも、どちらもれっきとしたぼくの所有物なのだ。
ついでにいうなら、リムリムがこれまでいい気になって遊んでいたゲームもすべてぼくのものである。唯一彼女の所有といっていいソフトは、GC用の『ポケモンボックス』だけだが、これはオマケでついてくるカラフルなメモリーカード目当てで買ったものだし、そもそもこれは厳密にはゲームではないので、実質、リムリムは1本もゲームを持っていない。

要するに、彼女が遊んでいるゲームは、すべてぼくが“好意”で貸してあげたものなのだ。
ただ、リムリムがゲームに夢中になってそれ以外のことがおろそかになってはまずいので、いつもゲームを貸す時には、
「何かまずいことをやらかしたら警告ナシに奪還する!」
といっている。
そして長期にわたって継続的にプレイすることが前提ともいえる『ぶつ森』の時は、
「何かまずいことをやらかしたらデータを初期化する!」
と釘を刺しておいた。

もっとも、だからといってそれを言葉通りに実行したら、リムリムのダッシュむらは作った直後に破壊されていたことだろう。そこはそれ、英国紳士風味の日本男児であるぼくが、つねに大人としての寛容さをもって接し、リムリムが何かヘマをやらかしたとしても、これまでダッシュむらの消去という最終手段は使わずにきたのである。
しかし、その寛恕の心がかえって少女の増長を招いてしまったのかもしれない。

先日、あることがきっかけで、史上稀に見る激闘をリムリムと繰り広げたぼくは、葵の御紋よろしく『ぶつ森』を切り札に出した。
「そういうかたくなな態度をあらためないと、むらの住人が可哀相なことになるぞ!(←何だか悪人風)」
「いいもん! べっつにそんなの惜しくないし!」
その開き直りに静かにキレたぼくは、リムリムが見ていないところでいつも彼女に貸しているDSの電源を入れ、ためらうことなく彼女のダッシュむらを消してやった

自分自身のこの行動にシビれ、そしてあこがれた

つづく。

妄想 2006/05/30
『覇王別姫』でカンヌ獲った裏でコレ。

今月からウチにケーブルテレビが入って、これまで通常の地上波のみだったのが、一気に多チャンネル時代に突入した。
とはいえ、ガッツリ見入ってしまってはそれ以外のことが手につかなくなるので、普段は、愛らしい猛獣どもが過酷な自然の中で生き延びる姿を記録したアニモゥプラネッツのドキュメント番組をBGM代わりに流したり、アメリカの心霊番組をチラ見したり、これまで未見だったアニメをいまさらフォローしてみたりと、おおむねそんな日々を送っている。
ちなみにぼくとネムネムのお気に入りは『空手バカ一代』。

その一方で、買うだけ買って溜まっていたDVDを少しずつ消化。
そしていきなり『大英雄』。
ウォン・カーウァイの難解鬱映画ナンバーワンといえば、おそらく『楽園の瑕』ということになるのだろうが、この『大英雄』は、その『楽園〜』のコンパチ(?)として撮られた作品だ。『楽園〜』の撮影が諸般の事情でストップしている間に、キャストとスタッフを遊ばせておくのがもったいないというすこぶる現実的な理由から、たった8日間(だかそこら)で撮影されたというやっつけ低予算映画である。
だが、それに反比例してキャストは無駄に豪華で、確か当時は、「香港映画史上最高! 八大スター夢の競演!」みたいなコピーがついていたように思う。
まあ、世界市場向けの大作映画のために集められた連中を流用しているわけだから、それも当たり前といえば当たり前なのだが。

男性トップスター陣は、レスリー・チャン、トニー・レオン、ジャッキー・チュン、レオン・カーフェイ。あの当時、ここに誰かつけ加えようとしたら、それこそアンディ・ラウくらいしか思いつかないゴージャスさである。
対する女性陣は、ブリジット・リンにジョイ・ウォン、マギー・チャン、カリーナ・ラウ。ジョイ・ウォン以外はウォン・カーウァイ作品の常連ばかりだが、本来このメンツは、2、3人くらいずつでバラにして主役に据えて、それぞれ別の作品を撮っても充分に豪華といわれるスターたちだ。
そういう連中が、全編通してバカに徹するところが、『大英雄』という映画の面白さなんだと思う。

ぼくは基本、あとあとまで繰り返し観たい作品は、昔ならビデオ、最近ならDVDでソフトを買うようにしているのだが、『大英雄』はビデオソフトが入手できなかったため、レンタルショップで何度も借りて観ていた。実際、ぼくが『楽園〜』とどちらを多く見ているかといえば、間違いなく『大英雄』のほうなのだ。

でも、公開から10年目で『大英雄』が唐突にDVD化されたのは、たぶん、レスリーが死んでしまったからなんだろうと思うと、『楽園〜』と『欲望の翼』を連続で観たあと以上に鬱だ。

妄想 2006/05/29
蘭堂家8

発売中。

それとは無関係に、『スマブラ』のハナシ。

例のゼロスーツサムス(勝手に略称ゼロサム)は、別キャラとして登場するのではなく、ゲーム中に通常のサムスがあのオレンジのバトルスーツを“脱ぐ”のだそうだ。勝手な想像だが、前作でのゼルダ姫⇔シークの切り替えと同じような感じになるのだろうか。
いずれにせよ、ゼロサムになるとパワーと耐久力が大幅に落ちる代わりにスピードが上がり、貧弱なハンドガンもビーム部分がムチになる。公式サイトのスクリーンショットだと、ハンドガンが変形してサーベル状のビームが伸びている絵もあるので、そういうバリエーションもあるのかもしれない。
このムチ、グラップリングビームの応用かとも思ったのだが、考えてみれば『ゼロミッション』にはグラップリングビームがなかったので、完全なオリジナルの能力なのだろう。
本当にあのハンドガンにそんな能力があったら、『ゼロミッション』の後半であんなに敵からこそこそ逃げ回らずにすんだのによう。

それにしても、このおねえちゃんが、

あらん!

ビームムチか。
……いいなぁ。

そういやボイスはどうなるのだろう? これまでのサムスはどんな状況でも悲鳴ひとつあげなかったように記憶しているのだが。

妄想 2006/05/26
肉! 肉肉肉!

きょうは集A社の人やひむひむの人といっしょにゴハン。
「いいな〜。ひむひむさんと会ってくるんでしょ〜」
彼の真実を知らずに無邪気なことをいうリムリムを家に残し、神保町へと向かうぼく。

そういえば、打ち合わせというといつも編集さんに来てもらうばかりで、ぼくはSD文庫の入っている集A社の新ビルに来たことがなかった。
実際に行ってみると、かなり綺麗で巨大なビルだった。ここにコミック誌や文庫関係の編集部が集中しているらしい。ぼくが知っているだけでも、集A社は自前のビルを4つは持っているはずだが、実際にその中で編集部があるのは2つくらいで、営業や総務といった編集以外のセクションしかないビルだの、ほとんど倉庫にしか使っていないビルだの、非常にゼイタクな使い方をしている。

「すげえ! ここ、コーヒーが飲み放題だ! 昔の○○○○なんて、来客があるたびに担当編集が自腹で自販機でジュース買ってたのに!」
などと些細なことでコーフンするぼくと、いつもながら大パンチ1発で腕がもげそうな細さのひむひむ、それに編集さん+編集長の4人で向かったお店は、九段下にあるカジュアルなフレンチレストランだった。

みんな揃って身内の恥としかいいようのないバカ話をしながら、ガツガツと肉を食う。
牛! 鴨! 羊! 馬! 魚もあったが肉ばかり何品も頼んでしまう男4人。
料理もワインもおいしかったが、一番印象深かったのはヘンなテンションのマスターだった。
なんとなくこの人は、須藤真澄の『じーばーそだち』に出てくるペンションのマスターに似ていると思った。

ということで、『蘭堂家の人々』第8巻、発売中。

蘭堂家8

そういえば確認するのを忘れていたが、ひむひむは『デススロットル』を買えたのだろうか?

妄想 2006/05/25
あとは発売日が問題。

Wiiは25000円を超えない価格で発売されることになった。
最高でも25000円、それ以下の価格で発売する可能性もありうるとのことだが、DS Liteが16000円という価格なので、さすがに据置機のWiiが2万円を切ってくることはないだろう。
だが、もし仮に25000円での発売になったとしても、Xbox360(37795円)より1万円以上安い。Wiiのソフトが1本7000円前後と仮定すると、本体+ソフト2本でも35000円程度にしかならないわけだから、Wiiはすごく安い。

おそらくWiiもほぼ同時期に発売されるのだろうが、11月11日に発売予定のPS3は、安いほうが税込で62790円、高いほうはオープン価格ということだが、だいたい7万円〜8万円になるといわれている。
とはいえ、ソニーやマイクロソフトが推奨するハイデフ時代に真に対応しているのは高いほうだけなので(安いほうはかなり機能が限定されている)、ゲームの進化はグラフィックの進化だと考えている人は、高いほうのモデル一択になるだろう。
となると、こちらはWiiの3倍もの価格帯になる。Wiiの豊富なローンチソフト群を本体と同時に5本買って、それで約6万円。これでもまだ低価格モデルのPS3本体と同程度。
そう考えると、なおさらWiiは安く感じる。

海外はともかく、国内ではもはやXbox360はないものと考えていいだろうから、事実上、年末の日本市場はPS3とWiiの一騎討ちになるだろう。もしくはPS2とWiiか。
一昨年末、PSPとDSの発売時期がかさなって、両者が真正面から激突することになったが、これまた海外はともかく、日本国内では、発売から1年半たった今、一般層の取り込みと初期不良への対応にしくじったPSPが、DSに大きく水を開けられた格好になっている。
あの時と同じようなことを、ソニーはPS3でもやらかしそうな気配がある。

最低でも6万円、ローンチのソフトを1本買って7万円という価格設定では、ゲームにならいくら金を使っても惜しくないというマニア層を除けば、よほど金銭的に余裕があって新し物好きの人間でなければ買おうとは思わないだろう。ただ単にグラフィックが綺麗になったというだけではハードの販売台数を牽引できないということは、すでにXboxが2度にわたって証明してくれている。

だいたい、ソニーのハードは初期不良が多すぎる。どのみちPS2のように段階的に安くなっていくのは目に見えているわけだから、特別な目的でもない限り、発売と同時に買うのはあまりにリスキーだ。

なので、ぼくはPS3はひとまず見送り、Wiiを買うことにする。

妄想 2006/05/24
また嵐。

きょうは夕方から風雨がスゴいことになっていた。
ウチの近所には善福寺公園という公園があって、このあたりでは、そこが海抜としては一番低いのではないかと思う。だから、どんなにたくさん雨が降っても、道路が冠水するようなことはなく、雨水はすべてその公園のほうへ流れていくことになっている。

が、その公園には善福寺川という川が通っていて、雨量が多いと、この川が軽く氾濫する。
確か去年の9月頃にも、台風か何かの影響でひどく大量の雨が降り、ウチの近所でも床上まで浸水した家屋があったように記憶している。それらはすべて、川沿いの低い土地のことだった。

帰宅が夜半すぎになるネムネムはさておくとして、とりあえず、リムリムは無事に帰宅してきた。
雨雲の裂け目に当たったというか、本格的に降り出す直前に家に着いたようで、帰るなり、
「あ〜、ムシムシする!」
とかいいつつ窓を開けていたら、すぐに、
「うれうれ! すっごい降ってきたよ! そっちも窓閉めて!」
というようなことになった。

雨も風もヒドいが、雷がすごい。
とはいえ、男子たるもの、雷ごときでいちいちびくついてはいられない。それに、ぼくの田舎はわりと雷がばんばん落ちていた(ような覚えがうっすらとある)ので、どんなに雷光が走ろうと雷鳴がとどろこうと、泰然として夕食の用意をするぼく。
とその時、ぼくは偶然耳にしてしまった。
稲光がほとばしり、轟音が空を震わせるたびに、リムリムが何ごとか呟いているのを!

「くわばらくわばら……」

おおお……! 何ということか! 驚いたことにこの少女は、雷が鳴るたびに、いまどきぼくの両親でも口にしないようなまじないを呟いているではないか!
「くわばら」とは、かの菅原道真が憤死の末に怨霊となってうんぬんかんぬん――などといった語源なぞこれっぽっちも知らないだろうに、なぜこの少女はそんな呪文をいちいち口にするのか? いや、そもそも彼女は誰からコレを教わったのか?

リムリムはかなり重度のおばあちゃん子なので、もしやおばあちゃんから教えられたのか――と思わないでもなかったが、確かリムリムのおばあちゃんは、ごはんの前にはかならずお祈りをする敬虔なクリスチャンだった。だから、雷の時には「くわばらくわばら……」ではなく、それこそ「おお……神よ!」というほうがしっくりくるような気もする。

どうしてそんなことをいうようになったのか、本人に聞いてみたいところだが、それによって彼女が「くわばらくわばら……」といわなくなってしまうのも面白くないので、しばらくはこのままにしておこう。

妄想 2006/05/22
『ドレス』と『攻殻』を連続で観るのは身体によくない。

それはともかく、『APPLE SEED』が格闘ゲームになるらしい。
正確には格闘&ガンアクション。発売はSEGAだが開発はドリームファクトリーなので、ぼく的には、今から『エアガイツ』の悪夢ふたたびというカンジでぶるぶるしているところである。

かの『エアガイツ』は……何といったらいいのか、それまでの3D格闘とは違う何かをやろうという意欲は感じたのだが、いかんせん、あまりにシステム面が取っつきにくすぎた。
当時のアーケードシーンは、『バーチャファイター3』やら『鉄拳3』やらの全盛期。
そこへスクウェア+ドリームファクトリーが投入したのが、
「操作は8方向レバーと上段攻撃ボタン+下段攻撃ボタン+必殺技ボタン+ガードボタン!」
とか、
「レバー入力で8方向に自由に走れる! でもガードボタンを押しながらでないと歩けない!」
とか、
「ガード+必殺技でジャンプ! 必殺技+上段+下段で投げ!」
とか、
「ガード中にレバー入力でステップ、ガード中にレバー入力2回で前転!」
といった、一時期のネオジオ格闘をやり込んでいた人間から見ても複雑怪奇な操作系の『エアガイツ』だった。

とにかく既存のゲームと差別化するためだけに複雑化したようなこれらの操作系を見て、100円を投入しようという気を萎えさせられたのを今も覚えている。
おそらくスタッフは、ジャンプ行動とレバー入力を切り離すことでフィールドを自由に移動できるようにし、広がりのある闘いを表現したかったのだとは思うが、わざわざこんなシステムにしなくても、もっと直感的にそういうことができるのだということは、のちに『ソウルキャリバー2』や『DEAD OR ALIVE2』が証明してしまった。

ぼく自身は、このシステムに加えてキャラクターにもとことん馴染めなかったが(『FF察戮離ャラのゲスト出演にはまったく食指が動かなかった)、さすがに今回の『APPLE SEED』は原作があるので、ダッシャー猪場だの鬼子母神陽子みたいなキテレツなキャラは登場しないだろう。せいぜい人型をしていないサイボーグが出てくるくらいで。

どのみち『APPLE SEED』の世界観で、しゃがみガードだのめくりだの必殺技だの、そんなのありえないだろうし、あとはもう、『無双』シリーズ並みのシンプルな操作系にしてくれればいうことはない。いや、ドリームファクトリー的には『クリムゾンティアーズ』か。

……それはそうと、画面写真だとブリアレオスが華麗なハイキックを繰り出してるように見えるのだが、これはぼくの目の錯覚だろうか。いったい彼らはどういう格闘をするつもりなのか。
そもそも超震動ワイヤーで何でもぶった切るようなサイボーグがわんさか出てくる世界で、ブリちゃんはともかく、デュナンがガーシムすら着てない状態で何をどうするのだろう?
格闘&ガンアクションと謳っているが、ひょっとして、近接時&弾切れ時のみパンチやキックで闘うガンアクションなんじゃないのか、これは?

妄想 2006/05/20
嵐の予感。

きょうはネムネム&リムリムが揃ってお友達に会いにいくというので、ぼくひとりでお留守番。
このところ、忙しさにかまけて管理がおろそかになっていたので、きのきの村の緑化計画を推進することにする。

ぼくの気のせいかもしれないが、どうもこのゲーム、勝手に花が消滅することが多くはないか?
水やりを忘れて、完全に枯れた花が消えるのは仕方ないと思う。
そういうシステムになっているのはぼくも理解しているし、マニュアルや攻略本にも明記してある。
だが、しばしば――というよりかなりの頻度で――きのうまで元気に咲いていた花がいきなり消滅するのは納得がいかない。これはどういうシステムによるものなのか。

ひとつの村に咲く花の上限というのが決まっていて、それを超えると、日付の変更と同時に、オーバーした数だけランダムに花が消えるとか、そんなルールでもあるのか。
それとも、そもそも花が消滅するという現象自体、よその村(よそのカートリッジ)では発生しない、ぼくの村だけの現象(バグ)なのか。

本当のところはぼくにも判らない。
とにかく、そんなことを考えながらあちこち花の欠けてしまったグリーンベルトをぼくが修復していると、少し前に出かけたネムネムから電話がかかってきた。
気づけば、さっきまで晴れていたというのに、外ではエラい風雨になっている。
一抹のイヤな予感を覚えつつ電話に出てみると、案の定、
「傘持たないで出ちゃった! ロフトで足止め食らってるから傘持ってきて!」
という。
「このすさまじい雨の中を予に傘を届けろとは何ごとか! このたわけが!」
と斬って捨てたいところだったが、それもあまりに可哀相だし、お友達に迷惑がかかっては申し訳ないので、きのきの村はそのままに、慌てて傘を持って家を出る。
しかし、こういう肝心な時にかぎって、
「すいません、新人なもので、このへんの地理をよく知らないのですが……」
とのたまうタクシーを拾ってしまうぼく。
まあ、間に合ったからいいけど。

……あっ!

フィーッシュ!

エンジェルフィッシュ釣れた!

ウレユサ日記33 2006/05/18
きょうは『Mi:2』公式サイト更新日。

個人的には、続編の発売まであのサイトでシリーズを盛り上げていきたいと思っているのだが、そこのブログの記事を書いていて、以前から疑問に思っていたクラークさんの階級について思い当たるものがあった。

こふでは少尉から中尉に昇進したっきりのクラークが、『メタスラ6』では少佐になっている。
誤植でそうなったわけではなく、雑誌記事でも公式サイトでも、『メタスラ』のクラークははっきり傭兵部隊少佐ということになっている。
どうしてこんなことになったのか、フィオのことを考えていてふと思い当たった。

これはひょっとすると、ターマとのバランスを考えてのことではあるまいか?

本来の『メタスラ』の主人公コンビは、マルコ・ロッシ少佐とターマ・ロビング大尉である。
そこにこふの設定のままのクラークが混じると、マルコはおろかターマよりも階級が下になってしまう。

あのクラークが、あんな納豆ごはんが好物のエセ日本人より階級が低いなんて!

ぼくがそう感じるのと同じように、古くからのクラークファンは似たような思いをいだくかもしれない。その抵抗感を払拭するために、『メタスラ』のクラークはいきなり2階級特進したのではあるまいか?

……と、ぼくはそう思うのだが、いかがか。

妄想 2006/05/16
『ポケモン』新作今秋発売決定!

発表された主人公ズのイラストを見ると、歴代主人公たちの中で一番オシャレだ。
正直、ルビサファエメラルドの主人公たちは、男女ともカラーリングのパターンが共通だったおかげでユニフォームを着ているみたいだったし、FR&LGのふたりは――特に男の子が――いかにも田舎から出てきたおのぼりさんぽかった。
それとくらべると、今回の主人公はとてもよい感じだ。
いつものようにカートリッジを両バージョン同時に買って、男の子と女の子でクリアしよう。

いや、それにしてもよかった、本当によかった! GBA版でちまちま育てたポケモンたちをDS版に移動できる仕様でよかった! しばらく『ポケモン』やっていなかったが、またヒマを見て少しずつ育てたほうがいいかもしれない。
目標はもちろん全キャラレベル100。

――と、喜び勇んで関連情報をいろいろ調べていてふと気づいた。
ひょっとすると、今年の映画版に登場する伝説ポケモンのマナフィは、映画前売券+『ポケモンレンジャー』の連動でしか手に入らないのではあるまいか?
ここ数年の間に公開された『ポケモン』映画では、前売券についているチケットと交換で、GBA版『ポケモン』のレアな伝説ポケモンをゲットできるような仕組みになっていた。デオキシスしかり、ルギアしかり、ミュウしかり。
それが今年の映画では、GBA版の『ポケモン』とは連動せず、DS版『ポケモンレンジャー』と連動するという。そもそも昨年のチケットでゲットできたミュウを最後に、GBA版『ポケモン』のポケモン図鑑はコンプリートできるようになっていたわけだから、それも当然だろう。

だからそのニュースを聞いた時、ぼくは、「さほど急いで前売券を買う必要はないな」と思った。別に『ポケモンレンジャー』が面白くないとはいわないが、しょせんはスタンドアローンの外伝的ソフト、本家『ポケモン』との連動がないのなら、さほど根を詰めてやる必要はないと考えていたのだ。

ところが今になって公式サイトなどの情報を総合してみると、今年の映画の前売券についているチケットでは、『ポケモンレンジャー』の特別ミッションとやらの配信を受けられるらしい。そしてそのミッションをクリアすると、今年の映画に登場する伝説ポケモン・マナフィのタマゴが入手でき、そしてそれを秋に発売されるDS版『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』に転送できるというのだ。
これはもうアレだろう、「みんな『ポケモンレンジャー』を買って映画を観ろ、でないとマナフィは手に入らぬ!」ということに違いない。

かくいうぼくも、『ポケモンレンジャー』は持っているのだが、グッドルッキングかつアタマの悪いゴーゴー四兄弟が初登場したあたりでやめてしまっている。ヘラクロスのキャプチャに何度かしくじって、それっきり放り出してしまったのだ。
やはり今のうちに攻略本を手に入れて、やり残しがないようにクリアしておくべきかもしれない。

ちなみにゴーゴー四兄弟というのは、ゴーゴー団なる悪の組織の幹部である。

四兄弟

左から、バイオリン担当ミライ、コンガ(?)担当ヨウジ、ギター担当ヤライ、ベース担当ユウキ。
登場する時はかならずひと節歌い上げる

妄想 2006/05/15
『エイリアンプラネット』

という番組がある。
たぶん、古くは『アフターマン』、少し前なら『フューチャーイズワイルド』といった、架空の生態系の中で生きる生物群をシミュレートして最新のCGで見せるという、いかにもディスカバリーチャンネルが好きそうなアレだ。
そして、ぼくは『アフターマン』も『フューチャーイズワイルド』も大好きな人間である。
DVDを買ってまで観ようとは思わなかったが、テレビで普通に観られるのであれば、やはりこれは一度観ておかねばなるまい。

前述の2作品が、人類滅亡後の超未来の地球の生態系をシミュレートしたものだったのに対し、『エイリアンプラネット』は、未来の人類が太陽系外の地球型惑星に人工知能を搭載した探査機を送り込み、そのカメラを通して地球外生命体の生態系を調査する、という形を取っている。
『アフターマン』や『フューチャーイズワイルド』に登場した生物たちは、たとえば地上生活に適応して翼の代わりに二足歩行するようになったコウモリの子孫とか、ペンギンが進化して鯨みたいに巨大化したヤツとか、そういう、現在の地球に存在する生物のバリエーションだったが、『エイリアンプラネット』の場合、そのタイトル通り、登場するのはすべて妙ちきりんな生物ばかりだ。

まあ、「何百万年も前に海の大半が蒸発した、地球とはかなりかけ離れた環境にある惑星(作中では「ダーウィン4」と呼ばれている)」という設定なので、これで地球上の生物に似た生き物がふらふらしていたら、それこそかえってヘンだということになるのだが、それにしても――と思う。

ウルトラザウルス以上に巨大で、背中に樹木をはやしてその糖分の供給を受けながら、養分のある土地を捜して移動を続ける三本足の陸上生物とか。
進化の過程で左右の前脚と左右の後ろ脚がそれぞれひとつに融合し、前脚1本&後ろ脚1本で高速移動するバイクのごとき二足歩行生物とか。
体内に蓄積したメタンガスを燃焼させてジェット推進で飛行する、全幅15メートルもあるような足のない飛行生物とか。


いや、そういう進化がありえないとはいわないのだが――どうもその、デザインラインが……。

……ラグオル?
とにかくアレだ、みんなD因子の侵食を受けているとしか思えないのである。
言葉にしていうなら、ゴツゴツしたキテレツな形状+全身に走る微発光する破線状のライン+コア状の発光体。
登場する生物の大半が、メランとかアランとかパンアームズとかオルガフロウとか、ああいうデザインだと思ってもらえれば間違いない(そしてもちろん、ラグオルの変異生物のほうがカッコいいが)。

結局、ぼくが『エイリアンプラネット』を観て思ったのは、「いつか本当に人類がこんな不思議な生物に遭遇するのかもしれないなあ」ではなく、「早くPSUが発売されないかなあ」だった。

妄想 2006/05/14
実は最近、ウチにケーブルテレビが入った。

そもそも今の家を借りた時、屋根の上にはテレビアンテナがなかった
テレビが壊れたわけでもないのにあまりに映りが悪いので、もしやと思って前の通りから屋根を見上げてみたら、見事なまでにアンテナがない。
以前ここに住んでいたというこの家の持ち主さんはどうやってテレビを見ていたのか。もともとテレビを見ない人だったのか。
ともあれ、ぼくはテレビが見られないと死ぬ人間なので、速攻で電気屋さんを呼び、アンテナを立ててもらったのだが、すでにその時に受信状態をチェックした電気屋さんが、
「あー、やっぱりゴースト出ちゃいますね」
などという。確かにテレビを見てみると、アンテナがなかった頃とくらべれば段違いだが、なるほど、うっすらとゴーストが出ている。たぶんこれは、家のすぐ正面に某女子大の校舎がそびえているせいだろう。

もっとも、アナログ地上波でテレビを見ているかぎり、このゴーストをどうにかする方法はない。当時のぼくにはどこかのBSに加入するつもりはまったくなかったし、ネムネムやリムリムの意見も聞かずに勝手にあれこれ決めるわけにもいかなかったので、結局、テレビの受信状態についてはそのままになっていた。

それが、このゴールデンウィーク前。
このあたりでまとまった工事をするといって、J:COMの人がやってきた。
やはりこのあたりに住んでいるほかのお宅のみなさんも、アナログ地上波に出るゴーストに悩まされていたそうで、多くのかたがたがケーブルテレビに乗り換えつつあるという。
なので、この機会にこちらでもいかがですか――という話だった。

自分であれこれ調べて加入するのは面倒だが、向こうから話を振ってきてくれたとなれば話は別である。ぽんぽんぽんと話は進み、ケーブルの引き込み工事も先週末に無事に終わって、今は地上デジタル放送もBSもいろいろと見放題である。

そんな中、ぼくが真っ先に何を観たかというと――。

つづく。

ウレユサ日記32 2006/05/13
渡米していると思われたF氏はネット上に潜伏していた。

今、本業の合間に、ちょぼちょぼと『Mi』関連の文章を書いている。
どういう種類の文章なのかは秘密である。
ただ、この先もいろいろな種類のものを書いていくことになるだろう。
先はまだまだ長い。

ふと思い返してみると、ぼくが初めてSNKキャラを書いたのは、今から10年以上も前のことになる。
ちょうど10年前、ぼくは『'96』で初めてこふのノベライズをやらせてもらったのだが、実はその前の年、今は亡き新声社で、『餓狼伝説3の謎』という企画本を書いていた。全体の分量の、ほぼ3分の1ほどは書いただろうか。あの本は数人のライターさんでの分業によるものだが、ぼくはおもに、マリーやボブ、山崎といった新キャラの項目を中心に書かせてもらった。

しかし、本当はさらにその前に、同じく新声社が立ち上げようとしていた投稿雑誌『ゲーメストワールド』の創刊号でも、ぼくはSNK絡みの仕事をしていた。
この雑誌は、イラストやショートストーリー、コスプレ写真など、とにかくほぼすべての企画が読者からの投稿によって成り立つ雑誌だったのだが、創刊号を作っていた時点では、編集部的に満足のいく数の投稿が集まっていなかったらしく、編集さんから「一般読者のフリをして投稿作を書いてくれ」と頼まれ、ショートストーリーを1本書いた。
ちなみに、あくまで投稿作なので、確か原稿料はなかった(同時に嬉野秋彦名義での仕事も受けていたので、そちらに加算されていたのかもしれないが)。

この時ぼくが一般読者として書いたのが、『餓狼3』前夜、奇跡の復活をとげてサウスタウンに舞い戻ってきたギースを描いた短編だった。
ビリーをおともに連れてイーストアイランドにやってきたギースが、ギースタワーを見上げて物思いにふけりつつ、療養中に長く伸びてしまった髪がボガード兄弟を思わせて験が悪いから切りにいこう――みたいな話だったと思う。
たぶん、今見るとヒドく稚拙な文章なのだろうが、その時の本誌もテキストデータもすでに手もとにないので確認のしようがない。が、とにかくそれが、ぼくがSNKキャラを文章で書いた最初だった。

最初からギース。そしてビリー。
濃い。

妄想 2006/05/12
まずは中間報告。

ネムネムの発案でスタートした簡易家庭菜園だが、今のところ、きちんと芽が出て順調に伸びているのは、ぼくのルッコラと、ネムネムがいちごとともに用意したオクラだけだ。
ネムネムのメインであるはずのいちごと、リムリム期待のレモンバームは、いまだ発芽のきざしすらない。
ああ無情。

それはそうと、Wiiで開発中の『大乱闘スマッシュブラザーズX』に、ゼロスーツサムスが登場するのだそうだ。
実をいうと、ぼくは『スマブラ』シリーズをやったことのない人間だ。
なぜかといえば、キャラ的に惹かれるものがないというか、「こいつ使いてえ!」と思うキャラがあまりいなかったからだ。

このゲームに登場しているキャラの半分くらいは、ぼくはその出展元のゲームをよく知らない。
ファミコンのディスクシステム大好き人間だったにもかかわらず、ある時期、ぼくは任天堂の商売のやり方がとてつもなく嫌いになって、ちょうどその頃に次々とリリースされていた任天堂作品のキャラは、名前は知っていても中身は知らないのだ。
今あらためてGC版の25キャラを眺めてみると、「このキャラが出てくるゲームなら知ってるぜ!」と胸を張っていえるのは、『ポケモン』系の4キャラに赤いM&緑のL、ドクマリ、マルス、こどもリンク、アイスクライマーにサムス・アランくらいのものだ。ほかのキャラが登場するゲームはまったくやったことがない、もしくはほとんどやったことがない。
そのくらいぼくの任天堂アレルギーはひどかった。

もっとも、そのアレルギーも社長が交代して以降はずいぶんと薄れ、むしろ任天堂びいきといえるほどになったが(まあ、セガがハードメーカーやめたしね……)、そこに来てこの新『スマブラ』である。
おそらく世の人々の興味は『MGS』のスネーク参戦というところにあるのかもしれないが(あのムービーには笑った)、ぼく的には、ゼロスーツサムスの参戦で、『スマブラX』を買うことが決定したといってもいい。

『メトロイド』シリーズのサムス・アランといえば、バリアスーツだのグラビティスーツだの、さまざまなバトルスーツに身を包んで戦う銀河一の女バウンティハンターという設定だが、ゼロスーツというのは、初代『メトロイド』のリメイク版『メトロイド ゼロミッション』の第2部で、彼女が初期状態から使っているスーツのことを指す。
などというと、何だかスゴいバトルスーツを想像する人もいるかもしれないが、つまるところ、これはただのボディスーツである。
実は『ゼロミッション』のサムスは、第1部で見事に宇宙海賊の本拠地を破壊するのだが、My宇宙船の中でリラックスしていたところを海賊の生き残りに不意討ちされ、バトルスーツなしの状態での過酷なミッションをしいられてしまうのだ。

これは攻略本の表紙に描かれたサムスだが、

ゼロスーツ

誰がどう見ても、ゼロスーツなどと仰々しく名づけるようなものではない。ぶっちゃけ、いつものゴツいバトルスーツの下に着ているただのアンダーウェアである。下着である
当然のように、この全身レオタードの防御力は哀しいほどに低く、おまけに攻撃手段は貧弱なハンドガン1丁、いつものようにボール状に丸まって爆弾をばらまくことも不可能ときている。敵と戦うというより、むしろ敵に見つからずに必死に逃げ続けることしかできないような、貧弱な性能の“スーツ”だ。

ことほどさように弱いという設定のサムスを、わざわざ新キャラとして参戦させてきたのはなぜなのか――そういう設定を反映させた性能のキャラになるのかどうか、今のところは不明である。
だが、金髪碧眼のオトナの美女という点だけで、ぼくはもうこのサムスを使おうと心に決めている。

あらん!

おまけ。
『ゼロミッション』クリア時に表示されるエンディングイラスト。
任天堂のゲームとは思えないアニメ絵のこの女性がサムスさんである。

妄想 2006/05/11
ようじょあいこうかのくせにくーら・だいあもんどをしらなかったのか!

ひょんなことから某ひむひむと吉祥寺でランチ。お仕事の話をするために顔を合わせたのだが、いつの間にか「旧X-boxはGCを置く台にちょうどいい」、「昔のセガハードはアダプターのコネクター部分がゆるい」といったヘンな話題に。
おたがいにゲームが好きなので、そういう方向の話題に花が咲くのはいいのだが、しかし、日中から『デススロットル』について熱く語るのはいかがなものか。

いや、語ったのはおもにぼくなのだが。

妄想 2006/05/09
ヒーホー!

暇を見て『葛葉ライドウ』をやっている。ネムネムは『大神』がやりたいとほざいていたような気もするが、いっかなソフトを買ってくる様子がないので、先月の終わりにクリアしたデータを引き継ぎ、現在2週目のラストダンジョン滞在中。

このゲームでは、一度パーティに加えた仲魔(誤字ではない。仲間になる悪魔だから仲魔なのだ)は即座にデビルカルテというものに登録される。登録ずみの仲魔は金さえ払えばいつでも召喚が可能なのだ。
そして――コレが重要なのだが――1週目に製作したカルテは2週目にそのまま持ち越される。つまり、通常では出現する悪魔を捕らえて仲魔にしなければならないところを、2週目以降は経済力でいかようにもできるということだ。
1週目で、何匹もの悪魔を合体させ、成長させ、また合体させ、役に立つスキルをうまく継承させて苦心の末に誕生させた強力な仲魔を、2週目では、そういう面倒な手順ナシに、いきなり金にものをいわせて手に入れることができる。
もちろん、ライドウくん自身のレベルを超える仲魔は召喚できないので、2週目開始直後に「アラハバキ召喚!」などというサギ臭いことはできないが、それでも、プレイ効率はかなり上がる。
あまりにさくさく進みすぎて、ラストダンジョンに突入した際のレベルが1週目の時より5つも低い。

とはいえ、今回の目的はクリアではない。
ラストダンジョンでライドウくんのレベルを上げ、1週目でカルテに登録できなかった高レベルの悪魔たちを登録し、コンプリートするのが目的だ。
その一環として、2週目以降でなければ作れない特殊な悪魔、ライホーくんをさっそく作ってみると、

ホー!

「ライホー! ライホー!」
「ライホー! ライホー!」


ネムネムとリムリムが揃って食いついている。
そうか。きみらは丸まっちくて可愛ければとりあえず何でもいいんだな。

妄想 2006/05/07
リベンジの時来る!

田舎で大自然に触れたからというわけでもないのだろうが、ネムネムがいきなりガーデニングに目醒めた。
といっても、ウチにあるのは玄関前のコンクリートで舗装された駐車スペースくらいのもので、土をいじれる庭などはない。なので、そのへんの店で買ってきた花だの種だのを小さなポットに植えて、せめて玄関先だけでも華やかにしようという計画らしい。
「わたしも何か植えたいんだけどー」
吉祥寺のユザワヤで買い物中、リムリムがそんなことをいい出した。
「綺麗な花がいいなー。千日紅とかゼラニウムとか」
「あなたはこういうのにしときなさい」
そういってネムネムがリムリムに選んでやったのは、オレガノやらレモンバームやらのハーブ系だった。
「え〜? 地味〜」
「地味じゃなくて清楚っていいなさい。今のあなたに一番欠けてるものよ」
「それじゃそういうネムネムは何植えるのよ〜?」
「わたしはこれよ」
「四季なりイチゴ?」
「今年こそ勝つわ、わたし――」
なのめならぬ決意をその瞳にたぎらせ、レジへと向かうネムネム。
ぼくはその背中に、復讐に生きる女の凄みを見た気がした。

ネムネムが育てる植物は実を結ばない。
別にネムネムの手から謎の毒素や放射線が出ているわけではなく、ただ単に、世話をしないとか運が悪いとか、そういった理由で実を結ばないのである。
オールインワンのキットで買ってきたワイルドベリーは発芽すらしなかった。
ブルーベリーの苗は鉢に植え替えるのを面倒がっている間に枯らした。
コケモモの苔玉もすでに干からびた。
ネムネムという女性の歩んできた道には、かくも多くの屍が横たわっている。

おそらくネムネムは、ワイルドベリーやブルーベリーの仇をストロベリーで取ろうとしているのだろう。
ぼくはこの先、彼女の戦いを静かに見守らねばなるまい。

ちなみに、ぼくはルッコラを育てることにした。何となくテキトーに水だけやっていれば育ちそうだし、収穫期に実がならなかったといって敗北感にさいなまれることもない。ちょろりと伸びればそれでぼくの勝ち。
ぼくは負ける戦いはしない主義だ。

妄想 2006/05/06
ちょっと実家に帰っていた。

ぼくの実家は栃木県の南のほうにある。
週に何度かSLが走る第三セクターのローカル線があることで、ごく一部では有名なのではないかと思うが、とにかくそういう田舎だ。

だからというわけではないが、ウチの実家の庭先で、キジを見た。
「キジがいる」
庭に出ていたぼくがそういうと、家の中で『ぶつ森』をやっていたネムネムがいそいそと外に出てきた。
「どこ? マジで?」
「あそこにいる」
ウチの実家の庭は、どちらかというと家庭菜園といったほうがいいような庭なのだが、その端のほう、緑の草がもっそりとしげるあたりに、真っ赤なトサカを持った鳥がひょっこり顔を覗かせている。トサカの赤さや黒とも緑ともつかない艶のある首周りのカラーリングはシャモを思わせるが、その下に続く翼の部分は茶色っぽい。
何より、剣の切っ先のように鋭く細長く伸びた尾羽は明らかにキジのソレだ。

野生のキジたちが、ウチの庭を含むこのへん一帯を自分のテリトリーにしているという話は、実は前々から親に聞かされて知っていた。数年前にも、同じ庭をうすうす散策しているキジを目撃したことがある。
ただ、その時見たのはヒドく地味なメスのキジで、オスのキジを目撃したのは今回が初めてだった。クジャクなどといっしょで、キジもまた、メスよりもオスのほうがずっと派手なのである。

どうやらそのキジはエサになる虫やミミズを捜しているらしく、ときおりけったいな鳴き声をあげながら、しげみの中に首を突っ込んでうすうすやっている。
ほんの数メートル先にいる人間を警戒する様子もなく、悠然と何かをついばみ続けているキジを見て、ぼくはまたエラくふてぶてしい鳥だと思っただけだったが、鳥好き人間のネムネムは、都会ではまず見られない野鳥(?)の出現にいたくご満悦のようだった。

しかし、だからといって、
「うれうれ! アレ生け捕りにして!
とかいわれても困る。

妄想 2006/05/03
ムーディにアレンジされたルパンのテーマが聞こえる。

世間的には、きょうからゴールデンウィークの後半戦がスタートしたことになっているらしい。
ということは、前半戦に当たるのは4月29日&30日の連休だったのか。
しかし、よくよく考えるまでもなく、学校に通っている子供たちにとっては、あんなものは毎週やってくる週末の2連休でしかなく、おまけにそのあと5月1日&2日と普通に授業がある以上、とてもじゃないがゴールデンウィークの前半戦とは思えないだろう。
さらにいうなら、学校に通っているコドモにスケジュールを合わせる必要があるオトナにとっても、それはやはりGWの前半戦とは思えない。

そうしたしがらみのない――たとえば身軽な大学生だとかひとり暮らしの若いサラリーマンなら、1&2日もお休みにして、4月29日から5月7日までブチ抜き9連休ということも可能だろうが、するとアレか、この場合の前半後半というのは、前半4連休&後半5連休という意味なのか。

いずれにしろ、学校に通っているリムリム&会社に勤めているネムネムがいるかぎり、ぼくにとってのGWはきょう始まって7日に終わる。

軽く仕事があるというネムネムを吉祥寺まで見送ったあと、ぼくとリムリムは、バケツを買うためにロフトへ向かった。
吉祥寺では、毎年GWに合わせて、「吉祥寺ウェルカムキャンペーン」というイベントがおこなわれる。たぶん、連休中もがっちりお客さんをこの街に引き寄せようというたくらみのもとに開催されているのだとは思うが、その開催期間中、吉祥寺のいたるところで、「吉祥寺音楽祭」と称して大小さまざまなコンサートが開かれる。
バスのロータリーでおこなわれる無料のものもあれば、吉祥寺シアターや銭湯(!)を会場に使った有料のコンサートもある。どう見てもアマチュアなジャズメン、近隣の大学の吹奏楽部やセミプロっぽいバンド、果てはフルートの調べに乗せた志茂田影樹の読み聞かせだの木根尚登のライブだのまで飛び出すような、ヒジョーにバラエティに富んだ音楽祭だ。
……そういえば、ぼくが初めて買った12cmシングルは、古いほうの『吸血鬼ハンターD』のテーマソングに使われていた「Your Song」だった。今から20年以上も前、まだTMがぜんぜん売れていない頃の話。

で、閑話休題。
とにかくそういうくらいにあちこちでいろんなバンドが演奏しているので、街を歩いていればルパンのテーマのひとつやふたつは聞こえてくる。
が、それに反応したのはぼくだけで、リムリムはノーリアクションだった。
世代の差というものを強く感じた一瞬。

ちなみに、なぜバケツが必要になったのか――それは秘密だ。

妄想 2006/05/01
暑い。

何度かいったことがあるかもしれないが、ぼくは暑いのが苦手だ。
太っちょだから? ――もちろんそれもある。
が、こんなぼくでも幼少期や極貧の学生時代はずっとスリムで、でも、そんな頃からぼくはヒドく暑がりだった。
冬でもまずセーターは着ない。たとえセーターを着る時でも、下にはTシャツ1枚、上にはジャケット1枚程度の重ね着しかしないようにしている。そうしないと、ただじっとしているだけでも大汗をかいてしまい、逆に身体を冷やして風邪をひきかねないからだ。
ホンジャマカの石塚英彦は、「ぼくにとっては2月が適温!」みたいなことをいっていたが、あれほどではないにせよ、ぼくにとっては3月くらいが適温に思える。4月はもう暑さが忍び寄ってきているのが判るからそれだけでイヤ、5月になるともうダメだ。不意打ち気味にきょうのような日があるので余計にそう思う。

なぜぼくはこんなに暑がりなのだろう?

実はぼくは、3歳の頃に大ヤケドをしたことがある。

あの時ぼくは家の中でひとりで遊んでいた。どういう状況だったか忘れたが、とにかくぼくひとりだった。
そのうち、台所のほうから甘い匂いがただよってくるのに気づいた。どうやらそれは、流し台の上に置かれたボウルからただよっているらしい。
ぼくは鼻をくんくんさせながら背伸びしてみたが、ボウルの中に何が入っているのかは判らなかった。3歳児の身長では、流しの上のボウルの中身までは確認できなかったからだ。
何となくイチゴっぽい匂いがするのに惹かれて、ぼくは手を伸ばし、ボウルの縁を掴んだ。
ところがそのボウルの中には、母親の手作りイチゴジャムが入っていたのだ。それも、ぐつぐつと鍋で煮た直後の、荒熱を取っている状態のジャムである。
それを頭から浴びて、ぼくはヤケドしたのだ。
食い意地が張っているとロクな目に遭わないといういい教訓である。

ひるがえって考えるに、ひょっとしたらあのヤケドがぼくの暑がりの原因なのではないか。
ヤケドをした時に、皮膚の下の汗腺がダメになったかおかしくなったかして、それで発汗機能が正常にはたらかず、普通の人なら何でもない気温で大汗をかいてしまうのではないだろうか。

……というようなことを、以前、ウチの母にいったことがあるが、「そんなことはない」と一蹴された。
どうやらぼくの暑がりは、特に何のせいということもなく、単なる生まれつきらしい。

さいわい、ぼくはイチゴ嫌いにはならなかった。